彦左の正眼!

世の中、すっきり一刀両断!で始めたこのブログ・・・・、でも・・・ 世の中、やってられねぇときには、うまいものでも喰うしかねぇか〜! ってぇことは・・・このブログに永田町の記事が多いときにゃあ、政治が活きている、少ねぇときは逆に語るも下らねぇ状態だってことかい? なぁ、一心太助よ!! さみしい時代になったなぁ

ハクサンフウロ

2014年8月上旬、霧ヶ峰高原・八島ヶ原湿原の植物図鑑--- その2

2014年8月上旬、霧ヶ峰高原・八島ヶ原湿原の植物図鑑--- その1
2014年8月上旬、霧ヶ峰高原・八島ヶ原湿原の植物図鑑 --- その3
2014年8月上旬、霧ヶ峰高原・八島ヶ原湿原の植物図鑑 --- その4
2014年8月上旬、霧ヶ峰高原・八島ヶ原湿原の植物・昆虫図鑑 --- その5

八島湿原には250種類余とも400種類以上ともいわれる植物が存在するといわれているが、この8月上旬は色とりどりの可憐な花が湿原の中や縁辺に咲き誇り、われわれハイカーの目を楽しませてくれる。


これから、2014年8月2日に八島ヶ原湿原に咲いていた花々を出来うる限り掲載したい。写真は花の形、葉っぱの形や付き方さらに生えている状況ができるだけわかりやすいものを選んだつもりである。


花の名前を調べる際に花びらの色や形だけでなく葉の形やつき方が見分ける重要なポイントだということは理科を普通に学んだ人には常識なのだそうである。


また、なかには名前が分らぬものもあったが、あまりに美しいので写真のみを掲載した。もし、その花の名前をご存知の方がおられれば、コメントからで結構ですのでご教示いただけると幸甚です。もちろん、花の名前を勘違いまたは間違っている場合も遠慮なくご指摘くださると今後の勉強ともなりますので大歓迎です。


加えて湿原の中には花の蜜などをもとめて飛び交う昆虫も多く、都会では目にすることのない喋々や虫などを目にし久しぶりに童心に帰ったこともあり、適宜、掲載させていただいた。


まず夏の高山植物の代表選手であるフウロソウ科の可憐な花をご紹介する。


ハクサンフウロ(フウロソウ科)

1・ハクサンフウロ(フウロソウ科)
高原の夏の風物詩、ハクサンフウロ
2・ハクサンフウロ(フウロソウ科) (2)
ハクサンフウロ

タチフウロ(フウロソウ科)

3・タチフウロ(フウロソウ科)
タチフウロ

アサマフウロ(フウロソウ科)


4・そこここにアサマフウロ
そこここにアサマフウロが咲いている
5・アサマフウロ(フウロソウ科)
アサマフウロ

 

次に高原の花のこれも定番のアカバナシモツケソウ

アカバナシモツケソウ(バラ科)

6・アカバナシモツケソウの群生
群生するアカバナシモツケソウ
7・アカバナシモツケソウ(バラ科)
アカバナシモツケソウ

ニガナ(キク科)

8・ニガナ(キク科)
ニガナ

ヤマニガナ(キク科)


9・ヤマニガナ(キク科)
ヤマニガナ

 

それから高原でやたら目にするのが次の花。 うん、うんという方も多いかと・・・

ヨツバヒヨドリ(キク科)

10・ヨツバヒヨドリ(キク科)
この白い花、よく見かけませんか

シシウド(セリ科)

11・遊歩道の脇にシシウド
遊歩道の脇に肩とならぶほどの高さにシシウドが咲く
12・シシウド(セリ科)
じっくり見ると小さな可愛らしい花がたくさん

チダケサシ(ユキノシタ科)

13・チダケサシ(ユキノシタ科)
チダケサシ

ハナチダケサシ(ユキノシタ科)


14・ハナチダケサシ(ユキノシタ科)
ハナチダケサシ

 

“植物図鑑 その3”につづく


蓼科高原、御泉水自然園で夏を満喫5

今夏の蓼科は直前の集中豪雨のため予約客のキャンセルが多かったとかで、道路もレストランも空いていた。

だから、TATESINA in SUMMERを独り占めにした気分である。                                                                                                                                                

車影の少ないビーナスライン

7月31日は天気に恵まれ、御泉水自然園へ久しぶりに向かった。

御泉水小鳥の森・石碑

16、7年前にリフトで蓼科山に登って以来の往訪である。

蓼科山

その頃は若さゆえなのか、自然の美しさは認めるものの、その優しさや、目に見えぬほどの、些細だが必死の営みに気づくことなどなく、どちらかと言うと自然に対して傲慢な向き合い方をしていたようだ。

御泉水自然園より蓼科山を望む
御泉水自然園

御泉水自然園の景観自体は熟成してきているのだろうが、基本的に以前と大きな相違はないのだろう。おそらく、わたしの心持ちの方が大きく変わってきたのだと思う。

白樺の散策路
白樺並木の散策路
蓼仙の滝
蓼仙の滝

だから、そこここに何げなく咲く小さな花がいとおしい。

ウマノアシガタ
ウマノアシガタ
オニシモツケ
オニシモツケ
ベニバナシモツケソウ
ベニバナシモツケソウ
コオニユリ
コオニユリ
ハクサンフウロ
ハクサンフウロ

そして、その小さな世界に繰り広げられる日常的な自然の営みに目がゆくのである。

このアザミにとまり、無心に蜜を吸う蝶と蜂と名も知れぬ虫・・・。

 アザミに蝶 アザミに蜂と名も知れぬ虫

自然界に必要とされぬ生命(いのち)などないのだという、ごく当たり前のことを、日常の慌ただしい生活の中でつい忘れ去っている大切なことを、教えてくれた自然の貴重なひとコマである。

サルオガセ(猿尾枷)・地衣類
サルオガセ

とくに高原の風に身をまかせゆらゆらと空中に揺れる猿尾枷(サルオガセ)という地衣類を目にしたときには、共生という自然の底知れぬ智恵に、正直、頭が下がったものである。

そして、御泉水自然園を出た帰りに女神湖を望んだ。肌をなでてゆく微風が心地よい。

女神湖を望む
眼下に女神湖を見下ろす

いつしか蓼科高原という自然の濾過装置をくぐりぬけた心身は、ひさびさにオーバーホールされた古時計のごとく、あらたな時をまた刻みはじめている。空気もおいしい・・・さぞかし・・・晩ご飯も・・・

 
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