2010年、紅葉の名所、「塔のへつり」の紅葉は、まだ見頃(11/4)
11月5日、五色沼(正式名称:五色沼湖沼群)のなかで最大の毘沙門沼で紅葉狩りをした。もうピークは越したものと思い訪ねたので、この紅葉の美しさは望外の喜びであった。
紅葉真っ盛り!
五色沼湖沼群は湖底の鉱物成分により、湖面の青色がさまざまな色を見せてくれることで有名だ。
散策した毘沙門沼の湖面は青緑色をしていた。
毘沙門沼には、二酸化ケイ素と酸化アルミニウムの水和物である「アロフェン」と呼ばれる火山灰土壌特有の粘土鉱物が微粒子としてたくさん溶け出しているという。そのアロフェンの青緑色を湖面はそのまま照らし出しているのである。
沼の朽木
湖畔を散策し、青緑に映える湖面と裏磐梯の紅葉が綾なす独特の色彩は、非日常世界にいるような不思議な感覚を私にもたらした。
豪奢な紅葉
不思議な色彩世界
モミジとカラマツの紅葉・黄葉
裏磐梯の素晴らしい秋を十二分に堪能した一日であった。