彦左の正眼!

世の中、すっきり一刀両断!で始めたこのブログ・・・・、でも・・・ 世の中、やってられねぇときには、うまいものでも喰うしかねぇか〜! ってぇことは・・・このブログに永田町の記事が多いときにゃあ、政治が活きている、少ねぇときは逆に語るも下らねぇ状態だってことかい? なぁ、一心太助よ!! さみしい時代になったなぁ

January 2021

閻魔大王お墨付きの最強のお守り・摺袈裟(すりげさ)を授かった

新年にあたり彦左の正眼の読者の方々にとっておきの福を遍(あまねく)く、お届けしたいと思う。古くから四国霊場第18番札所・恩山寺(おんざんじ)のみが授与してきた『摺袈裟(すりげさ)』という閻魔大王のお墨付きもいただいている最強のお守りである。この万能の効験がこの写真の念力を通じて皆さんの心のうちに宿ることを心から願っている。

18番札所恩山寺の摺袈裟
摺袈裟(すりげさ)
まず、『摺袈裟』の由来について恩山寺の説明書きを下記に転載する。

 

摺袈裟(すりげさ)は別名『袈裟曼荼羅(けさまんだら)』ともいい、僧侶が用いる袈裟の内に梵字(ぼんじ=古いインドの文字)で曼荼羅(まんだら)を書いたものです。摺()るとは「版木で印刷する」という意味で、袈裟とは「僧侶が行住坐臥(ぎょうじゅうざが=一日中常に)身につけるお釈迦さま以来の法衣」です。その袈裟に仏様を表す梵字や有り難い陀羅尼(だらに=仏様の功徳を説いた言葉)を書いたものが摺袈裟です。

所持すれば、陀羅尼の功徳によって患っているいかなる病気も治癒し、滅罪生善(めつざいしょうぜん=悪い事を良い事に変える)の為にはこれ以上の功徳あるもの無し、といわれています。

昔、閻魔大王が『死者が眠る墓にこの摺袈裟を掛け、一週間のあいだ供養すれば死者が蘇る』と説いた事に由来して、古くから、亡くなった人の棺にこの摺袈裟を入れてあげれば、必ず極楽浄土へ往生出来るといわれています。それゆえ、後からご仏壇の中に摺袈裟を入れると亡くなった方の供養にもなります。

なお、この摺袈裟の授与は古くから恩山寺(おんざんじ)のみで行われています。

以上

 

18番札所・恩山寺
第18番札所恩山寺
わたしたちがお遍路を始めたのは今を去ること4年前の閏年の2016年6月10日である。しかも事もあろうに香川県の88番札所・大窪寺(おおくぼじ)から徳島県の1番札所・霊山寺(りょうぜんじ)までを反時計回りで巡礼してゆくいわゆる「逆打ち」お遍路に挑んだのである。

女体山と第88番札所・大窪寺本堂
第88番札所・大窪寺
「逆打ち」は通常の1番から順を追って廻る「順打ち」を何回かこなしたベテラン遍路が挑戦するもののようだが、4年に一度の閏年にはじめる「逆打ち」は遍路道のどこかでお大師さまに邂逅できるうえに色々とご利益も大きいのだという話を小耳にはさみ決断した、今風でいう“ご利益ポイント3倍キャンペーン”みたいな謳い文句にのっかって少々欲深で軽いノリではじめたというのが実際のところである。

逆打ちの由来となった衛門三郎とお大師さま
逆打ちの由来となった衛門三郎とお大師さまの銅像(12番焼山寺の杖杉庵)
その最初の88番札所・大窪寺で納経帖に御朱印をいただいた時、わが夫婦はWHOのいう高齢者の初年兵である65歳に達し、「頼みもしないのにお上から介護保険証なる失礼なものが送られてきた」とブイブイ文句を言っていたころである。

焼山寺・本堂
第12番札所・焼山寺
あれから4年! “綾小路きみまろ”ではないが、ようやく残り10ケ寺のところまでやってきた。本当は2020年の閏年で結願(けちがん)となる心づもりであったが、この4年間、母の介護あり、幾たびもの台風の襲来や豪雨の発生といった自然災害も度重なり、昨年には新型コロナウイルスという人類未曽有の災禍にも見舞われ、計画した旅程はキャンセルにつぐキャンセル、順延に次ぐ順延とまさに「逆打ち」遍路は至難、逆境の行であった。
しかも「歩き遍路」であれば、4年の歳月をかけてといっても、よう頑張ったと褒めてくれる人もいようが、我々老夫婦は当然、「車遍路」である。
道後温泉本館
道草遍路の定番・道後温泉本館
旅行代理店が企画しているツアーであれば14日間で88ヶ所を巡礼するという弾丸ツアーもあるではないか。団体旅行であれば二週間でまわれるものを4年間掛けてまだ結願していない。
多伎神社一の鳥居  多伎宮古墳群
    多伎神社一の鳥居      多伎神社境内奥の多伎宮古墳群
なんとも性根の据わらぬテイタラクぶりであるが、そもそもが“しまなみ海道”も辿ってみたい、多伎神社の古墳群は見ておかねばならぬとか、道後温泉をはじめ温泉巡りは必須でしょとか、ついでに近くの式内社巡りは欠かせないとか道草に時間を多く割いた遍路である。
しまなみ海道
しまなみ海道・大三島の多々羅大橋
「まぁいいか!」と、恬として恥じもせぬこの老夫婦である。でも、本堂と大師堂で二人で必ず声を大にして般若心経を唱えることは欠かさずやって参りました。最初は途切れ途切れであったものが、今ではそれなりに様になりつつあると二人して内心では自負しております。

