彦左の正眼!

世の中、すっきり一刀両断!で始めたこのブログ・・・・、でも・・・ 世の中、やってられねぇときには、うまいものでも喰うしかねぇか〜! ってぇことは・・・このブログに永田町の記事が多いときにゃあ、政治が活きている、少ねぇときは逆に語るも下らねぇ状態だってことかい? なぁ、一心太助よ!! さみしい時代になったなぁ

May 2012

松本名物・翁堂の“女鳥羽(めとば)の月”=松本のお菓子

松本市中央3−4−16


GWに松本散策で中町通りをぶらぶらしていると、えんじ色の大きな暖簾を店頭にひろげているお店にぶつかった。“御菓子処翁堂”と書いてある。

中町通りにある翁堂・蔵の店
店頭に大きな翁堂の暖簾が・・・
蔵造りの家並みがつづく中町通り
蔵の町・中町通り

そこで、当然の如く、わたしの足はたくさんのお客さんが入っている店内へと直角に曲がった。

お客が一杯の翁堂
店内にはたくさんのお客さんが

店内に飾られた額や置物を見ると、どこか由緒あり気な和菓子屋である。店の奥の窓越しには小さな中庭と漆喰塗の蔵が見えた。

奥の蔵は資料館
中庭を通って奥に資料館の蔵が

そこで、店主の木内さんに訊ねたところ、この翁堂は明治44年(1911)創業というから、今年で101年目の由緒正しき老舗ということになる。

福禄寿の額の掛かる店内と木内社長
福禄寿の額と店主の木内さん

店内に飾られる篆書体(てんしょたい)で書かれた“福禄寿”やちょっと難解で読み取れない漢字の刻まれた額について訊ねると、先代のご主人の御趣味だということであった。

表のショーウインドーの飾りも風流
ショーウィンドーに飾られた風流な品々

木内さんは翁堂の三代目にあたるということ。由緒があるはずだ。

店内には翁の人形が
翁の人形

そこで、旅人の厚かましさで、「何がお薦めでしょうか」なんて訊ねて、“女鳥羽(めとば)の月”という菓子を買い求めた。女鳥羽川に映る月影をクルミをたっぷり使って形どった白餡入りの焼き菓子である。何と戦前の昭和14年に全国菓子大博覧会において金碑を受領しているというのだから、この“女鳥羽の月”自体がなんとも由緒正しき和菓子であった。

女鳥羽の月が並ぶ
木内店主お薦めの”女鳥羽の月”

いわゆる旅先のお土産屋で売っている饅頭程度の気持ちで買い求めたので、帰宅後に口に入れてビックリ!! 

くるみの載った女鳥羽の月
”女鳥羽の月”の上に載るくるみが女鳥羽川に映る月影を表しているのだとか
女鳥羽の月の白餡
この白餡のおいしさにビックリ!!

この白餡が上品でふしぎなまろやかさなのである。早速、包み紙に書いてある原材料を調べると、卵・砂糖・くるみ・水飴・小麦粉・本味醂・テボ(手芒)餡・塩・膨張剤とあった。さて、“テボ餡”なるものが、どうもこのふしぎな味を醸し出しているらしい。 

女鳥羽の月の包装紙
”女鳥羽の月”の包装紙

ということで、早速、調べて見ると、テボとは手芒と書き、手芒豆(白いんげん豆)を餡にしたものが、“テボ餡”なるわたし好みの白餡の正体であった。

お店の前を流れる女鳥羽川
菓子の名前の由来となる女鳥羽川

店主の薦めるままに購入した“女鳥羽の月”は松本の名物であり、しかも由緒のある焼き菓子であることを知らされた今回の松本の旅であった。

花林桃源郷・“蔵久(くらきゅう)”の“かりんとう屋敷”=松本のお菓子

松本市中央2-4-13

0263-36-2165


花林桃源郷(かりんとうげんきょう)・“蔵久(くらきゅう)”は信州安曇野にある。そのお店は店舗と呼ぶには相応しくない、5800平方メートルもの敷地に建つ元造り酒屋のお屋敷で、登録有形文化財にも指定された建築物の一画を売店として平成17年にオープンしている。

その文化財の広い和座敷では日本式の庭園を愛でながら、“お茶と花林糖”や“田舎蕎麦”などがいただけるという。

また、その屋敷は昭和51年公開の「犬神家の一族」(石坂浩二主演)の撮影が行われたところとしても有名なのだそうだ。


その大仰なお店については昨年の23日の安曇野旅行ではまったく気づかずに素通りしたことになる。


なのになぜ、ここでブログへアップするかと言えば、このGWに松本を訪ねた際に、その“蔵久”の“かりんとう屋敷”へたまたま入ったのが縁である。そこはいわば安曇野の“蔵久”の出店とでもいったらよいのだろうか、歴史を感じさせる蔵を改造した小さな店である。


