彦左の正眼!

世の中、すっきり一刀両断!で始めたこのブログ・・・・、でも・・・ 世の中、やってられねぇときには、うまいものでも喰うしかねぇか〜! ってぇことは・・・このブログに永田町の記事が多いときにゃあ、政治が活きている、少ねぇときは逆に語るも下らねぇ状態だってことかい? なぁ、一心太助よ!! さみしい時代になったなぁ

蓼科散策

2016年10月4日の八千穂高原の紅葉、見頃はこれから。白樺群生林で秋風を纏う!!

2016年10月4日、御射鹿池(みしゃかいけ)は色づきはじめ、紅葉の見ごろは中旬から下旬!
2016年の白駒池(しらこまいけ)の紅葉は10月8日から10日の3連休が見ごろ

(当ブログの写真・記事等の無断転用を禁じます。) 

八千穂高原は北八ヶ岳の東麓に広がる高原であるが、2016年の紅葉の見頃は10月中旬から下旬とみたのでご報告。

1・10月4日の八千穂レイクです
2016年10月4日の八千穂レイク、紅葉はまだまだ先
10月4日の八千穂レイクはこんな感じで、紅葉の見頃にはまだまだという状況。

 

今回は自然園を訪ねなかったが、ここが実は紅葉の穴場である。10月下旬には園内には“もみじ橋”風雅な名前の橋も架かり、盛りのころには紅葉・黄葉が目を楽しませることは請け合いである。

2・八千穂高原自然園内・もみじ橋
八千穂高原自然園内 もみじ橋(2015年8月撮影)
八千穂高原自然園、今年は11月6日(日)まで開園している。冬期は閉園となり、来年の4月の下旬に開園となるので紅葉鑑賞に訪れる際には注意のこと。

 

10月下旬から11月上旬の頃は、国道299号線(メルヘン街道)沿いのカラマツ林の豪勢な黄葉を目にしながら麦草(標高2127m)峠を越え、八千穂高原へと下っていくのも一興である。

18 麦草峠越え
メルヘン街道麦草峠
まず、麦草峠の少し手前に日向木場展望台標高1950mがある。

4・メルヘン街道沿いの日向木場(ひなたこば)展望台
日向木場展望台
真下にある駐車場に車を停め、すぐ上の木造展望台から正面に南アルプスを見る。この日は日本第二の高嶺、北岳がくっきりと見えた。また、すぐ眼下にカラマツ林が広がっているので、盛りにはさらに絶景が楽しめる。

5・手前カラマツ林と南アルプス北岳を望む
この日は最高の眺望。北岳もくっきり
そこから麦草峠を越えてすぐに佐久(R299)と韮崎(R480)に分岐するポイントがある。

6・佐久と韮崎分岐点
分岐ポイント
ここに“レストハウスふるさと”がある。駐車場も広々しており、天気の良い時にはぜひ小休止をお勧めする。というのも、ここからの浅間山の眺望はそのふもとに広がる佐久市街も一望でき、すばらしい景色であるからである。

7・浅間山と佐久市を一望
浅間山と佐久市が一望できる絶景ポイント
そこを出て、佐久方面に299号線を5分ほど下ってゆき、看板のところで右に曲がると、そこが本日お目当ての“日本一白樺群生地”である。

8・白樺群生林をつらぬく林道
白樺群生地をつらぬく一本道
この辺りの紅葉のピークは白駒池の紅葉時期より大体、2週間ほど遅れるのが通常であるので、もしピンポイントで尋ねたいと思われる方は八千穂高原自然園(0267-88-2567)に問い合わせをしてから出かけるのがよい。

9・八千穂高原自然園管理棟
八千穂高原自然園管理センター
今年の秋は雨天の日が続き、蓼科散策も思うようにいかない。この10月4日も、台風18号の影響から不安定な天候のなか一日だけ晴天というので、八千穂高原の紅葉には早いが、青空のもとで白樺の群生林を散策したいと八千穂高原へと向かった次第である。

10・八千穂レイク周辺案内図
八千穂レイク周辺案内図
約200haの敷地に50万本の白樺が群生しており、熊笹のなかに整備された高原の小径は恋人とのデートには最適なコースである。

11・群生林の散歩道
白樺林の散歩道
この日は大正解。前日の雨もあり、数日間が天気が不安定だったこともあり、群生林には物好きな客もおらず、青空のもと二人合わせて130歳という高齢カップルではあるが、二人だけの森の散歩を心置きなく堪能できた。

12・秋空に白樺
秋空に映える白樺
実際に道を隔てた八千穂レイクには恋人の聖地に認定されたスポットもあるので、輝ける未来が待つ若いカップルはこちらも一緒に訪ねると、その効能?は抜群である。

