善通寺市中村町1--20・電話 0877-62-1229


弘法大師の生誕地というより、生まれた邸宅跡に建つ四国八十八ヶ所霊場の七十五番札所・善通寺を訪ねた。

善通寺

そのことはあとでアップしなければならぬが、ここでは食い意地の張ったわたしである。そこで出会った本物の“讃岐うどん”をまずは紹介しておかねばならない。


その名を“宮川製麺所」”という。

宮川製麺所

名前で分かる通り、卸の製麺のついでにそこで一般の人も、まぁ、食べるんだったら、お構いはしないがどうぞってな、いわゆるセルフの店である。

宮川うどん店入口です
ここが入口

JR善通寺駅から善通寺までは普通であれば歩くところだが、足が悪いわたしはこれから広い善通寺境内を歩く手前、無用な足の消耗は避けたいということで、タクシーに乗車。

JR善通寺駅

12時前だったので、運転手さんにどこかお寺に近いところで美味しい饂飩屋さんはないかと問うた。すると、まぁ、好みではあるが、“宮川製麺所”がよいかなと云う。

これぞ、讃岐うどん

名前が気に入ったので、そこに決めた。


思った通りの店構えである。まだ陽射しもきつくないのに店頭に葭簀(よしず)が立て掛けてある。

店頭に葭簀(よしず)張り

店に入り、麺の“大”を頼み、手に持ったどんぶりに釜から揚げたての玉を入れてもらい、後ろの大鍋から柄杓で汁を入れる。

自分で柄杓で汁を入れます

もちろん、わが奥様にすべてやっていただく。熱い汁を零そうものなら後が大変だからである。

この上に好みの具を載せます

そして、好みの具を選び、きざみ葱を入れて、簡易椅子に坐り、「いただきま〜す」

このテーブル席で食べました
このテーブルで食べました

この間、2分と経っていない。わたしは丸天、家内はきつねである。

丸天うどん きつねうどん

麺の腰はもちろんしっかりしているが、表面の微妙な柔らかさがなんともいえぬ、これぞ、ただ、強(こわ)い麺の腰というのではない、これぞ讃岐のうどんというものである。それにこの薄い色をした汁が何ともいえぬ味わいをもたらす。

奥が麺を湯がくとこです
麺をゆでています。この女性からどんぶりに入れてもらいます。

まさに絶品である。さぁ、これで、善通寺をゆっくりとお参りできると気合が入ったものである。


ところで、葭簀のなかは、こうなっていました。

葭簀のなかは・・・

これぞ、セルフの醍醐味、粋というものである。霊場巡りをされる方。一度、この宮川製麺所もよられてみたらいかがでしょうか。札所の善通寺から500mほどの距離。疲れた足にも効き目抜群の旨さですよ。