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3月下旬に急遽、早春の安曇野を訪ねることになった。

1・早春の常念岳と有明山
常念岳と有明山

穂高神社への参詣が大きな目的であったが、ご祭神の穂高見命のご利益であろうか、御船会館の脇に“幻のざらめ味噌煎餅”という大きな暖簾というのだろうか下の写真のような大風呂敷?で目を引く店があった。

2・御船会館の真横にあります


「信州 有喜堂」
 (本店 松本市両島7-17)というお店で、支店と言ってはなんだが、穂高神社の境内に小さな売場を構えている。

3・信州 有喜堂・保高神社店
信州有喜堂・穂高神社店

当社HPの口上に、「1枚を3日3晩かけて作る揚げ味噌せんべい」、「味噌せんべいは、オリジナルの合わせ味噌を、100%国内産米のお煎餅に塗っては乾かし、塗っては乾かし、丹精こめて1枚1枚を時間かけて作りこみます」とあった。

4・まいう〜の石ちゃんも来店してました
まいう〜の石ちゃんもご来店

帰宅して、口に入れて、その売り文句は嘘でないと感嘆した。だからここに紹介する。

歯を入れるとガリッではなくザクッとした音というべきか、揚げただけだとそこでボロボロとこぼれてくるのだが、塗りがしっかりしているので塗れ煎餅特有のしなっとした感があって、非常にお上品にお煎餅を食しているってな美しき姿となる。

6・ざらめ味噌煎餅
ざらめ味噌煎餅、これが基本形

そして、幻のざらめがほんとうに味噌の味を引き立て、逆かな? 甘みが際立ってきて、よくぞこんなもの考えたものだと感心すること請け合いの一品です。

7・カスタード味噌煎餅  8・ごま味噌煎餅
左:カスタード味噌煎餅     右:ごまの味噌煎餅

写真にないけど、ねぎ味噌もなかなかでしたね。癖になるのは間違いなし。葱通の人はぜひ、チャレンジを。

えびマヨはなかなか魅力的であったが、何せ12時15分の時点でもう売り切れ。人気商品なんでしょうかね、それとも若い人たちが大量に買い求めたとか・・・、いずれにしても次に行った際にはぜひ、食べてみたいひと品である。

9・”えびマヨ”ほしかったけど、売り切れでした
えびマヨが売り切れ・・・

このブログを見て、ざらめ味噌煎餅をたべてみたいと思った方は、あなたはかなりの食いしん坊か、煎餅好き。おいしいですよ・・・この幻のざらめ味噌煎餅・・・

お買い求めは、穂高神社へお参りに行かれることをもちろんお勧めするが、松本の本店もいわゆる松本市街とは反対側に位置するので、当社HPでネット購入をするのが簡単。

10・神楽殿修復中で拝殿が正面にくっきり
神楽殿の再建工事で拝殿全体がいま見渡せます

ただ、一枚の値段が181円から208円とお高く、送料も調べてみたら本島648円 九州・北海道1,080円とかかるので、これ一枚なんて注文はできないよね。


やはり、安曇野へでも遊びに行った際に、労を惜しまず穂高神社にお賽銭をあげて、御船会館横の店で求めるのがネットの値段より一枚の値段も安いみたいだし、ご利益もあるから、そうしたほうがいいかな・・・

なんだか、最後に締まりのないこととなり、まことに申し訳ない食レポでした。