お店の前を流れる女鳥羽川
蔵久前より女鳥羽川を望む

女鳥羽川沿いの小さな武家屋敷にあるような時代がかった門をくぐり、砂利が敷きつめられた小径の飛び石を踏んでゆくと、突き当り右手に小さな蔵がある。

蔵久・かりんとう屋敷
この小さな門をくぐり、庭石を踏んでお店へ。右手が女鳥羽川
奥右手の蔵の中がお店

突き当り右手が”かりんとう屋敷”

まことに重厚な漆喰塗の観音扉が開かれ、そこに“久○かりんとう本舗”の暖簾がかかっている。“蔵久”の可愛らしい“かりんとう屋敷”である(暖簾の“久○”のロゴは“蔵久”が松本のかりんとうの老舗・久星(きゅうぼし)食品(株)の運営になるからとのこと)。



漆喰扉の中がお店
この重厚な扉のなかがお店です

うす暗くて少しひんやりした店内には、たくさんの種類のかりん糖がお洒落な袋に入れられて展示されている。

薄暗いが落ち着いた店内
蔵の中です、この薄暗さが落ち着きます・・・

試食が出来たので、もちろん色々なかりん糖を口に入れて見た。黒糖のしつこい甘さを想像していたわたしは、そのサクッとした歯触りに加え、ほんのりとした甘味と黒糖のみでないキャラメル味やシナモン味といった今風の品ぞろえとパッケージの可愛らしさに気持ちがウキウキ。

白糖かりんとう
白糖かりんとう
柚子かりんとう
柚子かりんとう
生姜かりんとう
生姜かりんとう

加えてまことに小振りだが“蔵シック”なお店の落ち着いた雰囲気が殊のほか気に入ったのも、“花林糖”を買い求めた理由である。

源作
蔵久の銘品”源作”
源作
源作・親指大をひと回り大きくした正統派花林糖です
このサクサク感がいい
源作のなかはこんなです、サクサクして本当においしいです

「源作」は個包みの正統派のかりん糖。そのほかに「蕎麦」「珈琲」「白糖」「黒糖」「梅」「シナモン」「キャラメル」「ココア」「海苔」「ゆかり」「生姜」味などちょっとそそられるかりん糖が多数並んでいる。


きれいな包装
海苔かりんとう
海苔かりんとう
海苔の風味がしっかりした花林糖

家に帰って色々な種類の“蔵久”のいう“花林桃源郷(かりんとうげんきょう)”の世界にどっぷりつかり、その甘さ控えめの上品な“花林桃(かりんとう)”にご満悦だったのはいうまでもない。


そして、先日の世界女子バレー応援の際にも、会場の東京体育館までコーヒーのお供に持参し、キャラメル味の“花林桃”を休憩の合間に食べました。


キャラメルかりんとうの包装
キャラメウ味の花林糖
キャラメルかりんとう
これ袋の一部ですが、あっという間に食べちゃいますね
東京体育館でキャラメルかりんとうを食べました・・・が、韓国に負けちゃいました・・・

花林糖に特化する“蔵久”は毎年、新作を送り出しているが、今年も安曇野らしい「わさび花林糖」が販売されている。


松本や安曇野までゆくのは大変だが、東京でもJR駅の立川駅内のエキュート立川店・「信州安曇野 蔵久店」と品川駅内のエキュート品川サウス店・「KarintouSweets蔵久店」で購入が可能という。わたしも近くまで行った時にちょっと立ち寄って、その「わさび花林糖」なる新作を買い求めたいと思っている。


たかが“かりんとう”、されど“花林糖”である。一度、試しに騙されたと思って食べて見られたらいかが。あなたもきっと蔵久の“花林桃源郷”の世界に魅入られてしまうこと請け合いである。

ロンドンオリンピック女子バレーボール最終予選・日韓戦を観た!叫んだ!落胆した!

23日午後710分から東京体育館において、女子バレーのロンドン五輪世界最終予選の日本対韓国戦が行なわれた。

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木村沙織選手のアタック

日本女子チームはこれまでペルー・チャイニーズタイペイ・タイを下し、3連勝と好調な滑り出しである。テレビ観戦で盛り上がっていたわが家も、それじゃ、韓国戦を東京体育館で応援するかと急遽思い立ち、当日の朝、チケット販売のローソンでアリーナ席を二枚ゲットした。結構、簡単にチケットが入手できたのには、正直、驚いた。

アリーナチケット
アリーナチケットをゲット

そして「盛り上がっているのは結構、ウチだけだったりして」という家内の言葉に、すこし不安も感じ、納得もしながらも、千駄ヶ谷へと向かった。

東京体育館
東京体育館

当日の組合せは第一試合ロシア対ペルー、第二試合タイ対チャイニーズタイペイ、第三試合セルビア対キューバ、そして第四試合がお目当ての日本対韓国であったが、われわれは第二試合の後半からの観戦となった。