13・恋人の聖地の認定碑と八千穂レイク
恋人の聖地認定標と八千穂レイク
この日は好天ということで、のんびりと糸を垂れ太公望を決め込む釣り客があそび、その先には浅間山が見渡せる、数少ない秋の行楽日和の景色ではあった。

14・太公望と浅間山
太公望と浅間山
湖畔にはコーヒーやソフトクリームを提供するカフェがあり、われわれは休憩を兼ねてテラスで湖を眺めながらおいしいソフトクリームに舌鼓を打った。

15・ソフトクリームと八千穂レイク
ソフトとレイクとシラカバ
白樺群生地の一番の見頃は5、6月のミツバツツジやレンゲツツジが花開き、樹々の新緑が萌えるころがよいという。しかし、秋の一日に人影も見えぬ高原の散歩道を老夫婦がのんびり人生の歩をすすめてゆくのもこれまた一興である。

16・白樺の群生林
秋の好日の白樺群生地
紅葉だけではなく、美しい風景がそこここに転がっている秋の八千穂高原。
17・秋の信州・メルヘン街道から
メルヘン街道・薄と信州の山並み
秋の信州の穴場である。小さい秋を見つけに信州の町々を訪ねられてはいかがでしょうか。



2016年10月4日、御射鹿池(みしゃかいけ)は色づきはじめ、紅葉の見ごろは中旬から下旬!

2016年10月4日の八千穂高原の紅葉、見頃はこれから。白樺群生林で秋風を纏う!!
2010年、御射鹿(みしゃか)池の紅葉、見頃は10月23日(2010.10.18)

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1・定番のアングルでの御射鹿池です
2016年10月4日の御射鹿池は色づきはじめ
白駒池の帰り、夕刻になったが久しぶりに御射鹿池を訪れた。すると御射鹿池周辺の道路の拡張工事が進んでいた。

2・道路幅拡張
御射鹿池横の湯道街道は拡幅工事中
駐車スペースも同時に拡張される様子で、これまで路肩駐車を余儀なくされていたものとしてはありがたい。以前は御射鹿池の排出口の小さなスペースに4,5台停まるのが精々であったから、これで心置きなく御射鹿池のミラーレイクぶりを堪能できることになる。

3・湖畔へは入れません
湖畔への立入禁止。ちょっと無粋な柵です
そして、工事の関係だろう湖畔への立ち入りが禁止されており、ちょっと残念な気分。それでも道路から撮ったのが以下の写真である。

4・きれいです
柵の上から撮りました
2016年10月4日の御射鹿池の紅葉はまだ色づき始めといったところ。

5・紅葉にいま一歩
紅葉はいまいち、でもミラーレイクぶりはさすがです
ただ、角度と日差しによってやはり湖面の美しさは大きく変わる。

6・ミラーレイクです
ちょっと色模様もあります
この日もそう滞在時間は長くなかったが、いい写真も撮れたようだ。

2、3名の写真愛好家がいつものように一眼レフを片手に熱心にその一瞬をとらえようと構えていた。

7・まさに鏡です 御射鹿池
湖面に写る緑
当方はいつものキャノンのSX710HXでパチパチとそれこそ普段着の御射鹿池を撮る。

8・トンボが停まる御射鹿池
湖面の草にとまる蜻蛉
こちらが気楽な心持だとミラーレイクのほうも構えぬスッピンの顔を見せてくれる。

10月の残りの日々、紅葉が盛りを迎えるにつれ、少しよそ行きの顔を観光客に見せ始めるのだろう。

9・御射鹿池
これからが紅葉本番です
でも、いつも思うが、東山魁夷さんもすばらしい場所をよくぞみつけたと感心しながら、また、来年、お会いしましょうと帰路についた。



2016年の白駒池(しらこまいけ)の紅葉は10月8日から10日の3連休が見ごろ

10月4日の白駒池(しらこまいけ)の紅葉である。

4の白駒池
2016年10月4日の白駒池の紅葉状況
今夏の猛暑や10月に入ってからの夏のような暑さのぶり返しなど1日の寒暖差も少ないため、紅葉自体の発色は今一つの感は否めぬところ。そこで、ちょっと写真を加工してみると・・・

3・幻想的・・・これも紅葉
幻想的・・・でも、少々やりすぎですね
そうはいいながら、まずは標高2115mの高地にある白駒池の10月4日の紅葉を写真にてご鑑賞のほどを。

