割烹「やました」天下の珍味を堪能!(上)(09.1.16)
割烹「やました」天下の珍味を堪能!(下)――京都グルメ
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食欲の秋!! 京都の「やました」で満喫しました。確実に体重計の針は右に振り切れました。そして翌日のお昼のそば会席「澤正」で食が進まなかった原因は、何と「やました」にありました。写真を見ていたら、こんなに食べているんだから、そりゃ、お昼は会席はないでしょう。そば一枚程度でよかったのだと深く反省しています。
それはそうと、今回の御奨めは二品です。
一品目が、何と、十月にも拘わらず鱧(はも)であります。花島氏によれば、秋鱧は脂がのっておいしいんだと言うのです。京都→夏→鱧という単純脳の持ち主には、うん?という感じでしたが、松岡さんの「今日あたりで最後です」のひと言で、「もちろん、お願いします」でした。
そしてお味はというと、これは、またなんという美味!!
本当に脂がのった肉厚の鱧を思いがけずにいただいた気持ちは、もう、正月と盆が一緒に来た気分。ちょっと古すぎる表現ですが、古都京都の秋の夜です。許してください。
もう一品が、京都には鯖街道なんて名前があるように、鯖鮨(これホテルにお持ち帰りしちゃったんだよね。食べ過ぎダ!!)・・・ではなく、鯖の刺身でした。これまたビックリ!! 関サバではない、若狭?の鯖でした。いやぁ、張り切って食べちゃいました。おいしかった。
今年最後の「やました」の夜は、いつもどおり賑やかに看板まで長居をしてしまいました。こうやって写真を見ると、またまた食い意地の張った一夜でありました。
岩牡蠣でした・・・
松岡さんの包丁さばき
丁寧にオコゼをさばきます
花島さんがオコゼの骨抜きを念入りにやります
そして、オコゼの薄造りが目の前に
残った骨もコンガリ唐揚げ、これ絶品!!
やったぜ、花島さんの破顔一笑!!
これも食べてたんだ!!
笑顔の松岡さん、新入りの川飛君をよろしくね!!
そして残念だったのは、大将の山下茂氏がわれわれの訪れた日から骨折した足のボルトを抜くため入院したとのことで、一年間のお礼が言えなかったことでありました。また来年、元気になった大将の包丁でおいしい料理をいただくのを楽しみに「やましたレポート」を終わります。