セルビア・キューバ戦、館内はまばら
セルビア対キューバ戦・館内は空席だらけ

館内へ足を踏み入れると、予想通り客席はパラパラの状態であったが、日韓戦が始まれば相応の盛り上がりは見せてくれるに違いないと、それまでは実にゆったりとしたスポーツ観戦であった。

ネット際のプレーが見にくい
いい席だったが、難を言えば、ネット際のプレーが見にくい

シートは正審判をちょうど真後ろから見る素晴らしい位置であったが、贅沢を言えば逆にネット際のプレーが見難い角度でもあった。

試合結果
第三試合まではワンサイドゲーム

第二試合も第三試合もワンサイドのゲームでそれぞれタイが3-0、セルビアが3-0と簡単に試合を制した。

そして、日韓戦までの待ち時間にコーヒーを呑みながら、日本チームがこれまで1セットも失っていないこともあり、「日本もこの調子でいくといいね」、「でも、あんまりすんなり勝ってしまうのも、折角、大枚叩いてアリーナ席で観戦しているのだから、少しは接戦を見たいね」と、勝負の怖さをまったく知らぬわれわれは能天気にもその時、語り合っていたのである。

アトラクション
その時は戦勝気分であった・・・

日韓戦前には華やかなアトラクションも挟まれ、スポーツ観戦というよりまさに“The Show”を観ているようで、すでに気持ちは戦勝気分であった。

さぁ、試合開始
さぁ、試合開始だ!!

しかし、一旦、試合がスタートするとその浮かれ切った気分は木っ端微塵に打ち砕かれ、まるで冷水が浴びせられたようで、あっという間に気持ちは萎縮。

1セットの立ち上がりから、動きがいつもの日本チームらしくない。

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いつもの落ち着きあるプレーが見られなかった

サーブミスやレシーブミスといった凡ミスの連続で、「いったい、どうなってんの」と、いつしか満員となった観客席のあちこちからボヤキや悲鳴が挙がっていた。

東京体育館も日韓戦は満席
満員の席のあちこちからボヤキの声や悲鳴があがる

結局、第一セットはいいところなく、1825で落とすこととなった。

10番が韓国のエース・金軟景
10番の金軟景(キム・ヨンギョン)が冴えに冴えた試合であった

2セットも一進一退の試合展開ではあったが、何とか2522でセットをもぎ取ったものの、韓国のエース・金軟景(キム・ヨンギョン)の高い打点からのアタックを阻止することができず、前日までのブロックポイントや粘りのレシーブもとんと影を潜め、韓国チームのアタックの強さ、どんな球でも拾いまくる粘りだけが光るセットであった。

打てども打てども
ブロックも決まらない

続く第3セットこそはとわれわれも熱を入れての応援となったが、結局いいところなく、1725で実質、韓国ワンサイドのゲームであっさりとセットを失った。

そしてこれを失えば敗戦となる第4セットと言えば、結果は1325とまったくいいところなし。あっという間の出来事であった。

タイムアウトが多かった
日本のタイムアウトが多かった

正直、試合中、のべつ悲鳴だけ挙げ続けたというのが実態で、それはこの日韓戦の試合全体の観戦記そのものの総括であったともいえる。


2004
年のアテネオリンピックで負けて以来、負けなしの22連勝中の韓国戦でのこの手痛い一敗。

敗戦
日韓戦、手痛い一敗

日本がロンドン五輪へのキップを手に入れるには、同じアジアの韓国の順位如何にもよるが、ロシア、セルビアなど残る強豪との三試合にもう一敗も出来ないという切所へ一挙に追い込まれることになった。


われわれの試合前の「少し接戦を期待」な〜んて、思い上がりもここまで言うかというほどの気持の驕りであった。そのことをいま厳しく戒める必要がある。


“勝って兜の緒を締めよ”とはよく耳にする格言だが、ここは気を取り直して、もう一度、“負けて兜の緒を締めよ”で、全日本女子チームの奮起を促したい。

日本の女子バレーの実力は、数年前までは放映TV局の視聴率アップを狙うための大甘解説で人気倒れと言ってよいもので、世界の実力にはほど遠いところにあったと思う。

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木村沙織選手のアタック、やはり格好いい!!

しかし、ここ23年は明らかに世界の上位チームと何とか戦えるレベルまで、その実力が向上しているのも事実である。

アタック
アタック!!

