今年の桜は開花が予想より早く、開いたと思ったらもう満開ですと慌ただしいことこのうえなかった。花見日和に生憎、予定が入っていたりとタイミングも悪く、そんなこんなで、実はこれぞお花見〜というショットが今回はあまりない。
さらにお天気の具合が今一つといったことで、やや充実感に欠ける“お花見”レポート
になることをまず申し上げておく。
そして、二回に分けてアップすることになるが、一回目が4月3日の新宿御苑。4月5日の多磨霊園、4月6日のおまけの高幡不動尊、4月7日の浅草寺の桜。2回目がそんな不作の今年の花見のなかで、ちょっと新鮮な驚きを感じた4月6日の都立滝山公園(八王子市)は少しくわしく案内することにする。
それでは、日付順にどうぞ。
4月3日の新宿御苑、これは家内が友人とランチ込みの花見(花より団子)のショットです。
風が強く、曇り日であったため、爽快な花見というわけではなかったそうだ。
ただ、風のおかげで、この桜吹雪は見事にその雰囲気が出ているので採用した(偉そうにという家内の声が聴こえそうではある)。
4月5日の多磨霊園の桜並木。
その二、三日前のニュースで満開の映像が流れていたので、急遽、花見ついでの墓参となった。
そんな心がけであるから、途中からパラパラと雨が落ちてくるといった天候で、まぁ、霊園の花見だからこれはこれで風情があると負け惜しみのひと言。
そして、我が家の菩提寺は、梅が中心で桜はこの枝垂桜のみであるので、ここに掲載する。根元近くのハナモモがきれいだったので、これもまぁいいかと・・・。
4月6日は滝山城址公園へ行く途中に、高幡不動尊の桜もまだ何とか大丈夫だったので、一枚アップしておく。
4月7日は平成中村座の公演を見に浅草へいったので、浅草寺境内の桜もまだ何とか残っていたので、どうぞ。これまた、雨模様の天気で色合いが今一つで残念であった。
ただ、たまたま伝法院が公開中とのことだったので、初めて小堀遠州の庭を拝観した。
その大書院の横に大きな枝垂桜があった。
これも空が青かったらなぁと、嘆息。真青なる空より枝垂れ桜かな・・・とはいきませんでしたな。
しかし、こんなりっぱな庭がこの都内にあったとは、東京はなかなか奥深いと感慨にふけったところであった。