今年も七草粥の日を迎えました。

 七草粥とは17日の「人日(じんじつ)の節句」の行事で、唐の時代、「七種菜羹(ななしゅさいのかん)」という
七種類の若菜が入った汁物を食べ無病息災を願ったことがそのルーツなのだそうです。
ネットで勉強しました。便利ですね〜


やさしい七草粥


  そんな講釈は兎も角、これまでの一年間、家族が健康で過ごせたことに感謝し、またこれからの一年間、みんなが健やかな日々を送れますようにと祈りながら、ほどよい柔らかさに仕上がったお粥を口に運びました。

お正月料理とお酒で疲労の極に達した胃袋に、塩分控えめの若菜の香りがほのかに匂うお粥がいたわるように沁み込むようで、生きている安らぎを覚えた。こんな感慨にしみじみ耽るのもやはり年齢かなぁ〜・・・。


七草粥


 でも、本当に昔の人は偉かった。体に良い、よく考えた食習慣を作り上げたものだと、頭ではなく胃袋で心から納得した七草粥でありました。


 

最後に、みなさまのこの一年間の無病息災を心よりお祈り申し上げます。