塩尻市奈良井368

電話:0264-34-3345

営業時間1100-1430 定休日は水曜日

 

 「こころ音」は中山道・奈良井宿の「鍵の手」に入る手前にある。店構えは江戸の宿場町の食事処そのものの佇まいとでも云ったらよいか、「ちょっと、草鞋でも脱いで・・・」といった感じで暖簾をわけて入る。店内に入るとそこは木曾の民家である。

宿場町の風情そのものの店構え


この手前の土間の椅子に坐って待ちます

 

囲炉裏席が入ってすぐの部屋にある。その奥に座卓席の間とテーブル席の間があったり、ちょっとお洒落である。

囲炉裏席の間には民芸家具がいっぱい

テーブル席もあって便利です


座卓はこの部屋に二つ。テーブル席の間のむこうにもありました
 

 「こころ音」の一番人気は、「こころ音御膳」(お値段1,575円)だという。家内と娘はもちろん、それをオーダー。何せ、前菜として天麩羅や鰹のカルパッチョ、茶碗蒸しなど五品もついて、メインを「ざるそば」・「わっぱ飯」・「五平餅」の三種類からひとつ選び、さらにデザートとコーヒーまで付いているのだから、迷うことなくそれに決めていた。

これが前菜です!女性陣は大喜び!



このデザートが決め手!!

家内が「五平餅」、娘が「ざるそば」を頼み、二人でシェアするのだそうだ。女性に人気が出るはずだ。

初めて見た、二ツ玉五平餅

 

 蕎麦好きのわたしはもちろん「野菜天ざる二枚」(1400円)を注文。烏賊の天ぷらも入った本格的な天ぷらでした。



野菜天ざる二枚のセット

この天ぷら、おいしかったよ!

開田高原産の玄(くろ)そば・二枚で〜す!

 
 メインの蕎麦は地元の開田高原産のわたし好みの「玄そば」である。一口喉に滑り込ませた。腰がしっかりしていておいしい。そして、家内の五平餅も黒ゴマをひとついただいた。かつて食べた平べったい五平餅とは形も味も異なり、ほっこりとしたとでも表現したら良いのか、主食としてしっかり食べることのできる優れものであった。

 

 「こころ音」は、店頭で名前を書き、順番待ちで入店した甲斐のある宿場町の趣きいっぱいのお店であった。



「こころ音」で草履を脱いで憩いの時を過ごされては?

1kmにおよぶ奈良井宿を歩き疲れた時には、ここでコーヒータイムというのも一興である。いかがです?草履を脱がれては・・・