2016年のNHK交響楽団の「第9・合唱」はブラボー!!(2016.12.25)

我が夫婦の2014年はN響のニューイヤーで始まり、

3 N響ニューイヤーコンサート

そして、N響の第九演奏会で〆た・・・と悦に入った途端・・・

N響第九演奏会

散々な新年を迎える羽目となりました。


年末、フランソワ・グザヴィエ・ロト指揮によるN響の第九は圧巻であった。

NHKホール

2012年のロジャー・ノリントン指揮による何とも味気ない第九に失望していたわれわれとしては、今回の第九こそ、年末を締めくくるに相応しい演奏会であったと互いに満足して、代々木公園の夜道を家路へと急いだものである。


そんな翌々日、グループホームから一時帰宅した娘が急に体調を崩し、嘔吐。
O157ではないかと心配し、年末最終日の診察となった金曜日に病院へと駆け込む羽目に。


幸い、急性胃腸炎とのことでまずはひと安心。娘は2日間は絶食、その後も重湯からお粥と、徐々に平常食へと移行するようにとの指示。


そうしているうちに、今度、家内が具合が悪くなった。熱があるなかお節の用意を頑張るも、苦しそうで明日病院へ行こうとリタイア。


そして、30日、31日と病院通い。
これも幸いインフルエンザではなく、ほっとするも胸のむかつきが止まらず、熱も簡単には下がらない。急遽、年末年始をわが家で過ごす予定の息子夫婦、弟夫婦に断りの電話を入れる。


そして、久方ぶりの静かだが、ちょっと寂しい正月を迎えることとなった。

2014年正月
今年の鏡餅は手造りではありません・・・

元旦、簡単なお節でたった三人のお正月を祝うが、先の二人もまだ体調は十分には戻らず、今度はわたしが胸がむかつき、微熱が出てきて、こりゃ、大変と、元旦は昼過ぎに早々に床に就く始末。


箱根駅伝を毛布にくるまりながら応援したが、例年のように弟や息子とワイワイ言いながらの観戦ではなく、何とも味気ないし、食欲も、呑み気もまったくもようさない。


そして、ようやく、本日になり、体調も回復。家内も娘も平常に戻り、これから久方ぶりの御馳走をいただく。


昨年は旅行にコンサートに、美術展にと、忙しくも充実した日々を過ごしてきたが、最後の最後になって、全員ダウンといった惨状。


好事魔多しとはこのことである。そんな諺(ことわざ)を思い知らされた年末年始であった。


そんなこんな大忙し、気苦労の多い年越しではあったが、2015年が始まった。

今年、わたしも64歳になる。健康に人一倍気をつけて、でも、大好きな寺社巡りは、やはり、続けてゆきたい。


また、一年間、時折の躰のチューニングを怠ること無しにそろりそろりと人生を過ごしてゆこうと思っている。


今年も彦左の正眼をどうかご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。