今年も気づけば残すところもう10日もない。
12月22日、冬至である。
ゆず湯
道の駅・蓮沼で買った小ぶりの柚子を入れたゆず湯
子供のころ、祖父母が齢を取ると月日が経つのが早いとつぶやいていたのを、そんなもんかなと、さして気にもせずに聴いていたが、70歳を越して充分年寄りになった自分が同じ心境になっているのは面白い。多分、孫の前でその言葉を呟いても、怪訝な顔をされるだけに決まっている。
まだ9歳になったばかりの彼女にしては、この一年、いろんなことがありすぎて時間という観念などに捉われる暇もないほどギュウギュウ詰めの日々だったに違いない。おそらく一年というタームで物事などそもそも考える習慣がないのに違いない。
そんな時間ということを考えながらゆず湯に浸かった。
来る年、世界になにが起こるのか。
来る年、自分はどうしているのか。
来る年、細君は元気でいてくれるのだろうか。
来る年、子供たちは頑張っているのだろうか。
来る年、輩は健康で過ごしているのだろうか。
来る年・・・来る年、夢を見ることはできるのだろうか・・・
すぐ、大晦日である。
そしてもうめずらしくもない正月がやってくる・・・