彦左の正眼!

世の中、すっきり一刀両断!で始めたこのブログ・・・・、でも・・・ 世の中、やってられねぇときには、うまいものでも喰うしかねぇか〜! ってぇことは・・・このブログに永田町の記事が多いときにゃあ、政治が活きている、少ねぇときは逆に語るも下らねぇ状態だってことかい? なぁ、一心太助よ!! さみしい時代になったなぁ

みのもんた

みのもんた、今朝(8.16)の「朝ズバッ!」で謝罪5

2週間の夏休み明けを終えたみのもんた氏は、16日のTBS「みのもんたの朝ズバッ!」(530830)の番組内で、CMのあとの555分に「BPO(放送倫理・番組向上機構)見解」を手にして、「25ページにわたる見解文を読んだ。そのなかでわたしの司会のコメントのあり方につき指摘を受けた。40数年間、司会業をやってきたが(指摘された点について)素直にお詫び申し上げたい」と深く頭を下げた。

 

そして「今後、(この見解を踏まえて)朝ズバッをしっかりやっていきたい」と述べ、終戦記念日の昨日、沖縄にいたことを明かし、「今後、いい番組を作りたい。視聴者の皆さんの応援をよろしくお願いいたします」と再度、一礼をした。この間、約2分間であった。

 

みの氏は今年1月の同番組内で不二家問題において「廃業してもらいたい」等の断定・断罪的コメントをした。BPO(放送倫理・番組向上機構)の放送倫理検証委員会(川端和治委員長)6日発表した「TBS『みのもんたの朝ズバッ!』不二家関連の2番組に関する見解」のなかで同氏の一連のコメントにつき「繰り返しこの番組を視聴したが、その口調や表情から『激励の思い』を汲み取れる内容とはなっていなかった、と判断せざるを得ない」と断定しており、休暇復帰後の最初の同番組において本人の口による初めての謝罪となった。

 

今後は「1月22日に放送された番組には重大な放送倫理上の問題があったことを厳しく指摘せざるを得ない」とBPOに指摘を受け、「内部告発という微妙な情報を扱う場合にふさわしいかどうか大いに疑問のある制作環境を作り、許容してきたTBS経営陣にも問題がある」と指弾されたTBS経営陣が、誠実で然るべき対応をとるかどうかが問われることになる。「放送人は放送で失ったものは、放送によって取り返すべきであり、放送で起きたことは、放送で解決すべきである」とBPOのいう放送人の職業的原則に照らして、TBS経営陣が視聴者の納得のゆくような対応をとることが強く望まれる。

 

総合司会者福澤朗・みのもんた、消え去るべきはどっち4

TBSはそのHPでテレビ番組ジャンル別メニューとして、次のような仕分けをしている。


「ドラマ」、「バラエティ」、「生活・情報」、「報道・天気」、「アニメ他」、「スポーツ」、「音楽」、「ドキュメンタリー」等である。

そのなかで「みのもんたの朝ズバッ!」と福澤朗の「ピンポン!」は「報道・天気」のジャンルのなかで紹介されている。


各々の番組説明のなかで「みのもんたの朝ズバッ!」は総合司会をみのもんた氏としたうえで、さらに「“みの”は視聴者の代表です」と紹介されている。そして「“なるほど”いっぱいのニュース・情報番組です」と明確にニュース・情報番組と謳っている。

また一方の「ピンポン!」も総合司会は福澤朗氏である。そして「情報エンターテイメント『ピンポン!』はニュースから芸能、流行まであらゆるジャンルの最新情報を軽快にわかりやすくお茶の間にお届けする。最新の情報をさばく総合司会は、信頼性と明るさをあわせもつ福澤朗」と番組の性格が記載されている。

同じテレビ局で事実を伝えることを旨とする「報道番組」において使用される「総合司会」というタイトル。報道という修羅場で「総合司会」なる位置付けの役割はいかにも分かりづらい。そのことが両番組で奇しくも引き起こされた捏造疑惑問題や報道モラル・マナー違反問題に対する対処の仕方に表れたように思える。

