脳卒中へのカウントダウン

2.脳卒中は大きく4つに分類される

脳出血

(ア)脳内出血・・・高血圧、動脈硬化、脳動脈瘤や血管の奇形などが原因で脳内深部で血管が破れて出血するもの

(イ)クモ膜下出血・・・頭蓋骨といわゆる脳みそとの間にあるクモ膜と脳みそを覆う軟膜の間で血管が破裂し出血するもの。原因の8割以上が脳動脈瘤の破裂といわれている。死亡率は50%に達する。

脳梗塞

(ア)脳血栓(けっせん)・・・脳の血管の動脈硬化巣の表面を覆う膜が破れ、血栓ができて血管を詰まらせたり、頸動脈などにできた血栓が脳の血管に流れ込んで詰まるもの

(イ)脳塞栓(そくせん)・・・脳以外の場所、たとえば不整脈が原因で心臓(心房)のなかにできた血の塊が血流に載って流れ着いて、脳の血管に詰まるもの。しばしば、血の塊が大きいので太い動脈が詰まってしまい、重症な脳梗塞を起こすことが多い。

(参考)血栓:血管内の血液が何らかの原因で形成される血の塊のと。主に血管壁が毀損されて起こることが多い。

0豌畧脳虚血発作・・・脳の細小動脈が一過性に詰まったり、細くなって血液の流れが減少して起こる。

す盞谿祇脳症・・・血圧の急激な上昇により脳圧があがり、脳にむくみが起きるもの。脳血管の自動調節機能の範囲を超えて血圧が上昇すると、血液が異常に増加し、脳の毛細血管内から血管外へ血漿(ケッショウ)成分がしみ出し、脳にむくみが生じ、頭蓋内圧が亢進する結果、頭痛・悪心・嘔吐・痙攣・意識障害などの症状が起こる。

 

 ●約30年前の日本では脳卒中患者の2/3が脳出血であった。それが現在では脳梗塞が75%を占める形となっている。食生活の欧米化が原因のひとつと云われている。因みに欧米の脳卒中のなかに占める脳梗塞は85%に達している(日本脳卒中協会)

につづく

,砲發匹

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