諏訪郡原村15469-1

電話:0266-79-6163


手打ちそば“一八(ひとは)”中央自動車道・諏訪南ICを下りて原村方向へ左に曲がってほんの1分ほどの県道425号線沿い右手にある。レストラン・ペチカの手前と言った方が分かりやすいかもしれない。


レストラン・ペチカ
隣のレストラン・ペチカ

“一八(ひとは)”はプレハブ造りの掘っ立て小屋のような小さな蕎麦屋である。


県道425号線沿いの看板
県道425号線沿いの看板

その店構え?が蓼科というリゾート地の名前にそぐわぬこともあり、以前から気になっていた蕎麦屋ではあった。そして原村のパンフレットか何かで目にしていたこともあって、今回、1時過ぎにインターを下り、お腹がすいていたため、この「一八」で、“一か八か”食べて行こうということになった。その時、“一八”という店名がまさか、こんな“ひとは”なんて洒落た読み方をするとはつゆ知りませんでした。


手打ちそば・一八(ひとは)
何とも・・・飾らぬ・・・店構え

店の前の空き地に駐車したが、なるほど掘っ立て小屋である。写真のアングルをどう変えようが、やはり正真正銘の掘っ立て小屋である。


店内・テーブル席
テーブル席

ところが店内へ入って見ると、テーブル席が3つと畳席が2つで思ったよりは意外と広い、と言っても5組でいっぱいではあるが・・・。お店はその日、女性二人がスペースの小さなカウンター内に入っていたが、蕎麦打ちをどこでやっているのかは定かではなかった。


畳席
畳席

何はともあれ、わたしも家内も“霧ヶ峰二八”のもり(840円)を頼んだ。


二八もり蕎麦
二八の盛り

それと、“季節が香る山菜の天ぷら(780円)”を一人前頼むことにした。


上品な蕎麦です
上品な蕎麦である

蕎麦は細く、清冽な八ヶ岳山麓の清水でしめられた蕎麦は細く、コシもあり上品な味である。若い人には量が少なく物足りないと思われるが、われわれにはちょうど良い盛りであった。


山菜天ぷら
山菜の天ぷら

山菜の天ぷらは、こしあぶら・タラの芽・山ウドの三種であったが、揚げたてのパリパリでこれもおいしかった。


気の張らぬ、そもそも蕎麦屋で気の張る所の方がおかしいのだが・・・、諏訪南ICを下りて小腹がすいた時など、この掘っ立て小屋の“一か八か”じゃなくて“一八(ひとは)”は、思いっ切り手軽でもって、旅人がちょっと立ち寄り腹を整えるのにはちょうど適した食事処であると、感じたところである。