だからこそ、われわれ老夫婦もこうして東京体育館までわざわざ足を運び、“火の鳥NIPPON”の戦士たちに熱い声援を送ったのだ。

韓国チームは日本バレーの分析を緻密にやっていた。ことごとくと言ってよいほどにこちらのアタックやクイック攻撃、バックアタックを読み切り、それを阻止した。為す術がないとはこのことである。


そのうえ韓国の勝負への強いこだわりが、打たれても打たれてもしつこく、泥臭く、玉を拾い、追いかけ回すひたむきなプレーに見て取れた。観戦していて最後の方は、韓国チームの勝負に対するそのひたむきさに、逆に胸が熱くなるといった場面も度々あった。

韓国チームの見事な勝利に対しては心からエールを送りたいと思う。

頑張れ日本
もう一度ねじを巻き戻し、頑張ろう!!

そして最後に、“火の鳥NIPPON”なんてそんな恰好つけたネーミングなんかつける必要はないと思っているが、木村沙織さんをはじめとする若い選手たちに、“負けて兜の緒を締め”直して、もう一度ネジを巻き戻しロンドンオリンピックへのキップはもちろん、目標に掲げる金メダル奪取という夢を是非かなえて欲しいと願っている。-

気合は入っているのだが
血のにじむような練習をやってきた、この力は必ず裏切らない

それだけの血のにじむような努力をこの若い人たちはやって来ているのだから。この日韓戦はドタバタの試合ではあったが、わたしも含め、勝負というものの本当の怖さを改めて知らされたという意味において、大変得難い経験をしたのだと思ったところでもある。

頑張れニッポン
頑張れニッポン!!!

さぁ、勝負はこれからだ。頑張れ、ニッポン!!


これからの活躍をわれわれ夫婦も心から応援している。

文化の香り高い上野で鰻(うなぎ)の“亀屋・一睡亭”=上野・不忍池グルメ

東京国立博物館140周年特別展『ボストン美術館・日本美術の至宝』は6月10日まで
台東区上野2丁目13番2号パークサイドビル

03-3831-0912

ボストン美術館・日本美術の至宝

東京国立博物館140周年 特別展「ボストン美術館・日本美術の至宝」を観賞しに上野を訪ねた際、まずは腹ごしらえと久しぶりに鰻を食べようということになった。


亀屋正面
亀屋正面

上野公園とちょっと方向はずれるが不忍池(しのばずのいけ)のほとりへと足を向けた。

対面に老舗の伊豆栄が
亀屋の対面に鰻割烹の老舗”伊豆栄”が見える

そちらには鰻割烹の老舗の“伊豆栄(いずえい)”と、そして今回、初めて訪ねた御蒲焼・旬菜料理“亀屋”がある。


店頭のメニュー
店頭のメニュー

“伊豆栄”は7階のお部屋からの不忍池を見下ろす景観が最高で、8月の蓮の花が満開の頃は、こちらが胃の保養だけでなく目の保養にもよいのでお薦めなのだが、今回はネットでもチェックし、ちょっとお店の造作が粋な“亀屋”の方にトライしてみた。


洒落た清潔感のある店内
ちょっと粋で清潔感あふれる店内

暖簾をくぐり店内に入ると奥にテーブル席の個室なども見えるが、一見した範囲はこじんまりとしていて、造作もすっきりとお洒落で満足。店のパンフレットによれば、40名までの座敷も利用できると書かれているので、お店自体はもっと大きく広いのだろうが、そうしたことを感じさせない店づくりがかえって小粋で好感度を増している。


奥にテーブル席の個室や座敷も
奥にテーブ席の個室や大きな座敷も

当日は開店直後の午前11時半過ぎの入店で、われわれ夫婦のほかには二組が着席しているのみで、鰻屋とは思えぬ静かな雰囲気で、気分は最高。


一階の小粋なテーブル席
何かお洒落ですね・・・

テーブルには五月の節句の兜をあしらったランチョンマットが置かれ、季節感あふれるものであった。


節句のランチョンマット
五月の節句の兜をあしらった季節感あふれるランチョンマット

そこでわれわれは季節感を味わうのもそこそこに、早速、うな重の“松(きも吸付で3255円)”を頼んだ。待つこと20分ほど、われわれの眼前に漆のお重に入れられたうな重が現れた。



漆のお重が
うな重の松です

蓋を開ける。うわ〜!!


みっちりと鰻が敷かれたお重
この鰻の質感が堪らない・・・

鰻がみっちり敷かれている・・・。これだけで、嬉しくなるから、わたしも単純だ。まずはお椀に口をつけ、湯気を立てるきも吸いを少しいただく。


熱々のきも吸い
熱々のきも吸い、湯気でレンズが曇るのでズームで撮りました

そしておもむろに鰻に箸をつける。さてどれくらいの量を口に運ぶか。この最初の思案のしどころと、その決断の末に口に入れ、鰻がとろけてゆく感触が・・・あぁ、堪らないのである。


