10数年ぶりに秋の千畳敷カールへ登った。といっても、菅の台バスセンターの駐車場へ車を置いて、路線バスに乗り継ぎ、中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイの“しらび平”駅(標高1,662m)まで40分。

1・しらび平駅前広場
しらび平駅前でロープウェイを待つ人たち
そこから山頂の千畳敷駅(2,612m)までの標高差950mをロープウェイでものの7分半で登攀?

太古の氷河期、巨大な氷で削り取られお椀の底のような形をした天空世界へと迷い込む。

2・おわん型にえぐれた千畳敷カール
そこは自然がもたらした圧倒的な造形と気の遠くなるような時の刻みの世界であった。

3・千畳敷カール
秋天は雲一つない青空である。

4・信州の青空に映える紅葉
紺碧の空には紅葉が似合う。

5・千畳敷カールの紅葉
遠くに南アルプスの峰々が見える。

6・遠くに南アルプスが連なる
絶景である。10数年ぶりの千畳敷カール。

7・青空を背景に駒ケ岳の稜線
散策路一周は40分ほどの行程である。

8・千畳敷カールを歩く登山客
昔と比べると、周遊路はずいぶんと整備されていたが、そこをわたしたちは約二時間をかけのんびりと歩いた。秋の一日、信州の紅葉と抜けるような青空を楽しんだ。