驚きの味と値段、台湾料理・福金楼(ふくきんろう)=蓼科グルメ23
茅野市米沢3753-7

0266-78-8808

営業時間:1100-14301700-2400



台湾料理・紅鶴楼
台湾料理・紅鶴楼

昨年のゴールデンウィークに肩の凝らぬ至って庶民的な台湾料理のお店“福金楼”を見つけ、このブログで紹介した。


昨年は”福金楼”の看板であった

その安くておいしい中華が食べたくて、松本へ遠出をした帰り道の夕ご飯にと思い、立ち寄った。駐車場へ入ろうと看板を見ると、あららら・・・名前が変わっていた。


ただ、看板の体裁や色使いに昨年の記憶と変わりがないように思え、まぁ、入って見るかと店内へ足を踏み入れた。すると、内装も一年前とどうもどこも変わっていないようだ。


DSCF8945
福金楼時代と内装は変更がなかった。帰る頃にはこのテーブル席も座卓席も一杯でした

狐につままれたような気分だったが、昨年と同じ位置に在るテーブル席につき、メニューを開いた。お目当ての北京ダックはなくなっていたが、ほとんどメニューには変更がなかったので、みんなでシェアしようと数皿の料理を注文した。


超お得な生ビールセット
料理がふた皿選べる超お得な生ビールセット
台湾風冷奴
酒のお伴のひと皿は台湾風冷奴
焼き餃子
ふた皿目のお伴も6個も焼き餃子がついていた

味も多分、変わっていず、料理人も一年前と同じ人(おそらく台湾の人)なのだろう。帰宅後、この新名称の“紅鶴楼”を検索すると、新潟県上越市にある台湾料理・“紅鶴楼”がヒットし、その店名のロゴやメニューに類似点が多く、“福金楼”が何らかの理由からその系列に入ったのかも知れない。店員の女性に店の名前が変わった訳を訊ねたが、日本語がまだ不得手なため、会話自体が不得要領であり、謎は謎のままということになった。


だが、料理を食べ始めたらすぐにそんな謎解きに意味がないことが分かった。一年前と同じく、料理の盛りも多く、味もおいしく、そして値段がとびっきり安いのだから、名前? 関係ないよねということで、家族一同、至極、納得の体でありました。

そして、まず、当夜はピータン(280円)・青菜炒め(680円)からオーダーしました。


本格的ピータン
昨年と変わらぬ本格的なピータンでした
青菜炒め
ニンニクの効いたあっさり味の青菜炒め

次に豚トロの黒胡椒炒め(780円)・味噌なす(680円)・焼きビーフン(580円)・野菜おかゆ(480円)を各一皿と、わたしが生ビールセット(中ジョッキ・台湾風冷奴・焼き餃子:980円)を頼んで、あっという間に完食。

豚トロの黒胡椒炒め
豚トロの黒胡椒炒め
味噌なす
野菜たっぷりの味噌なす、おいしかったね!
焼きビーフン
薄味の焼きビーフン
胃にやさしい野菜おかゆ
最後に胃にやさしい野菜おかゆ

上の料理を4人でシェアして、みんな「食べ過ぎた!」と叫ぶ、一皿の量でした。

そして最も嬉しいことに、精算も〆て、4名で5千円札でおつりがくるという財布にやさしい超省エネ・ディナーとなったのである。メデタシ、メデタシの夜でありました!!

この看板を目当てにどうぞ
ビーナスライン沿いのこの看板を目印にどうぞ

われわれが帰る頃には、広い店内も地元の馴染み客でほぼ満員となっていた。店構え、内装こそ平凡、いやいたって簡素というものだが、その味・量・値段とも心から満足できる、正直、本気の中華のお店である。リゾート料理に飽きた方々はぜひ一度、騙されたと思って、足を運ばれてみてはいかがであろう。