その問題とは「朝ズバッ!」では言わずと知れた不二家問題である。また「ピンポン!」では石川遼選手の関東アマチュアゴルフ選手権のプレー取材である。

「新証言不二家の『チョコ再利用』疑惑」のタイトルで123日に放映された「朝ズバッ!」において、「もうはっきり言って廃業してもらい・・・、こんなバカなことをやっている不二家がそのまま社長が交代したからといってね、メーカーとして存続できること自体がおかしい。消費者をなめるんじゃない」とまで言い放った総合司会のみのもんた氏。その後、信頼回復対策会議の郷原信郎議長から捏造疑惑があると指摘されたニュース内容をもとに自らが口にした「結果としての暴言」に対する謝罪の言葉をこの「みのもんた」という「総合司会者」は一切、発していない。後日、アナウンサーの謝罪のあとで、「私もペコちゃんポコちゃん世代。再生した不二家を応援したい」と語り、コメンテーターらにミルキーを配って回るという人を食ったような対応で終始した。

その一方で「ピンポン!」における福澤朗氏は、番組ディレクターによる盗聴工作発覚直後の番組冒頭で「あまりに非常識な当番組の暴挙」と自ら一刀両断、断罪するとともに、「総合司会者は当然、総合責任者という意味も背負うわけで」と、総合司会者の責任のあり方を明確に述べた。そして「僕自身の処分、身の振りよう、この番組としての責任の取り方、今考えております」と、自らの進退から番組のあり方にまで踏み込んだ謝罪の言葉を口にしたのである。その言葉に権限範囲の捉え方など青臭さが鼻にはつくものの、まっすぐに問題に立ち向かおうとする姿勢は十分伝わってくる。

同じテレビ局で起きた問題報道、取材のあり方およびその取材に基づいた総合司会者の発言、そしてそれが発覚したときの総合司会者のこれほどまでの対応の違い。マスメディアは「番組編集権の独立」、「報道の自由」と言った言葉を事あるごとに言い募る。

しかし正当な理由があると見受けられるときでさえ、番組内容に非を唱えられたときに頑なに謝罪しないことがメディアにとっては「番組編集権の独立」や「報道の自由」を守る崇高な行為であるという、何かとんでもない勘違いをしているのではないかと思うことがある。


「朝ズバッ!」における
TBSおよび総合司会者の対応、そして石川遼選手の盗聴工作、ヘリ取材に対する井上社長の「ばっかじゃないか」会見といった対応がまさにそうである。

わたしにはこうしたメディアやその周辺に棲息する業界人の勘違いした対応こそが、国民の「知る権利」と表裏にある「表現の自由」「報道の自由」を危うくする行為であると思えてならないのである。

8
日に開催された新生BPOの放送倫理検証委員会第2回会合において、「みのもんたの朝ズバッ!」での不二家の賞味期限切れチョコレート再利用報道について審理入りすることが決まった。委員にはぜひとも国民の「知る権利」を守る視点で厳正中立な立場において真剣な審理を行なって欲しいと願っている。


みのもんたの処分が新生BPOの試金石、「知る権利」の判断基準5

みのもんたの処分が新生BPOの試金石、「知る権利」の判断基準

不二家信頼回復対策会議の元議長である郷原信郎桐蔭横浜大学法科大学院教授らが、この515日、放送局への勧告機能などを強化し新体制となった放送倫理・番組向上機構(BPO)に対し、TBS「みのもんたの朝ズバッ!」で不二家平塚工場の元従業員の証言に基づいた「新証言不二家のチョコ再利用疑惑」と題した報道内容につき「事実と異なる」「捏造の疑いがある」として調査・審理を要請した。

 

当該報道については既に、郷原氏が「第三者による信頼回復対策会議議長」の立場で、330日、46日と2度の記者会見を開催、「同番組の不二家バッシング報道は、単純な誤解、無理解の域を超え、意図的に不二家の信用を毀損しようとする意図すらうかがわれる」と抗議を行なった。そのうえで、みのもんた氏の度重なる不二家への非難について「謝罪をして、そういう発言をしたみの氏自身が、不二家に対して『大変失礼なことをしました』という謝罪をテレビの画面上ですべき。それがない限り(不二家の)名誉回復はないと思う」 と厳しい対応姿勢を示してきた。

 

TBSはそれに応じてかどうかは はっきりと言明しなかったものの、418日の「朝ズバッ!」で、以下の3点において『誤解をまねきかねない』表現があったとし、「この3点についておわびします」と謝罪した。

