2014年の八千穂高原・白駒池(しらこまいけ)の紅葉は終了(2014.10.13)
2010年、御射鹿(みしゃか)池の紅葉、見頃は10月23日
蓼科の秋(2009.10.10)
2011年蓼科の秋、本番=プール平・大滝(2011.9.26)
2011年蓼科の秋=車山高原は爽やか(2011.9.26)
今年の未曾有の猛暑の夏が過ぎ、一挙に秋の盛りへと季節は移ろう。時代の変化が激しさを増すのと歩調を合わせるかのように、四季の移ろいも慌ただしさを極めている。
つい先日まで30度を越えた真夏日などと云っていたのが、もう紅葉の季節である。今年は例年より紅葉が早い、いや遅れるといった素人見たての紅葉情報が乱れ飛ぶ。
標高1300mの八ヶ岳農場の紅葉はチラホラ
そこで、この週末(10月16、17日)を利用し、信州蓼科へと足を向けた。猛暑で上がりっぱなしだった体内温度計をクールダウンさせるためでもあった。蓼科の秋の装いも、そこここで異なった雰囲気を見せていた。
麦草峠近くの白駒池(標高2115m)の紅葉の見ごろは1週間前が盛りであったとのことであった。写真は17日撮影である。まだ、観光バスなどでの紅葉狩りの訪問者が多かったが、みんな、肌寒いなかを、「ちょっと、遅かったね」と云いながら湖畔の周遊コースを散策していた。
苔の美しい白駒池への小道
私たちは、そこから横谷渓谷の突き当りのおしどり隠しの滝へ向かった。標高は1500mで、明治温泉のあるところである。そこはちょうど、今盛りの紅葉であった。マイナス・イオンの滝の真下から見る紅葉は見事であった。
横谷渓谷から仰ぐ秋の空
そして、カラマツの黄葉は標高1600mの辺りが、いま、ちょうど真っ盛りで見事であった。これから日毎にその紅葉・黄葉は里の方に降りてゆき、かすかな冬の足音が聴こえ出す。
桃色の実をつける木の背景にカラマツの黄葉
カラマツの黄葉。今年は雪のように降りそそぐというカラマツの落葉をぜひ見に行こうと思っている。