脳卒中へのカウントダウン

5.高血圧とは(日本高血圧学会ガイドライン)

 脳卒中の原因のひとつが高血圧であることはほぼ周知のことであるが、そのガイドラインは現在、どうなっているかを見ておこう。

 まず、血圧は心臓がギュッと収縮し左心室から大動脈を経由、脳や全身へ血液が送り出されるときに、最大となる。その血圧を収縮期血圧という。いわゆる上の血圧、下の血圧というときの上の血圧にあたる正式な呼称である。

 そして逆に肺から左心房に肺静脈を通じ、血液を取り込むときには心臓は拡張している。そのときに血圧は下がっている。その下の血圧を正式に拡張期血圧という。

 日本高血圧学会ガイドラインによれば高血圧について以下の通り、定義している。

 至適血圧・・120(収縮期)未満かつ80(拡張期)未満

 正常血圧・・130未満かつ85未満

 正常高値血圧・・130〜139または85〜89

 軽症高血圧・・140〜159または90〜99

 中等症高血圧・・160〜179または100〜109

 重症高血圧・・180以上または110以上

 収縮期高血圧・・140以上かつ90未満

 

(参考)

 米国において2003年5月公表された「高血圧の予防、発見、診断、治療に関する米国合同委員会の第7次報告」いわゆる「JNC7」で数値基準が厳しくなった。

 それに合わせるように従来に比べて日本のガイドラインも2004年に改定されより厳しい数値となった。

 【JNC7基準値】

 正常値:120(収縮期)未満かつ80(拡張期)未満

 高血圧前状態:120〜139/80〜89

 軽症の高血圧:140以上または90以上

 

 【イ砲弔鼎

 【,砲發匹

人気ブログランキングへ

 

脳疾患治療の実力病院―日経病院ランキング

 

最新版 高血圧これで安心―高血圧治療の新ガイドラインに準拠 (ホーム・メディカ安心ガイド)

実地医家のための高血圧治療ガイドライン