1)「出荷されたチョコレートが工場に返品される」というのは、証言者の伝聞だった

2)証言者の不二家勤務は10年以前だったが、最近のことと誤解されかねかった

3)「チョコレートと牛乳を混ぜ合わせた」という表現で、牛乳と断定した点は正確性を欠いた。

さらに柴田秀一アナウンサーがみの氏の発言を指したと推測されるものの、誰のどの発言と特定することなく「いきすぎた表現、コメントがあった点についてもおわびします」と謝罪した。

しかし「TBSでは証言者に法律家が面談するなどの調査をしたやらせや捏造に類する疑いはないとの報告を受けている」として、報道内容の「捏造」を否定した。その結果「チョコレートの再使用」の真偽については触れられずに、みのもんた氏自身の口から自身が発した「いきすぎた表現」についての謝罪の言葉は出ない何ともすっきりしないものであった。

 

そして425日午後3時から行われた定例記者会見でTBSの井上社長は、「不二家の問題ではお詫びしなければならない点は放送でお詫びした」としたうえで、「証言の根幹部分は信用性が高い」とし、さらに他局が放送局としてのTBSをたびたび非難したことに対して「TBSをバッシング風に取り上げるのはおかしいのではないか」と言ってのけた。

 

その二日後の27日である。総務省は情報通信政策局長名で文書によりTBSの井上社長宛て「『人間!これでいいのだ』、『サンデージャポン』及び『みのもんたの朝ズバッ!』における問題への対応について(厳重注意)」を伝達した。これは「番組問題への対応」という行政指導であったが、同日付けで発されたテレビ東京には口頭による注意であったものが、TBSに対しては約400字にのぼる文書での厳重注意となった。

 

 その文書のなかでTBSに対して放映した3番組について放送法に抵触するとして具体的条項が明示された。

「朝ズバッ!」については「平成19年1月22日放送の『みのもんたの朝ズバッ!』においても、事実に基づかない報道が行われたことは、放送法第3条の3第1項に抵触するものと認められる。」と表記されている。その条項は「放送事業者は、放送番組の種別及び放送の対象とする者に応じて放送番組の編集の基準(以下「番組基準」という。)を定め、これに従って放送番組の編集をしなければならない」と定められている。

 

 ここで総務省は放送法第3条の2第3項の「報道は事実をまげないですること」ではなく、「事実に基づかない報道が行われた」ことは当然のこととして断じたうえで、番組の種別等に応じた「番組基準」に基づいた放送番組の編集がなされていないと認定したのである。

 

実は「朝ズバッ!」という番組が実に巧妙な番組構成になっていることを今回の総務省の文書は明確に言おうとしているのである。みのもんたの「朝ズバッ!」という番組がコンプライアンスやアカウンタビリティーといった言葉が日常的に氾濫している時代には何とも性格がはっきりしない、言ってみれば責任の所在がはっきりしない、その所在をあえて曖昧にしようとしているところがある番組であると言わざるを得ないのである。

 

TBSHPを見ると、「朝ズバッ!」は「ニュース・情報番組」の範疇で紹介されているが、問題は番組を仕切っているみのもんた氏という人物の役どころである。HPでは同氏は「視聴者の代表」と紹介され、出演者紹介のなかでは「総合司会」というニュース番組としてはよく位置づけのわからぬ肩書きとなっている。そのわけのわからぬ総合司会の下にニュースキャスター、スポーツキャスター、取材・報告キャスターやお天気キャスター等々が配され、それぞれのコーナーを担当する形がとられている。そしてその下というより脇に、それぞれの分野の解説者や浅野史郎氏ら「朝ズバファミリー」と称される奇妙なというより言いたい放題の人物が出演するという巧妙な構成となっている。そうした番組構成のなかで、「みのもんた」氏は視聴者の代表と称して時々の事件・時事問題等について言いたい放題を言ってのけるのである。【続く】


放送法改正に『表現の自由が心配』? 盗人猛々しいとはこのこと!4

46日に「放送局自らが捏造の事実を認め、国民生活への影響があることを認めた場合には、総務相が再発防止計画を該当放送局に対し要求できる」などとした放送法改正案が閣議決定された。

その発表を受けて放送業界をはじめとしたメディアは、案の定、「表現の自由」・「報道の自由」を脅かすものとしていっせいに政治介入を懸念する非難の狼煙(のろし)を揚げた。

 

 ただしその懸念に対しては「放送倫理・番組向上機構(BPO)による再発防止策が機能している間は発動しない」ことを総務相が国会答弁において言及することで、一応の決着を見た形となっている。

 

