彦左の正眼!

世の中、すっきり一刀両断!で始めたこのブログ・・・・、でも・・・ 世の中、やってられねぇときには、うまいものでも喰うしかねぇか〜! ってぇことは・・・このブログに永田町の記事が多いときにゃあ、政治が活きている、少ねぇときは逆に語るも下らねぇ状態だってことかい? なぁ、一心太助よ!! さみしい時代になったなぁ

京都のそば処

京都の旨い蕎麦処・“おがわ”は、味だけでなく、サプライズ!!

京都のそば処 おがわ(石臼挽き手打ちそば)(2010.12.11)
京都の蕎麦処「おがわ」=雅な京の爽やかさ!(2009.2.10)

泊ってみたい宿=摘み草料理の美山荘(2013.10.23)

京都市北区紫竹下芝本町25 

0754958281

 

今回ばかりはJR四国にお礼を言わねばならぬ。

高松駅・マリンライナー22号
このマリンライナーが遅延

家内の実家のある高松からのマリンライナーが雨による遅れとかで、岡山駅での乗換が慌ただしかった。ホームで階段を昇ったところでまさに入線してきた新幹線に飛び乗るといった離れ技をやってのけ、疲れてフーフーいっているうちに車内販売のお弁当が売切れてしまった。


そのため京都へお昼抜きで着き、まずはランチをとらねばならぬということになった。そこで思案し、久しぶりの“おがわ”に向かうことになった。


店内はいつものように清潔感あふれ、硝子戸から入る明かりが一段と“おがわ”の透明感を惹き立てる。

”おがわ”のマークが刻まれた硝子戸
おがわのロゴが入る硝子戸

ご主人の小川幸伸さんと奥様の夕子さんに無沙汰を詫びる。


そして、当日はうるさい女房殿もいないので、ちょっと昼酒をいただくことにした。

期間限定”美濃国大垣城・しぼりたて”です

銘柄は奥様お薦めの“美濃国大垣城”の“しぼりたて”にした。麹の馨がしっかりするという。


お洒落なガラス酒器です お猪口です

“鴨の塩焼き”と生わさびをつまみに、この腰の強い酒がよく合う。 


絶品な鴨塩焼き

一合をチビチビやっているうちに、う〜ん、焼みそであと一合いきたいなと思っていると、お待たせしましたと、大好きな“辛味蕎麦”がやってきた。



万事休す!! そう、これから蘆山寺で桔梗を愛でるのだったと当初の教養溢れる目的を思い出し、おいしい蕎麦をいただいた。

”おがわ”の蕎麦です

そう2年前には“夏そば”という期間限定・特別メニューをいただいていた。爽やかな味だったのを覚えている。

爽やかな味でした
2011年6月にいただいた”夏そば”

そしてお客様も一段落したところで、小川ご夫妻に近況挨拶をし、お勘定をと思った矢先。硝子戸の向こうにどこか見覚えのある作務衣を身にまとう女人の姿が見えた。

店内から外を

硝子戸を開けて入ってこられたのは、なんと美山荘の若女将ではないか。


え〜!!と、これまた長の無沙汰を詫びる顛末となった。


若女将は市内に所要があって花脊から出てこられたという。だいたい、そうした際には、よく“おがわ”さんでお蕎麦をいただくのだそうだ。

相変わらずおきれいな若女将

そこで、話は一挙に盛り上がり、わたしもそのドサクサのなかで、“焼みそ”を注文し、もちろん、あと一合追加となった。

出ました!焼みそ

若女将のお酌で恐縮ではあったが、ぜいたくなお昼を過ごすこととなった。


その後、小川夫妻も合流し、四人で“こんなことがあるんだ”と感心し、結論は、好みの合う者たちは、そうした処で出くわす確率が高いのだということで、この楽しい出逢いの時間を〆ることにした。


時計を見たら3時を回っていた。若女将とは近いうちに美山荘へ遊びにいくと約束し、別れることになった。


そして前回ブログに掲載したご主人の幸伸さんの写真が、もうちょっといい写真だったらなぁとの話になり、最後に、それじゃ、場所はご主人の希望するところでということになり、以下の写真が出来上がった次第。

ショット1 ショット2

ご主人おひとりのものは4枚。ご夫婦お揃いは2枚撮ったが、ご主人のものはこの2枚だけを掲載する。

ツーショット1 ツーショット2

ツーショットの写真とも見比べていただくと、なんとなくわかる気がするが、奥様は自然な笑顔。ご主人はどういう表情にしたらよいか迷っているうちに、シャッターが切られている・・・


手元に残る2枚の写真は今度、直接、幸伸さんに手渡すことで、わたしの写真技術のせいではないことをご理解いただこうと思っている。


ご主人が長身でハンサムな方であることは、お客様はよくご存じなのだが、どうも写真の前では江戸時代の武士のように身構えてしまうのか、何でしょうか、夕子さん!!