4・きれいです黄葉
ここの辺りに紅葉が集中
手前の紅葉を少し入れてパチリ。

5・2016 SIRAKOMA
どうですか、この高揚感、いや、紅葉観・・・
ちょっと芸術的に撮ってみたのはいかがでしょうか。

6・白駒池もミラーレーク
どうです。この色合いは・・・
これなども好きな一枚です。

7・樹間の紅葉
樹間の紅葉もいい感じ
4日の紅葉状況から見て、この3連休が白駒池の紅葉の衣を鑑賞するにはもっとも手ごろな時期と判断した。

8・白駒池の紅葉
ミラーレークの紅葉
4日の昼過ぎも団体バスが2、3台やってきていたが、駐車場は待つことなしに入れた。

9・駐車場
広い駐車場が国道299号の両脇にあるが・・・
3連休はできたら朝早めに白駒池に到着するのがよい。相当な観光客が押し寄せることは間違いない。すると道路にたくさんの車が駐車するといった状況に。

 

日照が期待できたら、照葉紅葉に加えて、白駒池の小道を囲む原生林は苔類の緑の競演でわれわれの目を楽しませてくれるはず。

10・白駒池のコケ類
トウヒ、シラビソの樹木をおおう苔、苔、苔
日本蘚苔類学会からこの白駒の森は「日本の貴重なコケの森」に選定されている。なんと485種類ものコケ類に森がおおわれているというのである。
11・白駒の森を覆いつくす苔
まさにミドリの絨毯です
異常気象がつづく天候ではある。だからこそ、ひとときそんなことを忘れ、紅色と黄色にくわえてモスグリーンといった色彩の小世界に遊んでみてはいかが。



猛暑の八月、北八ヶ岳ロープウェイで天空の坪庭(ピラタスの丘)に涼む

(当ブログの写真の転用・二次利用を禁じさせていただきます)


昔は冬、ピラタススキー場、夏はピラタスの丘、あるいは坪庭と呼んでいた場所である。

1・チロル風のロープウェイ乗り場です
北八ヶ岳ロープウェイ乗車口

現在は、夏場は坪庭、冬はピラタス蓼科スノーリゾートと呼ばなければいけないらしい。

2・北八ヶ岳ロープウェイ乗り場
スイスに来たみたい

その懐かしいピラタスの丘に涼を求めて娘と家内と3名で定員100名という大きなロープウェイで標高2237mの高所にある山頂駅まで登っていく。

3・1北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅
山麓駅に停まるロープウェイ

この北八ヶ岳ロープウェイはふもとの山麓駅(標高1771m)から八ヶ岳連峰のひとつ北八ヶ岳を構成する北横岳(標高2472m)と縞枯山(標高2403m)の鞍部に広がる通称坪庭と呼ばれる平坦地を結ぶロープウェイである。

3・ロープウェイ

この日、行き違うロープエェイからいくつもの紅葉のような手が振られていた。夏休みであることを実感する。また、ロープウェイからの景色は天気とも相まって、さすがに痛快であった。

4・ロープウェイからの景色
2016年8月、素晴らしい景観です

そして、右手に広がる縞枯(しまがれ)山の縞枯現象を目にするが、その自然のメカニズムはまだ解明されていないという非常に珍しいものである。

5・縞枯れ山 縞枯れ現象
縞枯現象

この現象は山全体が枯れ木の山になっていくのとは異なり、年々、山腹の縞枯れのエリアが移動してゆき、山自体、山林はずっと生き続けてゆくのだというから奥深い自然の営みのひとつといってよい。


実際に、30余年前に見ていた縞枯山の緑の比率は変わっていないと言い切ってよく、景観に大きな変化は認められない。


また、運がいいと鹿やニホンカモシカをロープウェイから認めることができるが、この日はその幸運には恵まれなかった。そんな興味満載の搭乗もわずか7分ほどで山頂駅に到着する。

6・北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅
山頂駅

山頂の温度は真夏の昼間で20度前後、朝夕は10度を下回ることもあるという。この日は寒いと感じるほどではなかったが、ヒンヤリとした涼風が坪庭を吹き抜けてゆくのがわかる。そして、山頂駅からすぐに雄大な坪庭の景観が見渡せた。

7・1坪庭の全景 前方の高台が溶岩台地
山頂駅からの坪庭の景色

この不思議な景観は八ヶ岳最後の噴火で出来た溶岩台地ということだが、すり鉢状になった目の前の場所は平坦地になっており、山上に突如、天空の草原があらわれたようなそんな奇妙な感覚にとらわれる。

7・天空の草原
天空の高原

ここに溶岩台地をめぐる周回コースの散策路が整備されている。一周約1000m 所要時間約30〜40分で廻ることができる。


平坦地をのんびりと歩いてゆくと、溶岩台地へ登る急な石段にぶちあたる。初めてではないとはいえ、足の不自由なわたしである、ちょっと気合を入れて最初の一歩を踏み出す。

8・最初、急な石段があります
溶岩台地へ急登です

杖を片手に足元に注意しながらゆっくりと登って行く。手すりがつけられているので思ったよりは楽な急登? 日本百名山一筆書きの田中陽希さんじゃあるまいし・・・であった。