 テレビ局では関西テレビの「発掘!あるある大事典供廚隣埖と覚後も、TBSの「朝ズバッ!」において不二家問題を扱う特集(122日放映「新証言不二家のチョコ再利用疑惑」)で捏造疑惑が浮上した。そして不二家第三者に依頼し設けられた信頼回復対策会議の郷原信郎議長(桐蔭横浜大学法科大学院教授・コンプライアンス研究センター長)が330日、46日と記者会見を開き、同局の捏造疑惑について「捏造の可能性」の裏づけとなるメモやテープを公開して、「同番組の不二家バッシング報道は、単純な誤解、無理解の域を超え、意図的に不二家の信用を毀損しようとする意図すらうかがわれる」と非難し、「不二家とTBSだけの紛争でなく、メディアと企業社会全体に関わる問題だ」と述べ、TBS側の不誠実な対応を批判した。

 

TBSは「朝ズバッ!」の報道について「正確性を欠くものだった」と認める一方で、「(従業員とされる人物の)証言の根幹部分については、信用できる根拠がある」と断言するだけで捏造疑惑調査に本腰を入れる気のないTBSの態度を見ていると、今回の放送法改正につき放送事業会社が「表現の自由」への政治介入の懸念を訴えること自体、どうしても素直に「ハイそうですね」と、うなずくことができないのである。

 

 もし放送事業者がいう「(捏造問題の類の問題が発覚した場合は)BPOという第三者機関によるチェックと自浄作用をまずは働かせるのだ」と強調するのであれば、みのもんた氏の「朝ズバッ!」の不二家特集の捏造疑惑について、即座に放送番組委員会の有識者委員会は調査を開始しているはずである。

BPOHPでは「委員会議事のあらまし」として各委員会の議論の概略が報告されているが、直近で掲載されているのは、2月2日に開催された今年度第10回番組委員会の『発掘!あるある大事典』問題の議論までで、不二家特集捏造疑惑が浮上した3月下旬以降、それに関する調査委員会が発足したとも、有識者会議でその問題を集中審議しているとの記述もないし、話も一切、聞こえてこない。

 

 また民放連なり当事者たるTBSが、BPOに対し調査依頼をしたとの話も聞かぬ。不二家の信頼回復対策会議の郷原議長がメモやテープを公開してわざわざ記者会見まで開いて、TBSの捏造疑惑を訴えているのにである。こうした疑念に素早く対応を取ることこそ、放送法改正に慎重であらねばならぬとする放送事業者が、いままさに自浄作用として行動を起こすべきことなのではないのか。

 

BPOによる再発防止策が機能している間は」とか「表現の自由が心配」とは、放送事業者もよくぞ言ったりである。現に足許で事実と異なるかも知れぬ報道がなされた可能性を指摘されているにも拘わらず、知らぬ顔の半兵衛を決め込んでいる放送事業者たちに、自浄作用など期待すること自体が、こうした危機意識のない対応を見ると無意味で論外なことなのかも知れぬ。

 

 そしてもっと重要なことは、「表現の自由」の重みを真摯に考えているとは思えぬ放送事業者の姿勢そのものに、大きな懸念を覚えてしまうことである。これまでも何か一朝事ある時は、彼らメディアは「表現の自由」というお題目を殊更に声高に叫んできた。

 

しかし「表現の自由」は放送局、メディアだけの専売特許でないことは明らかである。まさに国民ひとりひとりの基本的人権のひとつである。

 

 いま放送事業者をふくめメディア界がいろいろ起こす番組捏造や不祥事により放送法の改正といった形で政治介入の素地を作っていっていることが、国民の「表現の自由」と表裏にある「知る権利の自由」という基本的人権の基盤を危うくしていっていることをメディア界は自覚しているのか。本来、強い自責の念をもつべき問題なのである。

 

国民への背信行為を行なっているのだという自覚が放送事業者いやメディア界全体にまったく欠けていることに、度し難いメディアの傲慢さを感じ、権力が牙を剥く恐怖への彼らのあまりの鈍感さに対しわたしは唖然とし言葉を失ってしまう。

 

メディア界が国民の「表現の自由」と「知る権利の自由」そのものに足かせを嵌(は)めていっているのだという自責の念すら感じていないところに、本当にこの国のメディア業界の質の低さを実感せざるをえないのである。


極楽とんぼ山本圭一(38)暴行事件に見る『業界』の甘えの構造1

「極楽とんぼ山本圭一(38)暴行事件に見る業界の甘えの構造」

 

