松代散策=1−松代町の概要

 松代散策の最後に、グルメ?の話をしよう。私は一日目に「沙羅樹庵」、二日目は「日暮し庵」でランチに蕎麦を食した。

 

 グルメについてはいつも言うことだが、個々人の好みにより美味さを判定する基準が異なり、まさに人好き好きである。それを踏まえたうえで、松代の沙羅樹庵と日暮し庵について、コメントを述べたい。

 

 まず、一日目の「沙羅樹庵」について述べる。

住所:長野市松代町松代1443(象山記念館から北に50mほど)

電話:026-278-1340

営業:不定休・11:0015:00


沙羅樹庵入口
沙羅樹庵入口

店内座敷
店内座敷

もりそば
もりそば(630円)
 

松代の水はおいしいに違いない。蕎麦がひやっとしてしまっておいしい。麺が細めである。これは各人の好みで違うのだが、私はもう少し太めで、麺のコシがしっかり喉越しに伝わる方が好みである。

 汁はどなたかも書いておられたが、濃い味付けである。そのため、麺をちょっと汁につけて食べるのが、蕎麦の香を味わうのにはよいと思った。

 

 店内は2階席もあるが、私は1階の畳席(6テーブル)に坐った。店内の雰囲気はいわゆる蕎麦屋の佇まいで、変に気取らず、堅実な雰囲気で好感を持った。

 

 次に二日目の「日暮し庵」について。

住所:長野市松代町松代190-2(松代駅から徒歩3分・公民館前)

電話:026-278-3356

営業:定休日火曜日・11:0015:00


日暮し庵正面
日暮し庵正面

日暮し庵店内
洋風の店内

モダンな店内
アンティークな雰囲気も

もりそば
せいろ

かけそば
かけそば
 

 私はこの「日暮し庵」の蕎麦が好きである。冷水でしめられた艶やかな麺が喉越しに心地よい。温かい掛蕎麦よりやはり「せいろ」がおいしいとの知人の評もあった。

 

 店内は蕎麦屋というには珍しく洋風のアンティーク調で統一されている。「静謐の町」に佇む小さな洋風蕎麦屋。その雰囲気のなかで「せいろ」をスルッと喉の奥に滑り込ませる。アンヴィヴァレントな小世界に迷い込んだようで、どこか粋でお洒落な気分になった。

 

 さて、困ったのが夜の食事であった。地元の味をと思い、事前にネットでずいぶんと調べたが、どうもぴったり来るものが見つけられなかった。そこで、止む無く宿泊する松代ロイヤルホテルの中華レストラン「天竜」の予約をとった。


 松代ロイヤルホテル
 住所:松代町西寺尾1372-1
 電話番号:026-278-1811

松代ロイヤルホテル
松代ロイヤルホテルロビー
 

 「天竜」の関係者には申し訳ないが、期待せずに行ったのが良かったのか、その夜のディナーは望外の喜びであった。料理の味は淡白ななかに上品な旨みがあり、そのうえ自然な形でおもてなしの心が伝わるスタッフの接客態度に、正直、驚いた。娘が海老に対する軽いアレルギー持ちなのだが、事前に伝えるのを失念し、前菜に海老が入った小品が供された。娘がちょっと箸をつけられず、その旨を一応、伝えたところ、対応はすばやく、丁寧であった。その後のメニューも娘の分は変更されて、それも非常においしいとの感想であった。


天竜前菜
前菜
スープ
スープ
アイナメ料理
アイナメ料理

小籠包
小籠包

エリンギだったかな
エリンギだったかなぁ?おいしかったよ!

鶏肉料理
鶏肉料理・ほかにチャーハンも変わっておいしかった!

本式の中国茶
本格的な中国茶にビックリ!!
 

 そう言えば、最初にテーブルに着いた際、料理長がわざわざ挨拶に来られたのに一見の客として驚いたものだ。気分が悪いわけはない。料理の量とメニューの多彩さもうまくバランスがとれており、十分、満足のいくものであった。

 

 気づけば、いつの間にかテーブル席は満席となり、地元の方もちょっとしたディナーに使っている様子がうかがわれた。言い方は失礼だが、儲けもんの「天竜」であった。