2012年・聖光寺の桜、GWにあっぱれ満開!!(2012.5.6)
2013年、東京の桜はニ週間ほど早い開花で、何だかとても気ぜわしく、わが家も墨田公園の花見だけでおわってしまった。
そんなこともあり、今年は蓼科で存分、花見三昧と思っていたが、もろもろの日程との兼ね合いで、GWの前半の4月27日から30日まで蓼科へ滞在ということになった。
蓼科・聖光寺の桜は、例年、東京よりひと月ちょっと遅れて、GWの後半、子供の日あたりが満開となることが多い。
ただ、今年は少し開花も早め・・・、いや、途中でまた冷え込んだりしたから、やはりプラスマイナスで例年通り・・・なんて、ヤキモキヤキモキの花見行となった。
前日、霧ヶ峰から諏訪市の元町へ下ってゆく途中、寺院の門前に立つ枝垂れ桜が見事だったこともあり、期待は不安の中にも弥増しに昂まってゆく・・・ 4月29日、天気も良いので、いよいよ聖光寺へと向かった。 あぁ〜、それなのに、やはりまだ早かった・・・ でも、“満開の時は人出が多いからな”と無理やり気を取り直し、久しぶりに静かな境内をそぞろ歩いたところである。 そして、鐘楼の傍らに咲く桜と白樺のコントラストがいつも美しく、写真に収めるのが常であったが、桜が老いてきたのだろう、ここ2、3年前から花のつきが悪い。 そこで、今年から本堂脇に立つ白樺と桜の新たなスポットを見つけた。まだ、三部咲きなので、そのコラボがいまイチではあるが、来年を期して一枚、パチッ! 上空を見あげれば、うすく刷毛で引いたような雲がかかるものの、蓼科の空はやはりキレイだ。その蒼い空に三分咲きの桜がよく映える。 そして、視線を遠くに送ると桜花のなかに冠雪の八ヶ岳が見えた。 なるほど・・・、花は三分咲きでも蓼科の花見の醍醐味ではある。