彦左の正眼!

世の中、すっきり一刀両断!で始めたこのブログ・・・・、でも・・・ 世の中、やってられねぇときには、うまいものでも喰うしかねぇか〜! ってぇことは・・・このブログに永田町の記事が多いときにゃあ、政治が活きている、少ねぇときは逆に語るも下らねぇ状態だってことかい? なぁ、一心太助よ!! さみしい時代になったなぁ

放送倫理・番組向上機構

BPOの「朝ズバッ!」審理入り結論見送りに唖然!5

BPO(放送倫理・番組向上機構)の「放送倫理検証委員会(川端和治委員長)」は予定通りこの23日に初会合を開いた。BPOは不二家信頼回復対策会議の元議長、郷原氏らから「捏造の疑いがある」などとして調査、審理に入るよう要請があったTBSの「みのもんたの朝ズバッ!」の不二家報道問題について「十分な議論ができなかった」(川端委員長)として次回会合に判断を持ち越すことになった。

 

 「放送倫理検証委員会」新設を発表した際に、民放連の広瀬道貞会長は「グレーゾーンは広い。疑わしきは調査してもらうというのが放送界にとってプラスになる」と正論を述べた。捏造問題など不祥事の続発する放送事業者の代表としては至極当然の発言であった。

 

 しかし、そもそも「あるある」の捏造問題に端を発し新設された「検証委員会」の初会合で、「捏造の疑い」があるとして審理申請が出されている「朝ズバッ!」の扱いについて「次回さらに(審理入りを)議論したうえで決めることにした」との川端委員長の発言は、「疑わしきは調査してもらう」という至極当然の民放連会長の正論とは対極に位置するものと断じざるをえない。この委員長発言を聴いて新生BPOの鼎の軽重がはやスタート当初から問われることになり、「検証委員会」の存在意義すら疑問視せざるをえない事態となった。

 

総務省は先にTBSに対し「朝ズバッ!」を含む3番組における「問題への対応について」文書において厳重注意を行なった。そのなかで「朝ズバッ!」について「事実に基づかない報道が行われた」と認定した。メディアが権力と適切な距離感を保ち、権力に対するチェック機能を健全に果たし、権力の報道・言論への介入を排除するとする姿勢は正しい。またそうあらねばならぬことは、国民の知る権利を担保するうえで重要な要素であることは言を俟(ま)たない。

 

そうであればこそ、総務省から「事実に基づかぬ報道」と名指しされた「朝ズバッ!」について「放送倫理検証委員会」は率先して事実究明を行なうべきである。そのうえで当局の指摘がおかしいのであれば、それこそ「権力のメディアへの介入」であると堂々と胸を張って国民に対して宣言すればよい。そのときは当然のことだが、国民も一緒になって当局の言論・報道への介入に対し毅然たる抗議を行なうはずである。

 

BPOの「放送倫理検証委員会」は注目される初会合において、なぜ即座に「朝ズバッ!」に関し「『特別調査チーム』(調査顧問・高野利雄元名古屋高検検事長)の派遣を決定した」と、宣言しなかったのか。その断固たる不羈(ふき)の姿勢を示すことこそが、現在、国民の信頼を揺るがせているメディアが、自らの足で再生への第一歩を踏み出したのだという「強い意志」を国民にわかりやすく伝える最善のメッセージではなかったのか。そのために既存の「放送番組委員会」を発展的に解消し「放送倫理検証委員会」を新設したのではなかったのか。

 

言論界に身をおく先生や学識経験者等第三者から選ばれた10名の委員により「放送倫理検証委員会」は構成されている。だからこそ「検証委員会」によって、客観的な立場で純粋に、国民の知る権利と表裏にある言論・表現の自由ならびに報道の自由を担保するべく最善の対応がとられるはずであった。

 

初会合で時間が限られていたとして、「朝ズバッ!」審理入りの結論見送りなどと悠長なことを言っているほど、大手メディアに対する国民の不信感の高まり度合いは甘くはない。逆に信頼崩壊のピッチはますます早まっているのだということを、メディア界のみでなく言論界や学界に身を置く先生方にも心底、肝に命じてもらい、やるべきことを迅速に果たして欲しいと願うのである。

 

次回の「放送倫理検証委員会」は68日金曜日に開催が予定されている。

それでもBPOは「あるある声明」を繰り返すのか3

 

『発掘!あるある大事典供戮隣埖ぬ簑蠅琶送界は依然、大激震を続けている。

その最中、テレビ東京の菅谷定彦社長は21日の定例会見のなかで、健康情報番組「今年こそキレイになってやる!正月太り解消大作戦」(1月6日放送)の映像すり替え問題について捏造を認めて謝罪した。そしてそのほとぼりも冷めやらぬ22日に今度は、日本テレビの「報道特捜プロジェクト」などの内容につき山梨県山中湖村が「捏造の疑いがある」として放送倫理・番組向上機構(BPO)に苦情申立書を送付したことが報じられた。

