彦左の正眼!

世の中、すっきり一刀両断!で始めたこのブログ・・・・、でも・・・ 世の中、やってられねぇときには、うまいものでも喰うしかねぇか〜! ってぇことは・・・このブログに永田町の記事が多いときにゃあ、政治が活きている、少ねぇときは逆に語るも下らねぇ状態だってことかい? なぁ、一心太助よ!! さみしい時代になったなぁ

ひな祭り

昨日は節分、鬼は外! 福は内! 今日は立春!!

ついこの前に正月を祝ったばかり・・・

⓪だるま 正月市
初詣の達磨さん

そして・・・昨日は・・・はや、節分。

わが家はいつの頃からか、節分の豆まきの豆が「福はうち」と「鬼はそと」用の二種類が用意されるようになった。

豆まき 袋入りが福和は
二種類の豆まきの豆

枡に入っているのが、外に鬼を追い出すため勢いよく撒ける豆。

袋入りの豆が床に投げても豆が散乱せず、回収が楽な豆。しかも、フードロス反対!!というほど大げさではないが、蒔いたあとにすぐに口に入れることができる・・・ってなことで、細君がいつも準備してくれている。

昨夜は久しぶりにグループホームから帰ってきてくれた娘も一緒に、暗くなった庭へむかって「鬼はそと!!」、そして、リビングの床へ豆袋を「福はうち!!」と、少し大きめの聲でさけんだ。

きっと今年はコロナもさらに弱毒化、沈静化し、3年ぶりの平穏な年がもどってくるはず。そう祈ろう。

昨日は娘の帰宅とあって、朝から細君は巻き寿司つくりに勤しんでいた。

遅い朝、階段をおりる途中から甘酸っぱいお酢の匂いがしてきた。

恵方巻なんて・・・そんな商業主義に騙されてはだめだといって、スーパーの恵方巻など無視してきたこの数年・・・

でも手作りの巻き寿司は別もの!

恵方巻
手作りの巻き寿司はおいしい

やはり、おいひ〜い、のだ。

娘の好物のお刺身もならんでの節分のごちそう・・・

節分 御馳走
角上のお刺身に、赤ワインも・・・

娘の巻き寿司を一個、わけてもらった。これじゃ、痩せるはずはない・・・

ワインも二杯、いただいた。

そんなこんなで、心地よい睡りから目覚めると・・・今日は立春!!

庭の梅も沢山の蕾をつけ、幾輪も花を開花させている。

立春の日 庭の梅
白梅が青空に映える

まだまだ寒い日がつづきそうだが、春の跫音は確実にちかづいてきている。

そして・・・あとひと月でもうひな祭りだ。

正月飾りがしまわれたあとの床の間に、当世、流行らぬ大きな雛飾りがもうあらわれた・・・いや、失礼・・・

この次はひな祭り 雛飾り
床の間をはみだす雛飾り

そろそろこの七段飾りも飾るのは一大作業で、細君もあとどれくらいつづけられるかと、淋しいことをいっているのだが・・・

そんな思いをよそに、壇上におすまししているお雛様を眺めると、いつものことながら心がうきうきする・・・一挙に座敷が華やいだ・・・

まさに立春! 春の濛気がもう庭の土のあちこちから立ち昇ってきている・・・

初孫の初節句、2014年ひな祭りを祝う

今日は楽しいひな祭りである。

2014年ひな祭り

昨年末に生まれた初孫(女の子)の初節句を一日早い昨日、お祝いをした。弟一家も集まって、総勢9名の大人数でのお祝いであった。


お内裏様とお雛様

昨年までは、お雛様を飾っても、娘はほとんど無関心。夜の食事の時に、“わ〜ご馳走”と声を上げてくれるだけ。何とも甲斐のないひな祭りであった。


ところが、今年は初孫の初節句ということもあり、家内も力が入り、ちょちょっとちらし寿司の素を使ってなんて、手抜きはせずに本当の?手作りのちらし寿司を朝から準備。

定番のちらし寿司です
大好きな桜でんぶのかかった”ちらし寿司”

そして、小さいながらも尾頭付きの鯛の塩焼きに、これは大きな蛤のお吸い物。

初節句のごちそうです ちらし寿司と蛤のお吸い物

 みんなテーブルについて、おめでとうと声をそろえて、料理に舌鼓を打つ。


ふっと気づくと、座卓の横に寝せられた孫は、不思議そうにこの大賑わいの光景を畳表の視線で眺めていた。


“そうだったね。君のためのお祝いだったね”と、みんなに注意喚起しても、“そう言えば、本人、まだ、分からないもんね・・・”と一応の相槌を打つものの、テーブルのお皿に箸を伸ばすことのほうに余念がない。