9・第一休憩所まであと少し
あと一息で第一休憩所

登り切った先に第一休憩所があるが、その直前の路端に赤い実をつけたかわいいクロマメノキを見つけた、いや、家内が見つけてくれた。こちらは急登で足先を見つめることで精一杯の状況であるのだから。

10・クロマメノキ
クロマメノキ

その少し先にあざやかな黄色の花を咲かせたキリンソウが咲いている・・・と教えられる。

11・キリンソウ(麒麟草)
キリンソウ

荒涼たる溶岩の瓦礫のすみに隠れるようにして咲く可憐な高山植物。その生命力、自然の営みのたくましさに心底、頭が下がる瞬間である。


ようやっと第一休憩所に到着する。あぁ、そこからの展望は絶景である。

12・第一休憩所からの景観
なかなかな絶景です

急坂の疲れをここで癒し、いよいよ溶岩台地へと足を踏み入れる。

13・坪庭に広がる溶岩台地
太古の落とし物・・・

太古に山頂に噴出した溶岩が露出し転がっているそのさまは不気味で、怪異とすらいってもよい。そんなとき、大きな奇岩が目の前をふさぐように屹立している。

14・1奇岩もいっぱい
ポンピドー美術館でもお目にかかれぬアヴァンギャルド

生半可なアヴァンギャルドよりも数段、前衛的な自然の彫刻である。

そして、溶岩台地には這松(はいまつ)が叢生しており、その中の周遊路をさらに進んでいく。

14・這松(ハイマツ)と溶岩のなかをゆく
這松を分けて歩く感じ

視界いっぱいに多彩な溶岩が飛び込んでくるが、これが早朝であったとすると、人っ子一人いなかったとすると・・・と考えると、背筋が凍るような寒々とした情景である。遠くに見える縞枯れが一層、その気持ちを募らせるのである。

15・太古の溶岩が山頂に広がる 遠くに縞枯れ現象
まさに溶岩台地、遠くに縞枯現象

そんな這松以外に生き物の息遣いを感じることができぬ天空の世界をテクテク歩いていく。その心中の思いとは裏腹に吹き渡る真夏の風はことのほか頬にやさしい。

16・溶岩台地を歩く
瓦礫のなかを歩くよう・・・

しばらくして、ようやくというか溶岩台地を後にする木製階段に到達する。

17・溶岩台地から階段で下の木道に出ます
急勾配だが木製階段がしっかりしているので安心

この下りも急勾配であるが、手すりも整備されたしっかりとした階段であり、ここはゆっくりと下りれば何の問題もない。


下の木道を歩き出すと、すぐに薄桃色のハクサンフウロの花をわたしが見つけた。

18・ハクサンフウロ
今年もよろしく・・・ハクサンフウロ

大好きな高原の花である。目に飛び込んでくるのだろう。すると、すぐ先にシナノオトギリソウという黄色い花が見えてきた。

19・シナノオトギリソウ
シナノオトギリソウ

溶岩台地の荒涼たる色彩世界のなかから生還した身には、黄色という色は活力にあふれた命をイメージさせることに気付いた。標高2237mの散策路の路端には命の賛歌を歌うようにいろいろな草花が目立ってくる。緑の草のなかに小さな白いオダマキの花を見つけた。

20・白いオダマキ
白いオダマキの花

次にくっきりとした黄色が目立っている金露梅は自然と目に飛び込んでくる。

21・キンロバイ(金露梅)
目立ちたがり屋の金露梅

すると、えっ? ワレモコウが咲いているではないか。ここはもうとっくに秋が舞い降りてきていることを知らされる。

22・もうワレモコウが咲いていました
ワレモコウがもう咲いている

今年もはや夏が過ぎようとしているのだ・・・光陰矢の如し・・・

物忘れ、新しい知識欲の減衰・・・老化の兆候が色濃く迫って来たわが身に、この花はなんじゃ? 名前も知らぬ花である・・・

23・この花は?
あなたの名前は?