 

京都そば茶寮「澤正」の創作そば会席を試した

八ッ橋発祥の老舗・本家西尾八ッ橋の懐かしい味=旅人の見た京都のお菓子(2016.9.24)
“Creme de la Creme(クレーム・デ・ラ・クレーム)”の“京野菜シュー”が旨い=旅人の見た京都のお菓子(2016.9.14)

京都市東山区今熊野剣宮町33-22

電話:075-561-4786

澤正暖簾
澤正玄関の紫暖簾

 

山科方面の勧修寺(かじゅうじ)や随心院を訪ねるに際し、お昼を「澤正」でいただいた。「澤正」は明治42年創業のそば菓子処で「そばぼうろ」は当店の商標登録だそうだ。今回、訪れたそば茶寮は数年前に菓子処から5、6分のところに昭和初期に建てられた和風家屋を舞台装置として始めたという。

 

店の前まで車で乗り付けることはできない。足元が少々不如意のわたしにはアクセスにやや難があったことと、その後、入店した建物の造りと車から店までのアプローチの無粋さに正直、落差を禁じ得なかった。


しかし、店の前に立つと鮮やかな紫色の暖簾が美しい。暖簾をくぐり屋内へ一歩、足を踏み入れれば、昭和初期のハイカラとはまさにこうした造りとインテリアだったのだろうと思わせる演出であり、これはこれでよいのだと思った。

窓際の席でした
窓際の席で景色も楽しめました
澤正ご用達の陶芸の皿はいかが
澤正用達の陶芸皿も売っています
作務衣姿で料理の説明
作務衣姿で料理の説明をしてくれます

 

今回は家内とわたしの二人旅であったので、事前に3800円の創作そば会席を予約していた(そば会席は二人から。前日までの予約が必要)。われわれの席は窓際の縁側風のところにあり、外の竹藪が見えてなかなかの風情であった。また、懐かしい硝子戸でクルクル回す折れ曲がる真鍮製の鍵に気づいた時には、料理への期待よりもこの硝子戸に強烈な郷愁を感じたものである。

窓から竹藪の風情
硝子戸越しに竹藪を見る

豊穣月のお献立
テーブルには豊穣月のお献立が

さて、そば会席はその名の通り、「創作」尽くしの目新しいものであった。蕎麦を素材にしたにも関わらず、和風ではなく、この館がかつて迎賓館として使用されたことを想起させるような、洋風会席を創り上げた料理人に敬意を表したい。
とくに、八寸に代表される一品ごとの色づかいと、細かい手作業、蕎麦という素材を存分に駆使した料理には、本当に頭が下がった。蕎麦の出来は腰もしっかりとし、わたしの好みに入るものであった。

八寸の図
八寸の図が美しい
八寸人参の和スープ
八寸:人参の和スープ
林檎と鳴門金時の甘酢漬・カナッペ・春巻き
蕎麦パンのカナッペ・野菜の春巻き・林檎と鳴門金時の甘酢漬
銀杏と松の実と葡萄の白和え
銀杏と松の実と葡萄の白和え
茸と山東白菜菜のお浸し
木の子と山東白菜菜のお浸し
匠の技
南瓜のニョッキ:柿のヘタや紅葉もそば粉で作る匠の技
温鉢
温鉢:小芋と紫ずきんの揚げ饅頭(そば餡仕立て)
小鉢・更級変わりそば
小鉢:更級変わりそば(そばの実の芯の白い部分)・白葱のマリネ
揚物
揚げ物:椎茸のクリームコロッケ
手打二八そば
手打ち二八そば
腰がしっかり、喉越しがよい
腰があっておいしい
温かいそば(選択可)
温かい汁そばもあります(選択可)
蕎麦ごはん
ちょっと重い蕎麦ごはん
そばの栗餅
そばの栗餅:おいしかった!!

 まぁ、若い人であればお昼でもこれぐらいの量は何ともないのだろうが、そば会席というには、やはり少々、胃に重すぎる献立であった。また、わたしには揚げ物の椎茸のクリームコロッケは不要であった。いつも思うことだが、天麩羅とは異なりこの手の洋風油ものはどうも、蕎麦料理にしっくりこない気がするのである。

 

さらにあえて難を申せば、お昼のメニューとしては3800円のコースでも量が多過ぎて(他に5700円のコースがあった。夜は5500円と7600円の2コース)、かなり後半は半分くらいしか口に入らず、また蕎麦の後の御飯は余計である。それと、旅行客には二時間という昼食の時間は、少々、長すぎたというのが正直なところである。逆にそのことは、それくらいゆっくりと時間をかけて堪能すべき料理であったということである。

お昼は、単品物が注文できるというので、今度は純粋に蕎麦を楽しみに行ってみるのもよいと思った。


何はともあれ、前日の夜を軽めにするなり、朝食を超軽めにするといった工夫が必要であったと、このたびは反省したところである。


またのお越しを!
また、お越しやす!!(表札:澤田正三氏) 

 
でも、昭和レトロの空間で作務衣の従業員に料理の内容の説明を受けながら、木枠の硝子戸越しに竹藪を眺めての昼食は、それなりに京都の風情が楽しめて良ろしおしたえ!!最寄りのお寺の泉涌寺や東福寺へ参拝する際、時間に余裕のある方は、ぜひ、一度、お試しになってはいかがでしょうか。


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