 

BPOは2月7日に『発掘!あるある大事典供挂簑蠅亡悗垢詬識者の「声明」を出した。その内容は、「(1)何重もの下請けで、十分な取材や調査が出来ないまま番組作りが進んでいる(2)外部制作者の末端にまで実効性のある教育システムが必要(3)政府・総務省の関与・介入は慎重を期し、懲罰的な行政指導を行うべきではない」の3点を主張するものであった。

 

その(3)で、声明は「民主主義社会の根幹をなす言論・表現・報道の自由の重要性に鑑みれば、慎重の上にも慎重を期すべき事柄であり、行政の役割は、直接に指示したり、懲罰的な行政指導を行なうことではない」と述べている。

 

わたしはこの声明に対し、29日付けのPJオピニオン放送倫理・番組向上機構の声明って、変?で疑問を呈したが、性懲りもなく続くテレビ局の捏造問題を前にしてもまだ、BPOの有識者は前述の声明を撤回する気はないのだろうか。

 

民主主義社会の根幹をなす言論・表現・報道の自由」であるからこそ、「懲罰的な行政指導」で早めに放送事業者の襟を正させるのが結果として国民の利益に適うのではないかと思えて仕方がないのである。現に放送事業法の改正において「国民の知る権利」を脅かしかねない条項が盛り込まれる方針が固まったことを見ても、いたずらに権利、自由を叫び、自浄作用も満足に働かぬ放送業界への行政指導すら反対することは、結局は大きな処罰等を含んだ表現の規制や当局の言論介入が認められることになるのではないか。有識者と言うからには、今度こそもっと将来を見据えた国民にとって有益な見識ある「声明」を公表してもらいたいものである。

 

放送倫理・番組向上機構の「あるある」声明って、変?4

「発掘!あるある大事典供廚隣埖ぬ簑蠅亡悗掘∧送倫理・番組向上機構(BPO)の放送番組委員会の天野祐吉委員長ら有識者委員8名が7日に声明を出した。

 その声明ではこの捏造事件を「言論・表現・報道の自由を危うくする出来事」だと認識し、「防止の具体的な手だてが講じられなければ民主主義の将来も危うい」とした。そのこと自体は当然の問題意識であり、どうこう言うつもりはない。そして有識者委員は以下の3点について言及した。

(1)何重もの下請けで、十分な取材や調査が出来ないまま番組作りが進んでいる

(2)外部制作者の末端にまで実効性のある教育システムが必要

(3)政府・総務省の関与・介入は慎重を期し、懲罰的な行政指導を行うべきではない

 

このうち(1)(2)についてもまったくそうだとうなずける。

何か変なのは、(3)である。

 

 放送倫理・番組向上機構は「放送番組委員会」、「放送と人権等権利に関する委員会」、「放送と青少年に関する委員会」の3つの委員会を運営する、放送界の自主的な自律機関である。その放送番組委員会は放送業界外部からの有識者委員8名と放送事業者委員8名からなっている。放送事業者委員の8名のなかに関西テレビ放送の編成局長が入っている(BPOHPより)。今回、声明を発表したのは業界外部からなる有識者委員8名の方々である。

 

 有識者が言うように公権力の介入が恣意的、強圧的であってはならぬことには、わたしも当然のことと同意する。しかし、こと今回の関西テレビの捏造番組のごときは、その後もいろいろ報じられているように、納豆ダイエット一回の番組にとどまる気配はなく、悪質でしかも常習性があったのではないかとも見える。さらに場合によってはテレビ業界の構造的な問題にまで発展する可能性すら懸念される事態である。

 

 そうした場合であっても「懲罰的行政指導」を行なってはならぬと言っているのだろうか。番組は著作権を有する商品である。その商品に価値があればあるほど、そのテレビ局の同番組へのCMスポンサー料は高くなる。その価値が捏造で制作されたまがい物であるとすれば、それはある意味、詐欺的行為に当たるのではないか。また視聴者の立場から見ても、デタラメなデータでさも科学的番組であるように見せ世論を操作するようなやり方をやっておいて、「懲罰」が科されぬことのほうにわたしは違和感を覚えてしまうのだが。

 

 関西テレビは129日に、外部有識者5名による「発掘!あるある大事典」調査委員会を発足させたと発表した。そのなかに放送倫理・番組向上機構の有識者委員のひとりでもある吉岡忍氏が入っている。同氏には今回の声明に対してこうした意見もあるということをぜひ知っておいていただきたいと思う。

 

ならぬことをしてしまった場合にお灸を据えておかねば、小さい悪にすぐお灸を据えないでおれば逆に大きな悪になったときに公権力は取り返しのつかぬ介入なり仕組みを用意するのではないだろうか。わたしは、今回のことで「懲罰的な行政指導」をすることよりそのことのほうがずっと恐いことだと思うのだが。

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