調べる気力とて欠乏したわたしである。誰か教えてくだされ・・・


足弱な娘と麻痺をかかえるわたしを伴い、一人元気な家内との坪庭散策も約50分で無事、終了、下山の運びとなった。

24・定員100名の北八ヶ岳ロープウェイ
下界に戻ります

足早にロープウェイに乗り込み、山麓駅という俗界へとまたわが身を沈めに降りて行った。山麓駅の建物内は広く、軽食が可能な大きなスペースやTシャツなど衣類や特産のコケモモジャムやドレッシングなど豊富な食材もお土産として展示されている。

25・ロープウェイ改札口へ お土産もたくさんあります
品ぞろえ豊富なショップです

あっという間に世俗の垢に染まったわたしと娘は、コケモモ・ミックスソフトクリームなる悪魔の誘いにいとも簡単にからめとられ、ご覧のようなおいしそうな写真のものを手に、いや、口に入れたのである。

26・苔桃ミックスソフトクリーム
濃厚なミルク味のバニラにコケモモの酸味がほどよくてオイシイ!
コケモモのフルーツソースと胡桃味噌
コケモモのフルーツソースと胡桃味噌を土産に買いました

そして、隣接する蓼科アミューズメント水族館を20年ぶりで訪ねてみた。

27・蓼科アミューズメント水族館
蓼科アミューズメント水族館

これだけ高地にある水族館も珍しい。そして、すべて淡水魚の水族館である。

28・高原に泳ぐ熱帯魚
魚種も豊富な水族館です
真夏でもさわやかなここ蓼科で、熱帯魚観賞もまぁこれはこれで乙なものだと、館内をゆっくり廻って、俗世から天空の浄地へ、そしてまた、下界の日常に戻っていった短くも奥の深い真夏の一日を過ごした。2016年の夏もあと少しで終焉を迎える。


2015年の晩夏の蓼科、八千穂高原自然園を逍遥

孫がやって来て慌ただしかったお盆。娘や息子夫婦も帰っていった翌日、蓼科の山荘へ向かった。最近はグループホームへ入ってしまった娘もいっしょに来ることも少なくなり、山荘へは家内と二人で行くことがとみに多くなった。


雨模様の日々が多いとの天気予報のなか向かった蓼科であったが、移動した日の17日に弱い雨が降っていたほかは幸いにも曇り日和の穏やかな天気がつづいた。


その曇り晴れのお天気の一日、メルヘン街道(国道299号)をひたすら駆け上がり、麦草峠を越えてから佐久方面へ下ったところに八千穂高原自然園はある。

1・麦草峠

その自然園へ辿りつく前、麦草峠を越えてから5kmほど下った標高1706mのところに“レストハウスふるさと”という食事処がある。

2・レストハウスふるさと

食事の必要がなくともぜひここで休憩をとって欲しい。

3・標高1706m

というのも、そこからの絶景がお勧めなのである。佐久の町を見下ろし、その向こうに浅間山が見える。この日は山頂に雲がかかり残念ではあったが、雲のない日であれば超絶景スポットであることは請け合いである。

4・雲に隠れた浅間山・レストハウスふるさとから

この写真でここで味わえる解放感は皆さんに届くのではないだろうか。

その絶景を楽しんで10分弱でいよいよ八千穂高原自然園に到着する。

5・八千穂高原自然園管理棟
八千穂高原自然園管理棟

お盆も過ぎたということだろうか、園内に人影は少ない。一周するのに30分コース(白の径)、50分コース(青の径)、80分コース(緑の径)と三コースあったが、われわれは緑の径をゆき、途中で青の径へ入って2時間弱をかけてのゆったりとした散策であった。

6・八千穂高原自然園園内
自然園園内

園内には滝や湖もあり、散策路の路傍にはもう盛りは過ぎた高原の夏の花や秋の気配を届ける花など目を楽しませてくれる見どころがたくさんある。


まず、飛龍の滝にぶつかる。

7・飛龍滝

落差は大したことがないのに、その瀑布の音はまさに森閑とした森の中に千丈の落差を感じさせるものである。


次にもみじの滝へ向かうが、道端の可憐な花が訪う人々を迎えてくれる。

8・フシグロセンノウ  9・ツリフネソウ
フシグロセンノウ             ツリフネソウ

立ち止まっては一枚。

10・苧環(オダマキ)  11・ナンバンハコベ(ナデシコ科)
苧環(オダマキ)             ナンバンハコベ

また、一枚。

12・カワラナデシコ
カワラナデシコ

そして、また、一枚・・・

13・コウリンカ
コウリンカ

と、なかなか散策の径の捗(はか)が行かない。もちろん、時間はいくらでもあるのだから・・・急ぐ必要はさらさらない。


やがて、もみじの滝に到着。

14・もみじの滝

この滝は小ぶりであるが、趣のある好みの滝である。ほんとに小さな滝壺がまた可愛らしい。


そして、もみじ橋と名付けられた木橋はなかなか乙なものであった。

15・もみじ橋

途中で蜻蛉が蕾に停まっているのを見つけた。パチリと一枚。

16・蜻蛉
見事なショット!!

