どうも最近の“彦左の正眼”、硬い話や鬱陶しい話が多過ぎて、書いているこの彦左衛門本人が楽しくない。


そこで、すこ〜し、ここで軟らかい話でもしようかいな。ここの読者は酸いも甘いも知り尽くしたご仁が多かろうて、たまには、こんな話も面白かろう。


この世には男と女、雄と雌しかいぬことは、いまさら語るまでもない。


そして、昔から初めて男と女が出逢うたとき、最初に頭に浮かんでくるのは、言わずと知れた“アレ”のことじゃて。そんなの“あなただけ”と女房殿に叱られようが、自然界の営みを見ておれば、これは生物の生物たる本能そのものであり自然の摂理であって、決して恥ずかしきことではない。つまるところ、神聖なるものということじゃ。


だからして、“アレ”が古来、縁結びや安産の神として崇められてきたのじゃな・・・


まず、神様も摂社、いや、拙者と同様、“好きもの”じゃなぁというところから始めようかの〜。


長崎市に“おくんち”で有名な“諏訪神社”というりっぱな神社があるのを知ってござろう。

諏訪神社
諏訪神社一之鳥居

その神社を参詣するときに、隠れた楽しみ、いや、恋の成就を手助けしてくれる“よかもん”があるんじゃ。


この彦左衛門、見つけたのであるなぁ。写真を撮りまくる拙者を見る女房殿の視線がつとに痛かったのう、あの日は・・・。人間、己の心に正直であらねばならぬとあれほど常々、教え諭しておるのに・・・、女房殿、素直でないのぅ。


さて、諏訪神社の参道には、なんと、陰陽石が埋められておるんじゃよ。そして、ご丁寧に両性合体石までがあるんじゃぁな。なんとまぁ、至れり尽くせりの神社である。


諏訪神社のHP縁結びの陰陽石”に、「男性は女石、女性は男石を踏んだ後、拝殿前の両性が合体した石を踏んで参拝すると、縁結びの願い事が叶うと言われています」と、堂々と、いやご丁寧に書いてござる。


まず一之鳥居をくぐってすぐに“陽石”がござる。HPによれば“男石”と言っておったな。これはオナゴが踏むのじゃぞ。

陽石・男石
この丸いのが”陽石”、なにの断面図であるな

次に四之鳥居付近に、“陰石”つまり“女石”があり申したなぁ。これは彦左が・・・、おっと、わしゃ、もう隠居の身であったわい・・・(=^・・^=) いやはや、ハッ、ハッ、ハッ!

陰石・女石
こりゃ、かなりリアルであるのぅ

そして長〜い階段を登り切ると、正面にりっぱな拝殿がある。

諏訪神社拝殿
拝殿

この前に“アレ”が埋まっているはず・・・ あった〜!! 参拝客が多いので、シャッターチャンスがぁ〜 

両性合体石
両性合体!!

う〜ん、なるほどなぁ・・・。 この“生命の源”が何かを知らずして踏みつけておるご仁がタ〜クサンおったなぁ〜。 じゃが、そうした男女の方が存外、ご利益があったりするものじゃて・・・


長崎の“お諏訪さま”もこれでなかなか粋で面倒見のいい神様であることを分かってもらえたかのぅ。


さて、次はぐっと東へ飛んで、愛知は足助町じゃ。ここには紅葉で有名な香嵐渓があるぞ。その国道153号線沿い、梶平の信号すぐに庚申堂がござる。

庚申堂
足助町の庚申堂

その小さな前庭に“ソレ”は“チン”座しておるのである。

左に埋まるのが陰石・真ん中が陽石
左に埋もれたようなのが陰石、中央が陽石である

陽石は花崗岩で高さが80僉⊆りは1m20僂世修Δ犬磧人工の手を加えぬ男根形の道祖神としてはおそらく日本一というておったわな。

人工の手を加えぬ日本一の陽石
どうじゃ、日本男児の・・・

この極太には拙者はひと言もない。ただ、この短軀にはなぜか日本男児として、至極、親しみが湧くのじゃなぁ〜


陰石は脇に草花に隠れるようにして奥ゆかしく鎮まっておる。大和撫子とはよくぞ言うたもんじゃ。

うん、陰石ですなぁ〜
この慎ましさがいかにもよい・・・

さぁ次に、さらに東へと移動。所は高崎市、榛名神社から榛名湖へ向かう天神峠に突如出現するのが・・・

榛名神社一之鳥居
榛名神社一之鳥居

その名も直截な“男根岩”である。

男根岩
その名の通り。

う〜ん、男子としてはただただ、圧倒されるばかり・・・。注連縄なんか・・・拙者の・・・には・・・、無理に決まってるわな〜・・・ご無礼つかまつった (-_-;)


さてさて、最後に控えしが、今度はまた遠〜く西へ飛び、雲仙の温泉地。

雲仙温泉郷
雲仙温泉郷

そこにの木花開耶姫(コノハナサクヤヒメ)神社に”アレ”があるのでござる。神社は元禄時代頃の創祀だという。

木花開耶姫神社由来
神社由来書き

その参道というより狭い山道の樹々の枝に、たくさんの短冊が吊られておる。

神さびた鳥居と参道に垂れる短冊
神さびた鳥居に参道には白い短冊が吊られている

これを横目に登ってゆくのじゃが、いやはや、途中から彦左の頬はゆるみ、ニヤニヤ、目尻は下がるといった態で、女房殿が“イヤラシイ”と、一緒について来たことを後悔するような、旦那さまを批難するかのような目つきをしておるではござらぬか。


不届きものめが!!


次なる短冊に書かれし名句をご覧じよ。


“新婚で 登りて見れば 明日の励みよ”

“はじらいて 登る二人の 若さかな” ・・・・ 若いもんはいつの世も、よいもんじゃ。


“夫婦喧嘩 あの時ばかりは 仲直り”

“あの人は 口で言う程 できもせず” ・・・・ うむ・・・う〜む・・・


“若後家は 登る道々 冷やかされ” ・・・・ 艶っぽいのぅ


“還暦は とうに過ぎたが まだ欲しか”

“古希なれど せがれはいまだ 二十才”

名句じゃ!
う〜ん、わかる、わかる・・・

日本男児もまだまだ捨てたものではないと、思ったものじゃ。

そしていよいよ坂道の突き当り、小さな平地になっている。だーれもいなかったなぁ。


正面左に、リアリティー満載の“アレ”が天を指し、屹立しておる。

ひっそりと立つ陽石

近づくとなるほど、見事のひと言!

お見事!!
お見事!!

その男根の横に吊るされた短冊には、“あら大き モデルはどこの誰じゃろかい”と、これまた名句でござったなぁ。


そして右手にちょっと行ったところの洞穴に女陰、いや、陰石がこれまたりっぱに祀られておったの〜

洞穴に祀られる陰石

女房殿は男根と女陰を一瞥するや、古びた木製ベンチへ腰掛け、メールを打ってござったな。恥ずかしがらずともよいのになぁ・・・


といった塩梅で、肩の凝らぬというか、ちょっとニヤリとするお話をさせてもらい申した。いやぁ、彦左も久しぶりに愉しませてもらったのう。長々と年よりの妄言にお付き合いいただき、厚く礼を申す次第じゃ。