4月スタートのNHK朝ドラの「寅に翼」が面白い。

四谷見附橋

朝ドラに出てくる陸橋・四谷見附橋
ここまでの展開はコミカルで朝ドラにふさわしいと好印象を抱いている。

また主演の伊藤沙莉の演技が可愛らしく、これから朝を迎えるのが楽しみになってきた。

ところで、ドラマのなかで寅子の通学時に渡るバロック様式の橋梁が最初から気になってみていた。

寅に翼・通学に通る橋

ネオ・バロック様式の橋
こんな古い形をした橋がどこに残っているんだろうと思いながら観ていた。

そしたらネットでこれは八王子市にある長池公園(八王子市別所2丁目58)に架かる橋なのだとわかった。

八王子市・長池公園

長池公園
なんと3年前に細君と散策したことのある公園であった。

写真を調べてみると、この趣のある橋の写真があった。

四谷見附橋・長池公園

当然、路面電車など走ってはいなかったが、あれはCGなのだという。

大正時代の四谷見附橋・路面電車が走る

大正時代の四谷見附橋・路面電車が走っている
素人には分からぬ映像技術で、素晴らしいというしかない。

そこで、ブログにはその時、撮った写真を幾枚か掲載し、CGでなくても素晴らしい景観を誇る公園であることをお知らせしたいと思った。

高欄と街燈

時間の許される方は気候の良いときに訪ねてみられてはどうでしょうか。

大将・昭和の時代の雰囲気が少し味わえる気分の良い公園です。

橋梁銘板

「よつやみつけばし」の銘板が今も橋に残されている
現在、この橋の名前は長池見附橋というが、そもそもは大正2年に四谷に架けられた四谷見附橋というのだが、老朽化して架け替えをする際に都内最古の陸橋ということで、長池公園に移築復元し、保存をはかったものだという。
姿池とネオバロック様式の橋梁が美しい長池公園

こうした文化財も令和の時代、なお日常のわれわれの心を癒してくれる素晴らしい景観を提供してくれている。大切にしたいものだ。