そして、緑の径の奥にトリカブトの花が咲いていた。

17・トリカブト

初めて見たが、思ったほどの毒々しさはなく、この根っこに猛毒が宿っているとはなかなか信じがたい。


そして、途中から青の径へ入り、遊亀湖の畔に出た。

18・遊亀湖

園内の渓流をせき止めてできた湖だということで、流出口には堤防状のコンクリートが流れを塞ぐように立ちはだかっているのだが、この人工的な景観がなぜだかストンと胸に落ちる不思議な景観であった。


そこを過ぎると、もう管理棟へまっしぐら。往きに通り過した鹿害防護柵をめぐらした園内を通過する。そこにはようやく花をつけ始めたというヤナギランが見えた。

19・ヤナギラン

そのヤナギランの脇に黄色も鮮やかなアキノキリンソウが咲いていた。

20・アキノキリンソウ

最近の鹿害はますます大きくなり、信州の高原のいたるところでこうした無粋な柵を見受けるが、これも美しくも可憐な花を守ってゆくには当然、必要と思わねばならぬ。


そう云えば、この日、別荘地内で小鹿に遭遇した。

21・小鹿かがいました

カメラを向けてもキョトンとした可愛らしい瞳でじっと見つめられると、そうした鹿の害も大変だと感じつつも、つい、かわいいと思ってしまうのもこれまた正直な気持ちではある。


八千穂高原自然園へ出たあと、少し先にある白樺の群生地と八千穂レイクを訪ねた。
白樺の群生地は予想以上の景観で、今度は青空がぜいたくに広がった日にゆっくり来ようと二人で語り合ったほどに、なかなか雰囲気のよい場所であった。

22・白樺群生地

また、そのすぐ横にある八千穂レイクは“恋人の聖地”に認定されたのだとか。

23・恋人の聖地 八千穂レイク

白樺群生地と八千穂レイクを二人でゆっくり語り合いながら散策すれば、なるほど、恋も成就するだろうなと感じさせる↗↗なデートスポットでもあった。


そんないろいろなことを心に映しながら、2015年の蓼科、晩夏の一日は静かに過ぎていった。そして、こうした時間がゆったりと流れゆく人生のステージにわれわれ二人はもう立っているのだとしみじみと感じさせられた一日でもあった。




 

 

2014年の八千穂高原・白駒池(しらこまいけ)の紅葉は終了

蓼科の秋、見つけた!=白駒池・横谷渓谷の紅葉の見ごろ(2010.10.18)

10月11日、まだ大丈夫だと思い、八千穂高原の白駒池の紅葉を見に行った。

1・白駒池

ちょうど紅葉のシーズンということで、白駒池周辺の駐車場は満杯で、路上駐車の車も数十台という混雑ぶり。

駐車場も一杯

苔と原生林をぬけて白駒池へと向かう。

3・苔と原生林
ここはいつも幻想的・・・

紅葉への期待は高まるばかりである。


麦草峠の傍にある標高2115mという高地に位置する白駒池。白駒池の紅葉は4年前の2010年10月17日に訪れていた。


その際のブログには一週間前が見ごろであったとある。その時も、紅葉の白駒池を十分には堪能しきれなかったとあった。


今回訪れた11日はちょうど、その盛りの頃であったはずである。

4・終わっています、紅葉
あ〜あ・・・

だが、残念!! 無念!!