亀屋の鰻は脂がのってわたし好みのとろける柔らかさで、タレの味は濃くもなく薄過ぎるでもなく上品な味で、これまたわたし好み。


「おいしいね」と言いながら、あっという間に完食。

ほうじ茶の湯呑
この湯呑、かわいいです

応対も丁寧な仲居さんが、食べ終わったの見計らって、ほうじ茶を供してくれた。湯呑が堪らなくかわいい。この遊び心、こちとら江戸っ子だい!!って言ってるようで、殊のほか好ましいものでありました。

かわいいね・・この湯呑
「ねぇ、また会いに来て」って言ってるようです・・・

文化の香り高い上野を訪ねる際には、是非、小粋な“亀屋”かば焼きの香りの方も一緒に嗜(たしな)まれてはいかがでしょうか。

東京国立博物館140周年特別展『ボストン美術館・日本美術の至宝』は6月10日まで

文化の香り高い上野で鰻(うなぎ)の“亀屋・一睡亭”=上野・不忍池グルメ

上野の東京国立博物館・平成館において、現在、東京国立博物館の創設140周年を記念して、特別展『ボストン美術館・日本美術の至宝』が催されている。

ボストン美術館・日本美術の至宝
6月10日まで”ボストン美術館・日本美術の至宝”特別展を開催中

10万点を超える東洋の文化財のコレクションを誇り、“東洋美術の殿堂”とも称されるアメリカのボストン美術館が収蔵する日本美術の傑作92点が里帰りしてのお披露目ということになる。

国立博物館
国立博物館

展示された作品は仏像や曼荼羅などの仏画や平治物語や吉備大臣入唐を描いた大作絵巻、それに中世水墨画から近世絵画にいたるまでの傑作が一堂に展示されており、見応えのある特別展となっている。

平成館
特別展が開かれている平成館

なかでも特に印象に残ったのは、やはり今回の目玉の一つである曽我蕭白(そがしょうはく)の迫力ある“雲龍図”であった。

曽我蕭白・雲龍図
曽我蕭白の雲龍図(当館販売絵葉書より)

この雲龍図は、そもそも何枚もの襖絵に描かれていた雲龍図を襖から剥がし、いわゆる“めくり”の状態でボストン美術館で保存されていた。

しかし、1911年に同美術館で収蔵した時の状態はすでに絵具の剥離も多く、紙の損傷・劣化も進んでおり、お世辞にも保存状態がよいとは言えなかったとのこと。

6年前からその修復に取り組み、この度、りっぱな一幅の大画布に貼り直され、今回、世界で初めての公開となったものである。そして、このようにしてわれわれの目に触れることとなった。

ただ、この雲龍図をじっくり見ると分かるが、胴体部分の幾枚かの襖絵が抜け落ちている。その寸詰まりの姿が今にも飛びかかって来るような緊張感を醸し出し、かえって龍の迫力を増しているようにわたしには思えたから不思議だ。

胴体部分の襖絵は行方不明のままで、今もってその存在は不明とのこと。

長谷川等伯・龍虎図屏風
長谷川等伯の龍虎図屏風の龍(当館販売絵葉書より)

その曽我蕭白の雲龍図へ行きつく前に、長谷川等伯の“龍虎図屏風” がある。拝観者は最初にこの等伯の龍を目にすることになり、みんなそこでその筆の巧みさに「ほ〜っ」と感嘆の声を挙げるわけだが、ちょっと先に進み、蕭白の豪壮な“雲龍図”にぶつかり、頭を殴打されたように一瞬、息を呑むことになる。

それほどにその跳びかからんばかりの躍動感と龍の眼力に圧倒されるのである。

京都の相国寺の法堂天井の描かれた“蟠龍図(ばんりゅうず)”や妙心寺や東福寺の法堂天井から見下ろす“雲龍図”も、その堂内の薄暗さや森閑とした静寂さのなかで、ある霊感をともなう迫力を覚えたものだが、曽我蕭白の雲龍図には龍の荒い息遣いをそれこそすぐ身近に感じたのである。まさに雲龍図の傑作といってよい。

また、東大寺法華堂に飾られていた“根本曼荼羅図”にはちょっと複雑な気持ちを持った。まさに国宝級の文化財がどういう経緯か分からぬが、遠く海を渡り他国で収蔵されていることに、多分、時代の混乱の中でそうなったのだと納得しようとするのだが、国力のなさ故か痩せ細った精神故か、何しろ寂しくも哀しい、やるせない気持ちになったものである。

吉備大臣入唐絵巻
吉備大臣入唐絵巻(当館販売絵葉書より)
平治物語絵巻・三条殿夜討巻
平治物語絵巻・三条殿夜討の巻(当館販売絵葉書より)

また、24mにもおよぶ吉備大臣入唐絵巻を一挙に目に出来ることも驚きであった。平治物語絵巻もそうであったが、その保存状態は良く、平安・鎌倉時代の鮮やかな色遣いが美しく、見事であった。

弥勒菩薩立像
弥勒菩薩立像(当館販売絵葉書より)

