京都のロケ地めぐり 1 =鴨川の飛び石
京都のロケ地めぐり--- 2 = 巽橋・白川一本橋(行者橋)
京都のロケ地めぐり--- 3 =法観寺(ホウカンジ)・八坂の塔
龍馬伝、京都を歩く
この先に水路閣、正面階段上に南禅院
あまりに有名な水路閣、あの柱の蔭のどこかに真犯人が・・・
京都のロケ地めぐり--- 2 = 巽橋・白川一本橋(行者橋)
京都のロケ地めぐり--- 3 =法観寺(ホウカンジ)・八坂の塔
龍馬伝、京都を歩く
この先に水路閣、正面階段上に南禅院
あまりに有名な水路閣、あの柱の蔭のどこかに真犯人が・・・
二時間ミステリードラマで犯人逮捕の定番の場所である。アンティークなアーチ型のレンガ造りの橋脚がならびその柱の陰に犯人が隠れ、何も知らない主人公が待ち人を探す。それも決まって犯人に背を向けて待つのだ。いやぁ、分かっていてもドキドキ・・・なのだから、単純だねぇわたしも。
この水路閣のトンネルのように連なる橋脚のアーチ型の空間を小道具に結構スリリングな最終場面を演出する。ミステリードラマの言ってみれば解決編の地である。
本当に何百人の犯人がこの場所で捕えられたことか。実際にこうした見事な推理で犯人を追いつめ捕縛できるのであれば、「世に盗人の種は」とっくに尽きているはずなのですがね。
この水路閣を抜けて南禅院の階段を抜けて、さらにちょっとした石段を昇ると、橋上の疏水路を見ることができる。
そもそもは皆さんご存じのように、明治時代に造られた琵琶湖の湖水を京都市内へ導く疏水(水路)であり、百余年を経た現在も写真のように奇麗な水を流す現役の設備である。
明治人の豪胆な構想力と高い技術力に加え、均整のとれた重厚な美意識に、ただただ頭が下がるのみである。