今回も紅葉はすでに終わっていた。湖畔の縁にわずかに残るモミジを無理やり撮影。

5・わずかに残る紅葉をアップで
アップで無理やり・・・

白駒池の紅葉を一応、堪能・・・した形とした。


そして・・・ポップカラーで撮ると、あらあら、こんなに紅葉が綺麗に・・・

6・ポップカラーで撮影

来年はホントのリベンジで9月の末あたりに来ようと心に誓った。そして、まともな写真を一枚、きっと撮ってみせると思った。


標高の違いでこんなに紅葉の度合いが違うとは・・・


そんなことで、悔しかったので白駒荘の温かいコーヒーを、これまたかなり肌寒い湖畔のデッキでグッと飲んで帰ってきました。

7・白駒荘のコーヒーをいただきました

ソーサーに載っているのは食用ほおずきで、これ初めて食べたが美味しかったので、一袋購入しました。


いつものようにしずかに時を刻む蓼科の秋

この三連休、秋の蓼科へと足を伸ばした。台風が襲来する前に急きょ、帰京という短い滞在になったが、蓼科の足早の秋を文字通り足早に愉しんだ。

1・色づく山肌

蓼科の秋は朱色より黄色のイメージである。

2・急速に色づく山

高い山に囲まれた蓼科には、紅葉する楓が少ない。

3・秋です

ただ、山肌ははっきりとその装いを秋色に変えはじめている。

4・色づく八子ヶ峰

秋のぬけるような空にその彩りは美しい。

5・秋の空に黄葉が映える

天気の良い連休の前半、蓼科東急の上から紅葉をはじめたリゾートの森の向こうに八ヶ岳の稜線が幻想的な蒼色のグラデュエーションを見せる。

6・八ヶ岳と紅葉

静かな時間である。聞こえてくるのは秋風に蕭々と鳴る木々の葉音と時折、奏でられる小鳥の啼き声のみである。

7・秋色に染まる

わが山荘にもいつのころからかハウチワカエデが生育し、庭のあちこちに秋色の迷彩をほどこす。

8・ハウチワカエデが緑に映える

京都の高雄の燃えるような紅葉とはまたことなった趣きを見せてくれる。

9・ハウチワカエデ

いつものことだが蓼科の秋は束の間である。梢から舞い落ちる葉っぱが地面に散り敷くや冬将軍が凍てつくような真っ白な息を吐き出しながら足早にやってくる。

10・黄色・緑・赤とりどりのハウチワカエデ

赤や黄色を装った落葉はその氷のような息であっというまに土色の朽葉へと変じてゆく。


いつものしずかに時を刻む、蓼科の四季のひとこまである。



 

縄文時代のパワースポット“尖石(とがりいし)遺跡”で国宝・“仮面の女神”を見よう

茅野市豊平4734-132


長野県茅野市にある”尖石(とがりいし)縄文考古館”を久しぶりに訪れた。

1・尖石縄文考古館
尖石縄文考古館

思い立った契機は蓼科の道を走っていて道路の両側に縄文のビーナスと仮面土偶をあしらった幟をそこここで目にしたからである。


縄文のビーナスは昔、尖石縄文考古館で見たことがあったのだが、仮面土偶を観た記憶はなかった。


仮面土偶を初めて見たのは、二年前に辰野へ蛍狩りに行った際に立ち寄った辰野美術館でのことであった。

2・辰野美術館
仮面土偶を展示する辰野美術館(上伊那郡辰野町)

その時、写真で見たことのある宇宙人のような遮光器土偶を想起し、不思議な土偶が長野にもあるのだなと感じたことを思い出した。辰野美術館の仮面土偶はここをクリックしてください。HP所蔵品サイトへ飛びます。


そして、これは新しく発掘されたものであるに違いないと尖石縄文考古館を訪れたというわけである。


”仮面の女神”と名づけられたこの仮面土偶は、実は今から14年前の平成12年8月に茅野市湖東にある中ッ原(なかっぱら)遺跡から出土したのだという。

4・発掘時の状態
出土時の”仮面の女神”

作製年代は縄文時代後期の前半(約4000年前)で、全長34センチ、重量2・7キロの仮面土偶と呼ばれるタイプの大型土偶である。

5・仮面の女神
国宝 ”仮面の女神”

発掘時の様子が館内写真に掲示されていたが、ほぼ完全な形で出土しており、当寺から国宝級との呼び声が高かったという。


そして、道路上に幟が立っていたのはこの3月の「“仮面の女神”は国宝指定が妥当」との文化審議会の答申を受けて、縄文のビーナスにつづく二つ目の国宝指定が待たれる茅野市が縄文遺跡の町をアピールする“町おこし”の一環としての企画であったと知った。


その記念すべき国宝指定がわれわれが訪ねたわずか2日後になされたことをこのブログアップの時に知って、喜びも一入(ひとしお)であった。


さて、“仮面の女神”に先立つ”縄文のビーナス”は、1986年9月に八ヶ岳山麓の茅野市米沢に位置する棚畑遺跡から完全な状態で発掘されている。

6・縄文のビーナス・発掘時の状態
国宝 ”縄文のビーナス”の発掘時写真

その後、1995年に国宝指定を受けた全長27センチ、重量2・14キロの大型土偶である

7・縄文のビーナス
国宝 ”縄文のビーナス”

その姿はお腹とお尻が大きく張り出した妊娠した女性である。それは生命に対する礼賛の心をストレートに表わしており、おおらかな縄文人の生きざまを見るようでもある。


この縄文のビーナスや仮面の女神などが展示されている尖石縄文考古館の付近一帯は縄文時代中期(今から4〜5千年前)の住居跡がこれまでに219ヶ所も発見されるなど縄文遺跡の宝庫となっている。