快慶作の弥勒菩薩立像も、飛鳥白鳳時代の広隆寺・弥勒菩薩半跏像とは異なり、日本文化がその独自性を確立してゆく鎌倉時代という時代背景を想わせるどっしりとした安定感と快慶ならではの気品も窺わせる傑作であった。 


このほかにもまだまだ素晴らしい作品があるので、“百聞は一見に如かず”である。ぜひ、国立博物館へ足を運ばれることをお薦めする。東京国立博物館は610日までの公開である。わたしももう一度足を運ぼうと思っている。


また、その他の地域は以下の通りの公開予定となっている。

2012320()610() 東京国立博物館

2012623()917(月・祝) 2012929()129() 名古屋ボストン美術館

201311(火・祝)317()(予定)  九州国立博物館

201342()2013616()(予定) 大阪市立美術館

母の日に意表を突く粋な贈り物、お相伴しました

5月の第二日曜日、13日は母の日。

 

息子夫婦から家内へカードとある贈り物が届いた。

 

中国茶である。たかだかお茶というのに、随分と大きな箱である。中にはガラス製の急須とビニール袋に入れられた3cmほどのくすんだ濃緑の陏円形の塊が3つあるだけ。


この塊が・・・
このくすんだ塊って、な〜に?

いったい母の日とどういう関係が・・・

 

まぁ、とりあえずお茶にしましょうということで、わたしもお相伴にあずかることとなった。

 

お湯を注いでしばらくすると、あらららら・・・、え〜っ!!


大輪のカーネーションが
大きなカーネーションが花開きました・・・

それはそれは、きれいなカーネーションが一輪、花を咲かせたではありませんか・・・

 

この意表を突いた粋な計らいに、少女のように「わ〜っ!!」と、喜色満面の家内。

 

お母さんありがとう

「お母さんありがとう」に・・・家内は、早速、嫁と息子に御礼の電話を入れていました。


心温まるティータイムでした

温かなティータイムのひと時をわたしもお相伴させてもらいました。

メデタシ、メデタシ!!の巻でした・・・


因みにこのお茶は“不発酵茶”というものだそうで、ビニール袋の説明に“康乃馨(やすのかおり)”とありました。原産国は中国安徽(あんき)省だそうです。

2012年春の“割烹やました”=京都グルメ

2014年、祇園祭の“割烹やました”で、涼をもとめる=京都グルメ(2014.8.13)
2013年・水無月の“やました”、“あこう”の洗いで初夏の爽やかな音色を聴く=京都グルメ
(2013.7.1)
千変万化、山下茂氏の手練の技、“2012年秋の割烹やました” に感服!!
(2012.10.23)
割烹やました・2010年の味=京都グルメ
(2010.12.12)
秋の京割烹「やました」、行って参りました=京都グルメ(2009.11.23)
割烹「やました」・・・京都グルメ編(2008.3.14)

京都・“割烹まつおか”に初見参=京都グルメ(2012.10.7)

中京区木屋町二条下ル

075-256-4506


昨年6月に訪れて以来、9か月ぶりの“やました”である。昨年、ブログへのアップを怠ったので、今年は遅ればせではあるが、“やました”探訪記を残しておく。

山下茂氏と花島氏
”やました”の大将と花島さん

なにしろ昨今は多くの知人が“やました”ファンとなった御蔭で、東京でもやたら「やました、行って来たよ」、「やましたの岩ガキおいしかったよ」とか、まぁ、こっちの気も知らないで“やました”自慢の花盛り、花盛り・・・。


そこで、この春、義母の米寿祝いに四国を訪れた帰路、京都で途中下車。もちろん定番“やました”へ向かうためである。そして今回は、学生時代以来の京都一人旅であり、事前の計画なしに洛中をブラブラする「無計画の計画」を心ゆくまで愉しむこともひとつ大きな目的としていた。

嵐電
学生時代以来の嵐電に乗りました

ただし、夜だけは「無計画」とは異なり、一日目が“御料理はやし”、二日目を“割烹やました”と、しっかりと事前に予約しておいたのはまぁ大人のご愛嬌である。

北野白梅町駅
昔、京都へ来ると、この北野白梅町駅をよく利用した

こうした行動パターンは、「無計画の計画」をモットーに洛中を彷徨していた学生の頃の自分が最も忌み嫌った「肥満した精神」の発露そのものである。

帷子の辻駅
この帷子の辻(かたびらのつじ)駅で乗り換えたり、ここから歩いたりしたもんだ・・・

正直、近年の「食」へのこだわり方は老いとともに執拗さを増し、己で制御するのが難しくなっている。理性を失ったかのようなその執着心のあさましさをまだ恥ずかしながら自覚していることが、まぁぎりぎりの救いってところかなと感じているところである。

