台湾料理・紅鶴楼(こうかくろう)【旧福金楼】=蓼科グルメ24
茅野市米沢
3753-7

0266-78-8808

営業時間:平日1100-1400 1700-2300 土日祝日 1100-2300


2011_05032011年5月奈良井宿0489
台湾料理・「福金楼」へようこそ!

 
  リゾート地、蓼科でお洒落なレストランには少々飽きが来たという方々に、朗報をお伝えしましょう。


台湾料理・「福金楼」という名前のお店である。2010年の7月にオープンということだったので、まぁ、出来立てほやほやのお店といってよい(実際の「金」の字は、上の写真のように「金」の字の左右下に一つずつ「金」を加えた、要は「金」の文字を3個重ねたまことに目出度い文字である)。


ビーナスライン沿いに看板、この駐車場も広いので安心


 ビーナスラインに入って下の方、ショッピングセンター「マックス・バリュー」を通り過ぎて、割烹「たむら」から100mほど行った右手にその「福」と「金」に満ち溢れた「福金楼」はある。


店の対面に出光のガソリンスタンド


「北大塩口」信号の手前80mほどの場所で、左手(店の対面)に出光のGSがあるのでわかりやすい。


ゆったりとした店内


 店内はいたって簡素というより、質素。東京の一流中華料理店と比べるのもおかしいのだが、食べてびっくりの「美味しさ」は都下の一流店に引けを取らない。そして、この値段である。


この本式の北京ダックがなんと1080円!!
お肉を包むには少ない皮、いや肉がこんなに多いとは・・・


当日はGWの真っ最中にもかかわらずお店の予約をとっていなかったため、当日予約ではいつものインド料理「ナマステ」ももちろん、予約でいっぱい。そこで、どこか飛び込みで行ってみようと見つけたのが、ここ「福金楼」であった。以前は違うお店だったはずで、新しいお店だという理由だけで、入ったお店である。


本格的なXO醤海鮮炒め(1280円)


それが大正解!!


海鮮おこげ(880円)

お店の人は台湾の方で、まだ日本語もたどたどしい。しかしそれが本格的な台湾料理の味につながっているのだと感じた。変に日本に馴染んで日本人好みなんて下手な誤解で、例えば中華だったら「ジャスミン茶」なんていう決めつけもなく、いたって素直で気持ちの良いお店であった。


本場の味、ピータン豆腐(380円)


  当夜食べたメニューはすべて一流の味であった。


でも質素な店内の造作が逆に「福金楼」というお店の「味」でもあった。つまり肩の凝らない家庭の味ともいってよい心のこもった料理がたどたどしい日本語で供される。何かほっとするひと時であった。リゾートレストランに飽きた方々、一度訪ねて見てください。きっとご満足いただける味とお値段です。そして、そう、そう、大事なことを忘れちゃいけません、「陳年紹興貴酒」もおいしかったですよ!!


 それから最後にちょっと素敵な情報を。「福金楼」にはスタンプ・カードがあって千円ごとにスタンプ一つ、それが4個貯まるごとに「焼き餃子」や「生ビール(中)」、「手羽先」といったサービスがあるんだよ。


甘辛味が微妙においしい手羽先


 家内に子供みたいだと笑われたが、ちょっとこのスタンプ・カードは嬉しいなぁ!と、大事に財布の中に仕舞ってあります。


一度、この福金楼を訪ねてみられたらいかがでしょうか