タマ〜に動物園などはいかが?

=多摩動物公園は開園50周年!

 

動物園入口

たくさんの家族連

アフリカ園へ

 

 

 

 

 

 

 先日、初秋の空が爽快だったので、タマ〜に童心に戻り、突如、思い立った。ひとりで多摩動物公園へ行ったのだ。そしたら、この動物園はわたしよりちょっとだけ?年齢が若いことを知った。今年の5月5日で開園50周年を迎えたという。50年前(昭和33年)は日本社会が貧しさの中で共に夢を抱き大きく前進をしはじめた時代であり、その象徴とも言える東京タワーが奇しくも完成した年である。う〜ん、昭和レトロのにおいが濃厚な空間である・・・。

 

 多摩動物公園のHPに開園に至った経緯と目的が掲載されているので、以下に転記させてもらう。

 

多摩動物公園について

 

多摩動物公園が開園したのは、1958年(昭和33年)5月5日です。戦後に娯楽施設として人気を誇った上野動物園の混雑を緩和すること、動物の自然な生態を見せること、動物の繁殖等を目指すことを目的として計画され、建設されました。

 展示は当初、アジア産の動物が中心でしたが、その後、北側に敷地を拡張し、アフリカ園が誕生しました。ここに完成したライオンバス(1964年)は、世界初の試みです。また、1961年以来、チョウやバッタの展示に始まる充実した昆虫展示は、多摩動物公園の注目すべき特徴です。

 繁殖を目的とした多摩動物公園では、トキ、ニホンコウノトリ、キリン、チンパンジー、オランウータンなど、飼育下での繁殖に成功し、保全活動にも大きく寄与しています。2006年には「野生生物保全センター」も設立されました。

 大きな動物だけでなく、昆虫、そしてモグラやネズミといった小動物まで、さまざまな動物を、緑豊かな広々とした敷地の中で観察することのできる多摩動物公園。50周年を迎え、さらなる発展を目指しています。


 

 その日、園内に足を一歩踏み入れた時点で、わたしの心は、幼子(おさなご)色一色に染めあげられた。連休ということもあり、家族連れの姿が多く目についた。その日は「シルバーシャトル」バスを使用せず、くじけることなくアフリカ園へと急坂を登って行った。周囲の幼子たちの歓声に背中を押されるような感じが・・・、いや、こんな幼子が小さな足で登っているのに、負けられるかという思いの方が強かったと言うのが正直なところ。

 

 ライオンバスの場所へ到着。頭上からライオンたちを臨む。う〜ん、野性味のない怠惰なライオンたちにやや失望・・・。

 

 ライオン庭園の塔

ライオンバス雌ライオン 

 

 

 

 

 

チーターを見た。精悍な表情と引き締まった体躯にややうっとり、わがメタボの身体とつい無意味な比較をしてしまう。

チータ

アフリカ象

じゃれ合う象たち

 

 

 

 

 

 

 アフリカ象を見た。平成10年にここに来た時、その年に生まれた「パオ」と、その後、名づけられた象がいた。その象を探した。10年前に身長数十センチほどであった「パオ」がどこまで成長しているのか見るのが楽しみだった。

 

 ところが、見渡して見ても、みんな大きな象でどうもそれらしい若い象が見当たらない。10年という月日は象にとっても長い時間なのだと、その時は思った。庭内では二匹の象が戯れ、長い鼻をすり合わせる様子が妙に可愛らしかった。帰宅して、遠い記憶を確認する意味で、「パオ」をネット検索したところ、驚いたことに一年前の711日に9才という若さで急逝していた。「パオ」は当時、多摩動物公園で初めて生まれたアフリカ象ということで、都民から名前を公募していた人気者で、本当に可愛らしい小象だった。死亡のニュースに気づかずにいたが、ここにあらためて「パオ」の冥福を祈りたい。

秋の気配すすき

チンパンジー

縞ウマ

 

 

 

 

 

 

 そしてチンパンジーやフラミンゴを見て、最後にキリンのグラウンドへやって来た。多摩動物園のなかでも特に気にいっているスポットである。首の長いキリンがちょっと小高い小径の柵まで首を伸ばしてくるのは、結構な迫力である。いつも子供たちが歓声を挙げる。しかし、ここが好きな理由は、首の長いキリンの瞳を同じ高さの目線で見ることができるからなのである。

 

 その日は何が原因か分らぬが、キリンたちは見物客とは反対側の厩舎のほうに固まっているのみで、遠目でその動きを眺めるだけに終わった。

 

 遠い昔の小学校の遠足の時も、キリンがいた。結婚してからは子供たちを連れて何度か足を運んだ。その時々でキリンの瞳から受ける印象は異なっていたのだろうが、いつしかわたしはそのもの哀しい瞳に惹かれるようになっていた。最近では、その瞳見たさに多摩動物園へやって来ているのではないかと思うくらい、その潤んだ大きな瞳が神秘的に感じられてくる。キリンが潤んだ瞳でわたしを見つめ、何かもの哀しく語りかけてくる。いつもこの場所で時を忘れて、佇むようになっていたのである。

厩舎に群れるキリン

遠くのキリン

50周年記念

 

 

 

 

 

 

 当日はそんなキリンと間近に接することができず、憂いに満ちた瞳を見ることもなく、本当に心残りであった。今度また、天気に誘われて出かけて来ようと、後ろ髪を引かれるようにして動物園を後にした。

 

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