帷子の辻駅前
帷子の辻駅前はまったくその様相が一変・・・、わたしには寂寥感のみが・・・

そうは言っても、あの青春時代のまぶしいような「無計画の計画」はお天道さまが顔を見せている時間帯だけという所業については、まぁ、若い人から見たら堕落しきった代物(しろもの)と一刀両断に唾棄されても仕方あるまい。

冷酒
大人の証明・・・、いやお酒の魔力・・・

あぁ、そんな噺はどうでもよいのだった。ここでは“やました”の近況を報告すればよかったのだ。

八寸
まずは八寸

ということで、今回は一人旅ということで、“やました”の大将がカウンター中央に席が取られていた。要すれば光栄にも大将の正面に坐ることとなった。これまではカウンターの一番奥に陣取り、隅から板場を見るのを常としていたが、今回は同行の話し相手もいないことから、計らずも大将とゆっくりと話をすることができた。


料理はいつもの“おこぜ”の刺身ではなく、“てっさ”をいただくことにした。大将がいうには、「いつもお造りは“おこぜ”だから、たまに違うのはどうか」と奨められたからである。前々回だったか娘が頼んだフグを少し横から掠め取り口に入れたところ、微妙に厚みがあって甘味が口の中にふわっと広がり、それまでフグ刺しをあまり好まなかったわたしにとり、ちょっとした新鮮な驚きがあったのを覚えていたためである。

てっさ
ちょっと肉厚で、噛みごたえのある”てっさ”は、わたし好み!!

今回はひとりで思いっきりその“てっさ”を堪能した。思った通りの醍醐味を感じさせる質感と淡白さの中にほの甘い味のするこれぞ“やました”の“てっさ”であった。

太った本モロコ
太った本モロコ

それから本モロコを久しぶりに戴くことにした。写真で分かるように、見事なモロコである。淡白でほっこりとした食感が堪らなくおいしい・・・。

本モロコ
おいしそうに焼きあがっています
ほっこりした本モロコ
思いっきりたくさん戴きました、本モロコ!

そして大将との談笑の合間に、色々と酒のツマミにとちょこちょこと繰り出される小気味よい技にほとほと感心しながら、酒はいよいよ進み、時間が経つのも忘れてしまったのは当然の成り行き。

おつまみ
この蕗の塔を刻み込んだ味噌でお酒の進むこと、進むこと・・・
おつまみ
からし和えもお酒が・・・欲しい・・・
酢味噌和え


山菜の天ぷら
山菜の天ぷらまで頼んでいたんだ、よく一人で食べたなぁ・・・

いつしか第一陣のお客で残っているのはわたしのみで、隣には大原からやって来られた気さくなご夫婦が坐っていた。


大将とはどうも野菜の仕入れの関係で長年のお付き合いがある様で、気の置けない談話が始まっていた。そしてわたしもいつの間にか当たり前のようにその仲間に入り、心温まる時間を過ごさせていただいた。


その会話の中で、大将の食材に対する造詣の深さや新たな食材への飽くなき探求心といったものを知り、笑顔の底に隠された“食の匠”としての凄みを知らされた貴重なひと時でもあった。


そうこうするうちに時間は看板の時刻を疾うに過ぎ11時近くとなり、大原のご夫婦を残して店を出ることにした。いつもの如く大将が外まで見送りに出てくれたが、「今夜は奥様がいないから“K6”(カクテルバー)には寄らずにまっすぐ、ホテルへゆくがよい」と誰かさんの伝言でもあったかのような適切なアドバイスをいただき、それではと初春の夜風に火照った頬をなぶらせながら、ゆっくりと、とろりんちょと、ホテルへ向かった次第である。


斯様にして2012年最初の“やました”の夜も更けていったのである。


それと大切な報告をここでしておかなければならない。“やました”の焼き方と揚げ場を担っていた松岡君が独立し、「割烹まつおか」(京都市東山区松原通大和大路西入る南側弓矢町25・電話075-531-0233)をこの426日(木)に開店したことである。カウンター7席の小さなお店とのことであるが、近いうちにぜひ伺いたいものと思っている。

右近君頑張る
若手の右近君、頑張っています

松岡君のいない“やました”はちょっとさびしい気もするが、これまで通り花島さんがしっかり大将を支え、若手の右近君が松岡君の抜けた穴をカバーし、いつも通りの旅人に優しい気の置けない“やました”はもちろん健在であり、今後とも脚を運び続けるのは言うまでもない。