そして、“お腹いっぱいだけど、ケーキのためにお腹を空けときゃなか”と、もう、デザートに食欲脳は全開である。


形だけの、これはケーキ屋さんで求めた小さなデコレーションケーキを食べる。

ひな祭りのケーキ

 そして、タイミングよく長崎の叔母より初節句のお祝いにと長崎名物の“桃カステラ”が贈られてきた。


長崎は中国と縁が深い街である。

岩永梅寿軒・桃カステラ


中国で桃は“長寿の実”、“難除けの実”として縁起の良いものとされているが、『桃の節句』に因み、長崎らしく南蛮渡来のカステラの上に桃の意匠を凝らした砂糖をコーティングした“桃カステラ”という祝い菓子を初節句のお返しに贈るのが、いつの頃からかの風習となっているのだそうだ。


これはさすがにもうみんなお腹いっぱいで、お持ち帰りで各自、自宅でいただくこととなった。


下の写真は本日、3月3日に家内と二人でいただく際に、撮った写真である。

カステラの上に桃の意匠の砂糖のコーティング 桃の節句の意匠

そして、もうひとつ、下の写真は4年前に贈っていただいた桃カステラと桃饅頭である。饅頭もあるのである。

2010年桃饅頭 2010年桃カステラ
左:桃まんじゅう              右:桃カステラ

こうした風習がいつ頃から長崎に根付いたのか不明であるが、まぁ、何とも風流ではある。そして、これって、お祝いをいただいた当方が、本来、叔母に贈らねばならぬものなのだが、まぁ、そこは、親戚の誼(よしみ)で勘弁願うとしよう。

おいしかったねぇ・・・

でも、あの初孫の“なに、あなたたち浮かれてるの”ってな無垢な眼差しは、いやぁ、なかなか大人の無節操さを、それも純な心で問いかけているようで、思い出すと、少々、赤面の至りではある。


春一番、もう雛祭がやって来る、弥生朔日

今年はブログ更新がまことに滞っていて、知人から体調でも悪いのかと連絡を受けたりする。


体調はいたって良好なのだが、ちょっと寒い日々が続いたため、寒い二階の自室を温めるのが面倒くさくて、温かな一階の居間でグズグズ、グダグダ・・・とやっているあいだに、今年ははや三月、弥生となった。


どうも窓外を眺めると、今日は春一番のようだ。強い南風が吹いている。ベランダへ出てみた。風が一瞬止むと、弥生の大気は肌に優しい。あの刺すような冬の寒気とはあきらかに異なる。 

春一番が吹く前はまだ雲が空を覆う
春一番が吹く前の朝の空

弥生の風が春の足音のトキメキを運んできたのだ・・・


空はまだ雲におおわれ、太陽もかすかに影を見せているだけ・・・ 

春一番に雲が掃かれてゆく
春一番に雲が掃かれ、うっすらと青い空が・・・

これから俺の季節なのだとじりじりと出番をまっているかのようだ・・・ 

太陽が出番を待っている
出番を待つ太陽

無精をして、ベランダから玄関脇の白梅を見下ろした。この梅は30余年前の結婚祝いに義父から戴いた盆栽だったが、根が無精者のわたしは手入れもよくせず枯らしてしまったものを、家内が庭に念のため植えておいたら、ひとつの芽が生え、甦ったものである。

白梅
二階から失礼・・・パチリ!

そして今や丈2mを超えるりっぱな成木に育ち、こうして美しい花をまとうようになった。生命力の強さ、命の流れを感じさせる梅の木である。


三週間ほど前から座敷にはお内裏様が飾られている。昨年までは段飾りをしていたが(もちろん家内一人で飾りつけをするのだが・・・)、 

7段飾り
段飾りもひと仕事・・・

今年は寄る年並みなのだろう・・・、お内裏様だけの雛飾りで“よし”としたようだ。 

お内裏さま
で、今年はお内裏さまで雛まつり・・・

でも、男雛、女雛と雛あられと桃の花・・・、まさに春の訪れである。

桃の節句
桃の節句ですねぇ〜

今年の啓蟄(けいちつ)は35日。このブログも長い冬眠からそろそろ覚めるときがやってきた。ブログの積み残しが貯まり過ぎで、これから腕まくりをして在庫一掃に励んでゆく所存・・・、だが、来週は奈良へお水取りの“おたいまつ”を観覧に行って参ります。


まだ、一月の京都の特別拝観のブログアップも済んでいないのに・・・、でも、ブログネタ探しも大事と気を取り直し、東大寺へいってきま〜す!!

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