 最近のお笑いブームのなかで、吉本興業の一人勝ちはこの国の「笑いの質」まで、独占しようとしているかのように、わたしには思えていた。その吉本興業所属のお笑いコンビ「極楽とんぼ」の山本圭一(38)が、少女暴行事件で北海道警函館西署に任意で事情聴取されていたことが、18日にわかった。そして、同社は同日に山本との所属契約解除を発表した。

 

 それとともに、山本がメンバーとして所属していた社会人野球チーム「茨城ゴールデンゴールズ」の解散を萩本欽一氏が発表した。

 

 20日朝のTBSの「みのもんたの朝ズバッ!」で、みの氏が萩本氏と電話でチーム解散についてインタビューしていた。

みの氏は「チーム解散は残念」「政財界の出処進退と異なり潔い」と萩本氏の決断を賞賛し、チーム継続をほのめかした。それに対し萩本氏は、「山本は反省したうえで、将来、山本もメンバーとして入れたチーム再結成も頭に浮かんでいる」とした。ファンからの「解散しないでコール」の殺到におそらく心を動かされ、欽ちゃんも、つい口に上らせたのだろうが、山本が行なった卑劣な行為に関しての言及は二人の会話にはない。

 

少女は「無理やり暴行された」と函館西署に訴え、17日午前に被害届が提出されているのである。もし、この事件を引き起こした人間が一般社会人で高い地位にあった場合、その人物のメディアでの扱いは、こんな方向のずれたニュースとして取り扱われ、この程度のことですむのだろうか。厳しいバッシングが行なわれたのではなかろうか。そして、その人物が反省したうえで、その当人を入れたチームを再結成するなどということが、許されるだろうか。決して許されはしないであろう。

 

 被害者の方はプライバシーがあるから、こうした事件の場合詳しく事実関係を詮索することは控えねばならぬ。しかし、被害者の心の傷に思いを至すのは、事件関係者およびメディアは当然のことだと考える。わたしは萩本欽一氏について、とりたてて好悪の感情はない。そして、みのもんた氏についても、押付けがましい言動に辟易はするが、芸能界で生き残るにはこうした灰汁(あく)の強さが必要なのだろうと推察する。

 

 しかし、その両人の今朝の電話越しの会話は、仮にも報道番組を自称しているのであれば、まず山本圭一という男が未成年の少女に対し「暴行」を(おそらく)働いたという事実を中心に据えて、論評なりコメントを求めるべきであり、答えるべきであろう。被害者という存在に心を至さない会話、いや、歴然たる報道、それは公共の電波を使った仲間内の「甘えの構造」といってよく、電波を私した被害者無視の「仲間意識」の馴れ合いそのものでしかないと感じた。

 

2006年7月20日  読売新聞)

【欽ちゃん「球団解散」・・・「極楽」メンバー不祥事で】

『野球の社会人クラブチーム「茨城ゴールデンゴールズ」のメンバーでお笑いコンビ「極楽とんぼ」の山本圭一さん(38)が未成年者とみだらな行為をしたことに対し、同球団監督の萩本欽一さんは19日、都内で会見し=写真=、同球団を解散する意向を明らかにした。萩本さんは「やっぱり相手の方にも失礼したし、一番野球に失礼したことに責任を感じた。出来ればお客さんに迷惑をかけないようにしたい」と話した。同球団は2005年に創設され、女子選手や元プロ野球選手の入団、選手に企業スポンサーを付け、練習試合でユニホームの背番号の上などに企業名や商品名を表示するなどで話題を集めた。クラブ野球日本一を決める今年8月の全日本クラブ選手権には、2年連続で出場を決めていた。解散時期は未定。同球団の岡本尚博代表は「解散となれば、大変残念だが、監督本人の言葉は重く、責任もある」と話した。山本さんとの契約を解除した吉本興業は19日、都内で会見した。水上晴司取締役は「明らかな犯罪行為で、反省が認められるとしても反社会的行為だった」と謝罪。加藤浩次さんとのコンビも解消すると話した。この問題を受け、フジテレビはバラエティー番組「めちゃ×2イケてるッ!」の22日放送分の山本さんの出演場面をカットし、それ以降も出演の見送りを決めた。テレビ東京も「極楽とんぼのこちらササキ研究所」を20日放送分から取りやめる。』

 

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