台湾料理・紅鶴楼(こうかくろう)【旧福金楼】=蓼科グルメ24

驚きの味と値段、台湾料理・福金楼(ふくきんろう)=蓼科グルメ23
茅野市米沢3753-7

0266-78-8808

営業時間:1100-14301700-2400



台湾料理・紅鶴楼
台湾料理・紅鶴楼

昨年のゴールデンウィークに肩の凝らぬ至って庶民的な台湾料理のお店“福金楼”を見つけ、このブログで紹介した。


昨年は”福金楼”の看板であった

その安くておいしい中華が食べたくて、松本へ遠出をした帰り道の夕ご飯にと思い、立ち寄った。駐車場へ入ろうと看板を見ると、あららら・・・名前が変わっていた。


ただ、看板の体裁や色使いに昨年の記憶と変わりがないように思え、まぁ、入って見るかと店内へ足を踏み入れた。すると、内装も一年前とどうもどこも変わっていないようだ。


DSCF8945
福金楼時代と内装は変更がなかった。帰る頃にはこのテーブル席も座卓席も一杯でした

狐につままれたような気分だったが、昨年と同じ位置に在るテーブル席につき、メニューを開いた。お目当ての北京ダックはなくなっていたが、ほとんどメニューには変更がなかったので、みんなでシェアしようと数皿の料理を注文した。


超お得な生ビールセット
料理がふた皿選べる超お得な生ビールセット
台湾風冷奴
酒のお伴のひと皿は台湾風冷奴
焼き餃子
ふた皿目のお伴も6個も焼き餃子がついていた

味も多分、変わっていず、料理人も一年前と同じ人(おそらく台湾の人)なのだろう。帰宅後、この新名称の“紅鶴楼”を検索すると、新潟県上越市にある台湾料理・“紅鶴楼”がヒットし、その店名のロゴやメニューに類似点が多く、“福金楼”が何らかの理由からその系列に入ったのかも知れない。店員の女性に店の名前が変わった訳を訊ねたが、日本語がまだ不得手なため、会話自体が不得要領であり、謎は謎のままということになった。


だが、料理を食べ始めたらすぐにそんな謎解きに意味がないことが分かった。一年前と同じく、料理の盛りも多く、味もおいしく、そして値段がとびっきり安いのだから、名前? 関係ないよねということで、家族一同、至極、納得の体でありました。

そして、まず、当夜はピータン(280円)・青菜炒め(680円)からオーダーしました。


本格的ピータン
昨年と変わらぬ本格的なピータンでした
青菜炒め
ニンニクの効いたあっさり味の青菜炒め

次に豚トロの黒胡椒炒め(780円)・味噌なす(680円)・焼きビーフン(580円)・野菜おかゆ(480円)を各一皿と、わたしが生ビールセット(中ジョッキ・台湾風冷奴・焼き餃子:980円)を頼んで、あっという間に完食。

豚トロの黒胡椒炒め
豚トロの黒胡椒炒め
味噌なす
野菜たっぷりの味噌なす、おいしかったね!
焼きビーフン
薄味の焼きビーフン
胃にやさしい野菜おかゆ
最後に胃にやさしい野菜おかゆ

上の料理を4人でシェアして、みんな「食べ過ぎた!」と叫ぶ、一皿の量でした。

そして最も嬉しいことに、精算も〆て、4名で5千円札でおつりがくるという財布にやさしい超省エネ・ディナーとなったのである。メデタシ、メデタシの夜でありました!!

この看板を目当てにどうぞ
ビーナスライン沿いのこの看板を目印にどうぞ

われわれが帰る頃には、広い店内も地元の馴染み客でほぼ満員となっていた。店構え、内装こそ平凡、いやいたって簡素というものだが、その味・量・値段とも心から満足できる、正直、本気の中華のお店である。リゾート料理に飽きた方々はぜひ一度、騙されたと思って、足を運ばれてみてはいかがであろう。

2012年・聖光寺の桜、GWにあっぱれ満開!!

蓼科聖光寺のGWの桜は、七分咲き
茅野市蓼科高原4035
蓼科・聖光寺の桜、2013年GW、5月5日前後が見頃(2013.5.1)



蓼科聖光寺
蓼科聖光寺

今年も蓼科・聖光寺の桜がゴールデンウィークにあっぱれ、“満開”を果たしてくれた。年々、桜の樹々が盛木になっており、枝々に咲く桜の花は勢いを増すいっぽうで、蓼科にまた一つ新たな名所ができた。 


満開の桜

2012年のGWは各地に暴風雨が見舞うという散々な天候となったなか、蓼科もすっきりした天気に恵まれなかったが、55日の子供の日は、朝から見事な日本晴れの空が広がった。 


聖光寺と桜

その真っ青な青空に聖光寺の満開の桜が見事に映え、それはそれは美しい日本の春を見せてくれた。


白樺と桜

そして、高原の蓼科・聖光寺ならではのいつもの“白樺と桜”の彩りが、高原に降り注ぐ陽光に見事に照り映えて見えた。


青空と桜

そしていつもの蓼科チーズケーキ工房(茅野市米沢127-1・電話:0266-82-8286)の出店でおいしいチーズケーキを求め、夜のデザートとしてみんなのお腹におさまったことは言うまでもない。

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