2週間の夏休み明けを終えたみのもんた氏は、16日のTBS「みのもんたの朝ズバッ!」(530830)の番組内で、CMのあとの555分に「BPO(放送倫理・番組向上機構)見解」を手にして、「25ページにわたる見解文を読んだ。そのなかでわたしの司会のコメントのあり方につき指摘を受けた。40数年間、司会業をやってきたが(指摘された点について)素直にお詫び申し上げたい」と深く頭を下げた。

 

そして「今後、(この見解を踏まえて)朝ズバッをしっかりやっていきたい」と述べ、終戦記念日の昨日、沖縄にいたことを明かし、「今後、いい番組を作りたい。視聴者の皆さんの応援をよろしくお願いいたします」と再度、一礼をした。この間、約2分間であった。

 

みの氏は今年1月の同番組内で不二家問題において「廃業してもらいたい」等の断定・断罪的コメントをした。BPO(放送倫理・番組向上機構)の放送倫理検証委員会(川端和治委員長)6日発表した「TBS『みのもんたの朝ズバッ!』不二家関連の2番組に関する見解」のなかで同氏の一連のコメントにつき「繰り返しこの番組を視聴したが、その口調や表情から『激励の思い』を汲み取れる内容とはなっていなかった、と判断せざるを得ない」と断定しており、休暇復帰後の最初の同番組において本人の口による初めての謝罪となった。

 

今後は「1月22日に放送された番組には重大な放送倫理上の問題があったことを厳しく指摘せざるを得ない」とBPOに指摘を受け、「内部告発という微妙な情報を扱う場合にふさわしいかどうか大いに疑問のある制作環境を作り、許容してきたTBS経営陣にも問題がある」と指弾されたTBS経営陣が、誠実で然るべき対応をとるかどうかが問われることになる。「放送人は放送で失ったものは、放送によって取り返すべきであり、放送で起きたことは、放送で解決すべきである」とBPOのいう放送人の職業的原則に照らして、TBS経営陣が視聴者の納得のゆくような対応をとることが強く望まれる。