小沢政治献金疑惑、特捜の隠し球、金沢敬氏が詳細暴露

12日の小沢一郎民主党幹事長の記者会見は、小沢議員の会見態度もさることながら、メディアの連中の不甲斐なさも、同様に腹が立った。

しかし、小沢幹事長の「捜査中につき何も今の段階で言えない」と何も言わないと言うために、前もって記者からの献金疑惑に対する一括質問を徴する行為には、正直、驚いた。土地購入資金の疑惑に関する説明を求めることが主たる目的の会見である。以前から一貫して、自らは法を犯す行為はしていないと言ってきた御仁の会見である。言語道断にもほどがある。国民を馬鹿にするにもほどがあるというものだ。

そして13日の名古屋での小沢一郎議員のコメントがまた冴え過ぎている。

「国民も理解してくれる」だって?

あんなふざけた記者会見を開いておいて、国民が理解してくれると、本当に思っているのだとしたら、小沢一郎という男は、とてつもない大バカ者と言うしかない。また、国民なんか本当のところ眼中にないと、思っているのであれば、それこそガリガリの権力亡者であるし、恐ろしく勘違いした独裁者である。

どちらにせよ、12日の会見と13日の小沢民主党幹事長の発言が、国民、メディアそして検察庁を本気で怒らせたことは確かである。

そして、このことによって、民主党が自浄作用を働かせる動きをとらない場合は、国民を敵に回すことになることを、民主党議員はよく知らねばならぬ。

東京地検特捜部による、陸山会、鹿島建設本社、石川知裕衆議院議員事務所等への一斉強制捜査が13日夕方に始まった。法の下に平等な国家であることを、トコトン、小沢一郎という傲慢な男に知らしめて欲しいと強く思うし、真相解明を徹底して行ってもらいたいと心から願う。