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保津川下りをしようと嵯峨駅から亀岡までトロッコ列車を利用した。


トロッコ列車に乗りました
トロッコ列車に乗りました

保津峡に沿って走る“トロッコ列車”は嵯峨野観光鉄道が運営する25分間のメルヘンチックな旅である。


本来は紅葉や桜の季節がよいのだろうが、大勢の観光客が押し寄せるのはどうも苦手な私たちは緑がきれいで風も心地好い今の時期にゆくことにした。


当日はホテル地下に直結する地下鉄を使い京都駅へ。


JR山陰本線・嵯峨野線各駅停車

それからJR関西嵯峨野線に乗り継いでわずか16分で嵯峨嵐山駅に到着。


JR嵯峨嵐山駅ホームです

そして嵯峨嵐山駅のホームから徒歩2分で隣接する“トロッコ嵯峨駅”へと向かう。


JR嵯峨嵐山駅改札口・出て右の階段を下りるとすぐに”トロッコ嵯峨駅”です

駅舎はメルヘンチックな佇まいで、どこかのお嬢さん方は早速に「可愛い〜!」とか嬌声を発しておりました。


かわいいトロッコ嵯峨駅舎ですが、急いでいたのでボケてま〜す!

その駅舎でトロッコ列車のチケットと保津川下りの予約を行ない(別々のカウンターでした)、毎時07分発の一時間に一本のみ運行というトロッコ列車へ乗り込んだ。


ほとんどお客は乗り込んでいました・・・、われわれが最後かなぁ・・・

みなさん、もう準備万端ですなぁ、とろいお客を許して下さい

その間、少々乗り換え時間が短かったために写真がボケたり、機関車が写っていなかったりとカメラマンの不手際が多いのはご勘弁を。やはり、旅はのんびりと・・・・である。


秋晴れの朝、いよいよトロッコ列車が出発である。


一応、以下のトロッコ列車の基礎知識を頭に入れていただいたうえで、写真とともに25分のトロッコ列車の車窓の旅をゆっくりと愉しんでください。


トロッコ列車は5両編成で、われわれは4号車(ネイチャー・サルーン号)に乗りました。


4号車は空いていました

窓は上下に大きく開閉できるので、保津峡の風を顔いっぱいに受けて、景色を愛でることができます。

ネイチャー・サルーン号が見えます
この車輛がネイチャー・サルーン号です(保津川下りの船上から撮りました)

ちなみに5号車がザ・リッチ号といって、窓ガラスが取り外された超オープン車輌となっており、晴れた日のみ先着順で指定席券が入手できます(われわれは出発ギリギリの乗車だったので、残念ながら乗れませんでした)。

トロオコ列車、ザ・リッチ号が見えます
機関車の次の車輛がザ・リッチ号です。窓ガラスなどない、まぁスッポンポンですなぁ・・・

全長7.3kmの距離を時速25kmというゆっくりとした速度で走ります。そして絶景地においてはサービス停車をしてくれます。また渓谷に沿って線路があるため、終点までに8つのトンネルがあります。


それでは、いよいよトロッコ列車嵯峨野1号、しゅっぱ〜つ!進行!!


たくさんのブーケがお見送りしてくれました


それでは、写真でトロッコ電車の旅をごゆっくりお楽しみください


嵯峨駅の次の駅、トロッコ嵐山駅は、なんとトンネルのなかでした

本当にトンネルが多いんですよ


トンネルに入りま〜す!!
トンネルに入ると車内はこんなに暗くなります
車内がこんなに暗くなります

この日、お天気は最高でした

青い空と緑の山も素晴らしい
最高の秋の天気でした
風も木々も川もあっという間に流れてゆきます
窓外に秋の風が走り、緑の木々が飛び去り、川ぞ水が流れ去る・・・

保津峡の駅を過ぎます


トロッコ保津峡駅です。橋梁の上にあります。

保津川橋梁を渡っています

保津川橋梁からの景観

これはJR山陰本線の保津川第一橋梁です

そしてトロッコ列車は保津川渓谷の真っ只中に分け入っていきます。

保津峡を走るトロッコ列車のこれぞ醍醐味!!
機関車が見え、保津川と山並みが車窓をよぎる・・・、最高です!!

JRの鉄橋が遠くに見えてきました

迫る渓谷にJRの鉄橋
渓谷の狭まるあたりにJRの鉄橋が見えます

保津川の水量はこの日は少ないようです。眼下に見えるあの大きな石の脇をほんとうに舟がすり抜けるのだろうか。ちょっと、心配です。


あの岩の左脇をすり抜けるの?

上から見ると、保津川下りって、結構、スリリングなんじゃないのかと考えてしまう。あそこなんて、水量が少なく川筋ほとんどないんじゃなのか・・・

あの狭い瀬を船下りするのかい?
この瀬は左側の細い川筋に沿うのかしら・・・、ええ〜っ!!

眼下に保津川下りの舟が見えてきました。二漕下っています。結構多くのお客が乗っています。

眼下に保津川を下る二艘の舟が見えました
見つけた〜、保津川下りの舟ぇ〜!!

いよいよトロッコ亀岡駅へ到着のようです。遠くに亀岡の町が見えてきました。


遠くに見えるのが亀岡の町です

船着き場まで乗ってゆく京馬車の乗り場も見えます。


馬車が見えました

ホームに入線すると、すごい人じゃぁないですか。もちろん、われわれのお出迎えではありません。


トロッコ亀岡駅・折り返し列車で嵯峨へ帰る人たち
トロッコ亀岡駅のホームにはすごい人、人、人・・・

この列車で嵐山、嵯峨野状面へ向かう人たちであります。あっという間の選手交代で、みなさん車上の人となりました。

トロッコ亀岡駅ホーム・乗って来た列車が戻ります
これからトロッコ嵯峨駅へ出発で〜す

日本人ってすごいですね、あれだけの人が済々と降車、乗車しては準備完了、ほんの23分の間の出来事でしたね。



馬車乗り場から見たトロッコ亀岡駅舎

亀岡駅の駅舎は外から見たら、結構な大きさでした。 そしてバス・タクシー乗り場は駅舎の反対側です。


駅舎から下ってきた先にこの看板があるので、大丈夫です。左がバス、右が馬車です

そしてわれわれはこれから保津川下りの乗船場まで利用する馬車乗り場へと向かったのでした。