彦左の正眼!

世の中、すっきり一刀両断!で始めたこのブログ・・・・、でも・・・ 世の中、やってられねぇときには、うまいものでも喰うしかねぇか〜! ってぇことは・・・このブログに永田町の記事が多いときにゃあ、政治が活きている、少ねぇときは逆に語るも下らねぇ状態だってことかい? なぁ、一心太助よ!! さみしい時代になったなぁ

手塚宗球

車山肩・“ころぼっくるひゅって”、春の足音はすぐそこまで

四月に“ころぼっくるひゅって”を訪ねたのは、たぶん、初めてではないだろうか。


以前、四月初旬に車山肩を訪ねた際は、散策路自体への進入がチェーンにより禁止されていた。もちろん、“ころぼっくる”も閉鎖中であった。


この日はGWの4月28日で、もうすぐ五月である。さすがに車山肩の散策路は開放されていた。ただし、ニッコウキスゲの芽ぶきもまだ先で、したがってあの無粋な鹿除けの針金柵もなく、見晴らしは最高である。

鹿除けの柵がないのが最高!
うっとおしい柵がないと、ホント、視界良好!!

後ほど訊ねた“ころぼっくる”二代目の手塚貴峰(タカネ)さんの言によれば、もうしばらくするとやっぱり無粋な柵は設けられるのだそうだ。


いつもの車山肩のちょっと高みに登る散策路を周回しようとしたが、一部、4月20日に降った雪が残っていたため、そこで折り返すことになった。


この日は好天に恵まれ、風があり、気温も少し低めであったため、とおく乗鞍岳や中央アルプス、八ヶ岳の山脈がきれいに見えた。

乗鞍岳
とおくに乗鞍岳が見えた
中央に乗鞍岳、右手は中央アルプス
中央に乗鞍、右手が中央アルプス、絶景である!!

眼下に見下ろす八島ヶ原湿原はひっそりと春の訪れを待っているように見えた。

本格的な春の訪れを待つ八島ヶ原湿原
どこか八島が原湿原も寂しそう・・・

そして省エネ過ぎた散策を終えた私たちは、いつものように“ころぼっくるひゅって”へ向かった。 

コロボックルヒュッテ
ころぼっくるひゅって

入口の手前には、“ひゅって”の50周年を記念する石碑が置かれているが、昨年9月に亡くなられた手塚宗球さんが作詞し、友人である佐藤宗幸氏が作曲した“キスゲに寄す”の歌碑である。

50周年記念石碑
50周年(2006年)を記念して建てられた歌碑

“花の名をささやいたあの人はもういない秋”


自然を愛し、霧ヶ峰を愛し、そして浪漫を愛した手塚宗球さんのいない“ころぼっくるひゅって”のいつものテラス突端の指定席に坐った。

高原の芽ぶきを待つテラス
突端、左手がわたしの指定席です

目の前に宗球さんが愛した車山湿原が開ける。自然は人の生命も大きく包みこみ、この春、また新たな命を生み出そうとしている。

車山湿原
車山湿原はまだモノクロ世界・・・

“ころぼっくる”名物の熱いココアをいただいた。

蓼科山とコーヒーカップ
雪渓がやはり・・・、まだサブ〜!ですね

いつものカップと高原のショットだが、映像にただよう空気感、雪渓が見える景観は本格的な春、命の芽ぶきにはまだしばらくの時間がかかるよと言っているようである。


目の前に広がる高原と空も“春まだ来”ということだろう、その色合いもどこか寒々しい。

春まだ来

しかし、ふと、テラス脇の地面に目を移すと、そこに蕗の薹がその花茎を現わしているではないか。

いま、ようやく蕗の薹が・・・
蕗の薹があった・・・

あぁ・・・、春の足音は確実にこの標高1800mの高地にも近づいている。

“ころぼっくるひゅって”、手塚宗球さんのご冥福を祈る

ころぼっくるひゅって=景観保護と自然の営み(2008.6.23)

手塚宗求さんが9月12日にお亡くなりになっていたことを今日知った。


蓼科山と車山と”ころぼっくるひゅって”
蓼科山と車山頂上と”ころぼっくるひゅって”

今年、私は7月1日の足首の剥離骨折のため、猛暑の7、8月の二ヶ月、蓼科へゆくことができなかった。というより、通院以外に自宅を出ることがなかった。

高原とカルピス
いつもの席でカルピスを


車山肩にある“ころぼっくる”はこのブログでも何回かご紹介しているが、ご主人の手塚宗球さんとは一度だけ、テラスでゆっくりお話を聴く機会を得た。

コロボックルヒュッテ
ころぼっくる

その時、変遷してゆく山の環境をひどく憂い、自然保護活動を地道に続けられているご様子、自然保護の考え方も人それぞれで、一言で環境保護活動と括れぬ難しさがあることなど貴重なお話をうかがえたが、今にしてみれば、もう何度かお話をせがんで聴いておけばよかったと後悔するしかない。

骨折の直前、6月27日にレンゲツツジ鑑賞の際に“ころぼっくる”を訪ねたが、手塚さんのお姿はお見かけしなかったように思う。人も多かったし・・・

レンゲツツジと車山肩
”ころぼっくる”下のトレッキングコースからレンゲツツジと高原を

そう言えば最近は高齢者の登山ブームで平日に“ころぼっくる”を訪ねる方々が多く、なかなか落ち着いてテラスでぼ〜っとする機会も少なくなり、従って手塚さんにゆっくりお話をお聴きするなどという暇も場所もなかったような気がする。

ノビタキとレンゲツツジ
ノビタキとレンゲツツジ

どうも年内に“ころぼっくるひゅって”を訪ねるのは難しそうである。蓼科へ行けるのが多分11月の下旬頃になりそうで、もうその頃は車山肩も寒くて路面凍結の惧れも出てくるので来年の春まで待たねばならぬのかと懸念している。 


でも気温の温かな日に当るのであれば、今年中に何とか一度、お伺いしたいとも思う。


いつもの突端の席からテラスと小屋を

そしてテラスのいつもの席に坐り、宗球さんのあの優しい笑顔を想い出しながら、温かいココアをいただきたいと願っている。

コロボックル・ホットココア
いつもおいしいホットココア、ありがとうございました・・・


手塚宗球氏、享年80歳であった。心よりご冥福をお祈り申し上げます。 合掌。

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