彦左の正眼!

世の中、すっきり一刀両断!で始めたこのブログ・・・・、でも・・・ 世の中、やってられねぇときには、うまいものでも喰うしかねぇか〜! ってぇことは・・・このブログに永田町の記事が多いときにゃあ、政治が活きている、少ねぇときは逆に語るも下らねぇ状態だってことかい? なぁ、一心太助よ!! さみしい時代になったなぁ

炎としゃぼん

値段は裏馬場・料理は代官山の“炎としゃぼん”=高田馬場グルメ

半文居(はんぶんこ)ーー銀座グルメ編
豊島区高田3-10-24 第二大島ビル1F

03-6380-2566


炎としゃぼん
炎としゃぼん

いまや伝説の店となった銀座三丁目の「半分居(はんぶんこ)」を営んでいた長谷川圭さんがその料理の腕をふるう店が高田馬場にある。JR高田馬場より歩いて5分ほど、通称、裏馬場と呼ばれる神田川沿いの地にお店は立っている。

伝説となった銀座三丁目・半分居と長谷川圭氏
高田馬場駅と早稲田通
早稲田通りと高田馬場駅

その名を“炎としゃぼん”という。

裏馬場・神田川沿いにある”炎としゃぼん”

和の料理人と洋のシェフがそろい和の静寂と洋の躍動を上品に融和させた料理・メニュー造りが見事である。



  
柱に飾られる”炎”と”しゃぼん”
DSCF7306
ゆったりとした空間にカウンター席とテーブル席が・・・

開店当初に一度伺った時には、その和洋融和がまだ不十分でどこかチグハグさを感じさせられたものだが、ほぼ一年ぶりに訪ねて見たところ、“裏馬場”という語感が発するイメージとは対極にある洗練された落ち着きをもった紳士淑女のディナー料理へと進化していた。

新鮮な海の幸
”和”をイメージさせた新鮮な海の幸と生山葵

値段は“裏馬場”、料理は“代官山”と、お得感満載の“炎としゃぼん”である。

洋の料理
”洋”のあしらい
色々な調理で飽きさせぬ牡蠣料理
豊富な牡蠣料理
牡蠣料理

また、左党のわたしにとって、“炎としゃぼん”の日本酒とワインへのこだわりが嬉しい。当日、薦められたワインはワインへの薀蓄も語れぬ自分でも、供された料理にとてもマッチした舌触りで素直においしいと言えるものであった。

シャンパン
シャンパン
スープ仕立ての白味魚
スープ仕立ての白身魚

高田馬場はわたしにとってほとんど土地勘のない場所である。しかし、こうした素敵な大人の店ができたことで、これから少しずつ表馬場、裏馬場の良さを発掘出来ていけたらいいなと感じている。 

椎茸と和布の見事な和のアンサンブル
椎茸と和布のしゃぶしゃぶ、これはシンプルだが、これぞ”和”の逸品!!
上品な味付けの肉料理
品の良いお肉料理

実際に当日、ご一緒した先輩はもう“炎としゃぼん”を再訪されたというではないか。ブログアップをひと月近くも、もたもたしている内にさっさと先を越され、歯ぎしりしきりの彦左である。

いつしか賑わう店内
いつしか賑わうカウンター

そして次回は“和”を中心としたメニューも愉しんでみたいと考えているところである。

半文居(はんぶんこ)ーー銀座グルメ編4

伝説の復活・レストラン半文居(はんぶんこ)が築地に降臨!!
値段は裏馬場・料理は代官山の“炎としゃぼん”=高田馬場グルメ

ワインバー・フランス料理 ★★★★★

     中央区銀座3-4-1(電話:03-5524-0428)

 「半文居」という文字を目にしたとき、読み方に苦労した。そしてこうした店名をつけた店にありがちなオーナーの「こだわり」の押し付けを懸念しつつ、お店を訪れた。知人に紹介され、その仲間と二人でお店に向かった。

 銀座三丁目という一等地に構えるお店、さてどうなることやら。大きな道からビルとビルの間の隙間のような筋に入り込むと、そこにビルの谷間のような狭い空間が現れる。左手に曲がると正面に粋な暖簾のかかった鮨屋が目に入った。「う~ん、こっちも外見は捨てがたい・・・。でも値段は張りそう・・・」

 浮気をせずにその左手に置いてある手書きの看板に目をやると、そこに目的の「半文居」があった。「はんぶんこ」と読むのだと、知人に教えられ、ドアを開けた。かなり小さなお店である。入ってすぐ右手にテーブル席が二つ、そして正面に鍵型のカウンターがある。いたってシンプルな造りである。お客は12人ほどでいっぱいになるという。

半文居の表

半文居オーナー1

 

 

 

 

 カウンターに落ち着き、挨拶をすませ、店内にゆっくりと目を凝らすと、店造りに対するオーナーのさりげないこだわりが伝わってきた。簡素だがどこか気分をほぐしてくれる雰囲気が店内に漂っている。これはいったい何だろう・・・。趣味の押し付けとも違う・・・。

 メニューが出てきた、というより運ばれてきた。緑地の黒板?であった。そこに本日のメニューが前菜からずらっと白墨(チョークとも言う)で、オーナーシェフ自らの手によって細かく書き込まれていた。そして当日のお勧め料理には☆印が頭に打ってある。

 ☆印を中心に、友人のお勧めの品も注文した。最初の前菜がゆっくりとテーブルに置かれる。盛り付けのしゃれ方は満点。つい、箸、いやフォークが動く・・・。

 この夜は前菜として

 ・石垣島産ミニアップルマンゴーとイベリコ豚の生ハム

 ・サマートリュフ入り冷製カルボナーラ2007

 ・穴子のカリカリ焼き 茄子とズッキーニのタルタル添え

 メインディッシュが

 ・オーストラリア産仔羊の燻製とスパイス風味のスペアリブ

 それでは、おいしい赤ワイン(フルルドジョンゲイ)でまずは、乾杯!

ワイン

オーナー2

子羊料理

 

 

 

 

 

 

 運ばれてくるお皿はなかなか手の込んだ料理と、えっこの食材をといったアイデア一杯の調理にご満悦。

 デザートはいちじくと胡麻のアイスでした。ごちそうさまでした!

 銀座の露地にひっそりと「グルメの旅人」たちを待っているお店・・・「半文居」。

 「文化を分かち合う場所」という意味で「半文居(はんぶんこ)」と、命名したのだと説明してくれるシェフをいつしか「まじめな人で、心中に熱いもの」をもつ人なんだと納得している自分。

 すてきなひと晩でした・・・。

 また今度はわたしが友人たちを連れて、いろいろな心の文化の交流をしたいと思っています。


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