准胝堂・御影堂の先に根本大塔
結願して高野山へいくぞ! 2018年に下見・根本大塔
そして今年こそ残り10ケ寺をまわり高野山へと考えていた矢先、緊急事態宣言である。まだ予約をいれずに様子見をしていたのが幸いし、予約キャンセルの面倒な手間がはぶけた。

事程左様にこんなふうで、まだまだ結願までには紆余曲折がありそうである。

18番札所恩山寺の摺袈裟
そこで、ここらで、少し、お遍路のご利益を少しお裾分けでもしておきたいと考えた次第。新年にふさわしい摺袈裟(すりげさ)なる最強パワーのお守りをご紹介して、そのご利益がこのコロナの嵐が吹き荒れる丑年に皆さんの心の内に届くように写真を掲載し、駄文を添えたものである。

めでたさも 中くらいなり おらが春

年末の冬至の記事で来たる丑年を「あけましてもおめでたくない」と表現したが、やはり新たな年を迎えるにあたって「めでたくない」と言い切ってしまうのはあまりにも寂しすぎた。

2021年鏡餅と恩山寺・摺袈裟
なにせ箱根駅伝で最終10区の残り2kmのところで、なんと、なんと大逆転劇をみせて、駒澤大学が13年ぶりの優勝を果たした。箱根路217kmを2日間にわたって駆け抜けた若人 (わこうど)たちにとっては「あけましてとんでもなくおめでたい」年がスタートしたのだから。

お屠蘇
そこで新年となって、小林一茶の俳句にひとつ好い句があったので、タイトルに拝借したというわけである。やはり、若人にとっては新たな年というのは、明るく輝いているのが相応しい。しかもかつては、老若男女年齢を問わず一斉に齢を重ねる祝日でもあった元旦は、やはり、おめでたいというのが通り相場である。ところが菅総理は、元旦の年頭所感につづくこの4日、新型コロナ感染者の急増に対処すべく「1都3県に今週中にも緊急事態宣言」を発出する見通しであると表明した。


ということは、箱根駅伝の大逆転劇で盛り上がった祝賀とコロナの緊急事態宣言発出の災禍を足して二で割ると、一茶の「ちうくらい(中ぐらい)」の表現がピッタシであると得心したところであった。
そしてこの新年最初のブログアップは終了のはずであった。


ところが、いろいろと調べているうちに、この句の解釈が「老い先短い身にとっては、正月を迎えるめでたさといってもいい加減なものだが、それもまた自分にふさわしいものではないか」(学研全訳古語辞典)といったことらしいということがわかった。めでたさが「中ぐらい」ということではないというのである。

長野県信濃町柏原 俳諧寺
長野県信濃町柏原の俳諧寺
「ちうぐらい」とは、一茶が生まれ、そして終焉の地に選んだ北信濃の柏原あたりの方言で、「いい加減」とか「たいしたことはない」という意味だというのである。要は、皆んながめでたいめでたいという正月なんぞ、これまでのわが身を振り返ってみればどうってことではないと、少し投げやりな口調で詠った句であるということのようだ。

長野県信濃町柏原 小林一茶終焉の古宅
柏原の小林一茶が終焉をむかえた古宅

そうは言ったって2021年、いくら新型コロナが猛威を振るおうが、いい加減でどうってことのない年であっていいわけはない。何とか「中ぐらい」までには帳尻を合わせたいものだと願うところである。そこで、最後に正岡子規の句を紹介して、新年、丑年の初ブログの〆としたい。


「めでたさも一茶位や雑煮餅」


子規が先の一茶の句を「中ぐらい」と詠みなしてものした俳句である。

 

最後になったが、冒頭の鏡餅に供えた「摺袈裟(すりげさ)」は四国霊場第18番札所でのみいただけるレアもので、「袈裟曼荼羅(けさまんだら)」ともよばれるものである。

18番札所恩山寺の摺袈裟
これを「所持すれば、陀羅尼(仏様の功徳を説いた言葉)の功徳によって患っているいかなる病気も治癒し、滅罪生善(悪い事を良い事に変える)のためにはこれ以上の功徳あるものなし」と紹介されており、遍路人のなかでも「最強のお守り」として珍重されているものである。

そしてこのお守りの功徳はなんと一生続くというのだから、まさに最強、スーパーカリフラ・・・、そう、むか〜しメリーポピンズが“supercalifragilisticexpialidocious”、”スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス“と唱えて周囲を煙に巻いたあの魔法の言葉が脳裡に浮かんでくる。


なんだかこんな時代にはとてもぴったりくるお守り、いや魔法のおまじないの言葉のようなものだと感じたものだから、お正月にあたって鏡餅に添えて飾ってみました。そして皆さんにもこのご利益が一生涯にわたって届きますよう心から願っています。



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