おっこと亭(信州そば処)ーーグルメ蓼科編 7
長野県諏訪郡富士見町乙事3777-3 tel 0266-62-7188 ★★★★
中央高速小淵沢ICを降り、清里方面に右折、大平信号機を左折、、鉢巻道路に入ってヨドバシカメラ研修所を左折、ICより車で約15分のところにある。「おっこと亭」とは珍妙な店名であるが、その由来は地名による。
駐車場はゆったりとしており、そこから新緑の木々にはさまれた小径をちょっと歩くと、ユーモラスな格好をした狸の置物がお出迎えしてくれる。
おっこと亭玄関 そば三種のメニュー 客がいない瞬間を狙う
平成3年に村興しとして地元のご婦人たちで立ち上げたお店で、いまも30数名の婦人たちで交替で運営がなされている。そば店だけでなく、おっこと亭の域内には地元特産の農産物、加工品の直売店や粉ひきをする水車小屋やそば道場ふるさと体験館といった施設や建物が点在している。
席から水車小屋を見る きりだめそば(もりそば) 天婦羅
そばのメニューは、もり(850円)、ざる(900円)、かけ(900円)の三種類となっている。もりを多人数で注文する場合は、「きりだめ」(一人前850円)を頼めばよい。みんなで箸をのばし、ワイワイ言いながら食べれば、おいしさは倍加する。
そば粉8割の玄そばであり、わたし好みのしっかりとした味であった。わたしが訪れたのは昼過ぎであったが、80席ある店内の座敷席もお客が次々に訪れ、空席もほとんどない状態である。
食事を終えて蓼科方面へ向かえば、車で数分の所に「八ヶ岳実践農業大学」の直売所がある。そこで新鮮な野菜やおいしいヨーグルト、プリンプリンの鶏卵を仕込むのもよい。
信州の清涼の空気をすった胃袋においしいソバはまた格別である。