青梅市・“吹上花しょうぶまつりHP”
いま、花菖蒲が満開とのニュースを観て、梅雨の合間にと早速、青梅市吹上にある“吹上しょうぶ公園”を訪れた。
“吹上しょうぶ公園”は圏央道青梅ICより5km、中央道八王子ICより20km、JR青梅駅より徒歩約15分のところにあり、山間に深く切れ込んだ、いわゆる谷戸(ヤト)地一帯2.1haが公園となっている。 パンフレットには、「貴重な谷戸地を保全するため、霞丘陵の一角、勝沼城跡歴史保全地域に囲まれた谷戸および、その周辺の歴史的資源を積極的に活かし、花しょうぶを主体とした公園として整備」と、説明されている。 園内は畑地が30区画ほどに分けられ、江戸系・肥後系・伊勢系・野生種・長井系・米国種・雑種、約10万本の花しょうぶが植えられている。 鑑賞形式は回遊式となっているが、土の道、板敷の道ともに幅が広く、休憩ベンチもほど良く点在し、よく整備されていたので、足が不自由なわたしでも安心して歩くことが出来た。 それと望外の喜びだったのが、なんと半夏生の花と白く粉をかぶったような葉が見られたことである。京都建仁寺の両足院以来の半夏生との再会であった。 さらに“ミズカンナ”という初めての水生植物にお目にかかったのも、 それでは、花しょうぶの万華鏡の世界をじっくりと写真でお楽しみください。 みなさんはいかがであろうか。それを確かめに“吹上しょうぶ公園”へ急がれては。 “吹上花しょうぶまつり”は6月30日までである。
こうやって撮った写真の数を見ていると、わたしは長井系の素朴な花しょうぶが好みのようである。