彦左の正眼!

世の中、すっきり一刀両断!で始めたこのブログ・・・・、でも・・・ 世の中、やってられねぇときには、うまいものでも喰うしかねぇか〜! ってぇことは・・・このブログに永田町の記事が多いときにゃあ、政治が活きている、少ねぇときは逆に語るも下らねぇ状態だってことかい? なぁ、一心太助よ!! さみしい時代になったなぁ

February 2010

キムヨナの金メダルと浅田真央の銀メダル


バンクーバー冬季オリンピックもいよいよ終盤。冬季オリンピックの華といわれる女子フィギュアースケートの競技が26日(日本時間)に終了した。韓国のキムヨナ選手と浅田真央選手の闘いが注目された。

 

結果は、キムヨン選手の228.56点の金メダル、浅田真央選手の205.50点の銀メダルに終わった。

 

実況で観ることはできなかったが、夜に録画番組で両人の演技を堪能した。結果を知ったうえでの、観戦であったのでLIVEの緊張感と臨場感がなく、そのお蔭で採点結果についても、うん?という感じは持ったが、キムヨナ選手の流れるようなスケーティングや感情豊かな表現力に素直に素晴らしいと拍手を送った。

 

それと同時に、浅田真央選手もSPでの5点近い差を逆転し、金メダル奪取を目指した2回のトリプルアクセルへの挑戦と成功は、その精神力の強さに加え、高度な技術力を示したもので正直、頭が下がる。

 

両人の試合前、試合後のインタビューなどその態度は、どこかの国の政治家の政治とカネの問題への対応の見苦しさと較べると、その覚悟のあり方において、見習うべき点が多いと感じた。加えて、共に国民を代表する立場にある人間としての格の大きな違いを感じさせられ、情けない気持ちになった。


キムヨナ選手も浅田真央選手も、まだ成人前の19歳である。それをつい忘れてしまうほどに、この両人の勝負に向かう姿勢とその結果を受け入れた毅然とした態度に、頭が下がった。

 

キムヨナ選手の言葉で心に残ったのは、「金メダルを逃した時、その事態を受け入れる心の準備はできている」といった主旨のことを語った試合前の記者会見の言葉である。

浅田真央選手については、試合翌日の「日本に帰って、多くの人にメダルに触ってもらいたい」という主旨の言葉と「また来たい。悔いも残ったし、悔しい思いもある。すごくいい舞台だなと思った」という、明日を見つめる視線の高さと気持ちの切り替えに、脱帽したのである。

 

両名の「いくさ人」としての心映えに、試合での名演技以上に感服したものである。

ハーフパイプ代表、国母和宏、「チッ、うっせーな…反省してま〜す」

今回のバンクーバー五輪はなぜか自分の中で盛り上がりに欠ける。飛び抜けたスーパー・スターが欠けているのか、他国のそうした情報をメディアが伝えていないのか、まぁどうでもよいが、関心は薄かった。

 

だが、ここに来て場外乱闘?が面白い。男子ハーフパイプ代表の国母和宏選手(東海大)である。こんな男、まったく今まで知らなかったし、HPって言えば、ホームページと読んでしまう程度のスノボーもやったことのない、そもそものウインター・スポーツ音痴の私。だが、今回の「反省してま〜す・・・」で、この国母という男の存在を知った。日本からバンクーバーへの移動の際に日本オリンピック委員会(JOC)で定めたユニフォーム着用につき、シャツを腰から出しズボンをずり下げる、いわゆる「腰ばき」姿だったというのが問題になった。そんな映像、TVで見ていないし、それ程にオリンピックへの関心が冷えていた。でも、選手村での10日の記者会見での「反省してま〜す」発言で、状況は一転した。

 

いやぁ、久しぶりにテレビを観て、盛り上がり、熱くなってしまった。うん、まだ、ちょっとは若さが残っているかな・・・。

 

「反省してま〜す」の映像が流れた時、訳は分からぬが、「なんだ、この野郎!」と、詳しく事情は分からなかったものの、そのふて腐れたような小馬鹿にした受け答えが、テレビ画面の前に坐っていた私の、何やら分からぬ怒りの導火線に火を点けた。そして、その後、「「反省してま〜す」の前に、記者の質問があった際、「チッ、うっせーな」としゃべっていたことを知るや、俄然、私のひとり相撲のうっぷん晴らしが始まった。

 

「さぁ、お祭りだ〜!お祭りだ〜!」

 早速に、2チャンネルを覗く。スレがアル、アル、ノビル〜・・・。

「そうだよな、うん」「そう思うに決まってるよな」「あったりまえじゃん・・・」

 いやぁ〜、久しぶりに一人でワッショイ!ワッショイ!と、祭りをやってしまった。

 

そして、その後、繰り返し放映される会見場面の映像に向かって、「お仕着せの服装がそんなに嫌なら、オリンピック出場を止めればいいじゃないか」と、はしたなくも叫んだ。

 

 最近の朝青龍の問題で色々、言いたいことがあったが、時間がなくて記事をUP出来なかった分、この国母という男は可哀そうではある。朝青龍の分までまとめて憤懣をぶちまけよう。

 

 要は、その世界にいて稼ぎをするのであれば、その世界の決まりごとに従うのは当たり前。それを守るのが嫌なら、そんな世界に入らなければいいだけ。簡単な話だ。国母の場合はユニフォームを着る規則が嫌なのだったら、そもそも儀式だらけのオリンピックなどに出なければいいだけ。

 

 どうも鳩山由紀夫総理、小沢一郎幹事長の政治とカネの問題も、同じ話のような気がする。まぁ、政治家は教科書的に言えば、本当は国民の範たる人物でなければならぬはず。なんか、と〜い昔、小学校時代あたりに習った気がするが、国母某よりも、永田町の御両人の方が罪は数十倍も重いことは確かである。

 

 まとまらぬ話で恐縮だが、国母君、ホームページかハーフパイプか知らないけれど、要はあなたがやったことは、国の代表に選ばれ出場するのだから、その意味で税金を使っているのだという意識は最低でも、もってくれよな!

 

 そんな21歳の若造に言う前に、総理大臣たる鳩山由紀夫と小沢一郎幹事長は、同じ税金の問題と言っても次元が違う。(贈与の)脱税、(政党交付金の)流用といった疑惑であるのだから、国民への示しという意味では、言うまでもなく、ものすごく大きい問題である。永田町の御両人の方に国民は怒りと憤懣をもっとぶつけねばならぬのだろうなぁ・・・と、むなしく、こちらは呟くだけである。

 

 でも、面白いのはなんか国母だったり、朝青龍だったりするから、庶民というものは、本当に度し難い、アホなんだと、自戒しきりの夜である。

 

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