8・尖石遺跡説明図
尖石遺跡説明図

縄文考古館に隣接した北側に”与助尾根遺跡”が位置する。

9・与助尾根遺跡・竪穴式住居
与助尾根遺跡

ここには縄文時代の竪穴住居跡が39か所発見されており、現在、6棟の竪穴住居が復元されている。

10・与助尾根遺跡
復元された竪穴住居

また道路を挟んで考古館の南側には、”尖石(とがりいし)遺跡”が位置する。

11・広々とした尖石遺跡
開放感一杯の尖石遺跡

広々とした草地に昭和29年に三笠宮殿下が調査された33号住居址が遠い縄文の時代の悠揚とした営みを語りかけているようで、何とも心持ちが豊かになってくる。

12・尖石遺跡・33号住居址
尖石遺跡・33号住居址

そして、尖石遺跡の名前の由来となった“尖石(とがりいし)”がその遺跡群の原っぱの南端を少し下ったところに5千年を経た今もそのままの姿で鎮座する。

13・縄文人の人影・尖石遺跡
尖石遺跡に縄文人が顕れる

その先端の尖った自然石は地中の深さは不明であり、地上に顕れた個所で高さ1m、根元の幅が1・1mという大きさであるが、古くから村人の信仰の対象となっており、いつの頃か傍らに石の祠が祀られている。

14・信仰の対象”尖石”
尖石・右手階段を下りて来る

尖石の右肩の窪みは縄文時代の磨製石斧を製作した際に共同砥石として利用されたとも、また、地上に突出した尖石が祭祀の対象となっていたとの見方もあるという。


そんな一大縄文遺跡の中心地に展示された“仮面の女神”であるが、国宝指定を機に、当館での実物展示は、仮面の女神が11月12日(水曜日)までだというのだ。“縄文のビーナス”は残念ながら10月2日で終了している。

15・縄文のビーナスと仮面の女神
国宝の実物二つのそろい踏み写真

ここでは幸いにも心置きなく撮影できた“仮面の女神”の乱れ撮りを記録のためにいくつか掲載しておくこととしたい。

仮面の土偶の拡大写真。

16・仮面の女神・拡大

仮面の接近撮影。

17・仮面の女神・仮面

斜め正面から。

18・仮面の女神斜め正面から

側面から。

19・仮面の女神・側面より

後方から。

20・仮面の女神・後方より

頭部斜め後から。

21・頭部斜め後ろから

こうしてディテールにまでこだわった作者のことを考えると、そして“仮面の女神”が気の遠くなるような4000年前にこの茅野の地で製作されたのだと思うと、人間の持つ無限の可能性を無条件に信じたくなるとともに、現代人は果たして技術的に進歩していると云えるのだろうか、心をふくめ豊かさとはいったい何なのだろうかという思いにどうしても駆られてきてしまうのである。


何はともあれ11月12日以降はレプリカ展示となる。“実物”をじっくりと写真に収めたい考古オタクは今からでも遅くない、茅野市の尖石縄文考古館へと急ぎ、足を運ぼう。

22・館内
尖石縄文考古館館内

そして、やはり、何といっても実物の持つパワーは違う。生命力あふれる縄文人の放つパワーは半端ではない。


尖石縄文考古館ではこの10月11(土)、12日(日)の連休に茅野市5000年 尖石縄文まつりが開催される。


それを目当てにご家族で、縄文時代のパワースポット巡りをされてみてはいかがであろうか。

2014年8月上旬、霧ヶ峰高原・八島ヶ原湿原の植物・昆虫図鑑 --- その5

2・アサギマダラが数匹、飛んでいました
ヨツバヒヨドリの蜜を吸うアサギマダラ

春から夏にかけて本州などの涼しい高原地帯で繁殖を重ね、気温が下がる初秋になると温かな南方へと移動する。その移動は想像を絶する距離であり、遠く沖縄さらに八重山諸島や台湾にまで海を越えて飛んでいくのだという。

3・ヨツバヒヨドリの蜜を吸うアサギマダラ

2006年8月、山形・蔵王スキー場でマーキングして放ったアサギマダラ1700匹のうちの一匹が、11月20日に与那国島・久部良岳の山頂で見つかっている。その移動距離は2246kmという気の遠くなるような距離である


そんな珍しい蝶が夏の八ヶ岳周辺には多く、飛翔しているのだそうだ。そして、この8月2日、八島湿原の緑陰のなかで出逢うことになった。

0・この緑陰にアサギマダラが輪舞
この緑陰に群生するヨツバヒヨドリにアサギマダラが群れ飛ぶ

アサギマダラはヒヨドリ科の花が好物で、実際に我々が目にした数匹のアサギマダラはヨツバヒヨドリの花に群がり、輪舞していた。

1・2000kmを移動するアサギマダラ

貴重な経験であった。ハイカーの人たちも嬉々として写真撮影に余念がなかった。


自然の宝庫、八島湿原にはそうした珍らしい蝶だけでなく、馴染の昆虫がそこここで目に留まる。


コオニユリの蜜を吸う揚羽蝶

4・コオニユリと揚羽蝶

都会で目にすることがなくなったシジミチョウにも久しぶりにお目にかかった。

5・シジミチョウ

そして、このショットは夏の定番のようなものだが、アザミと蜜蜂。

6・アザミに蜜蜂

そのほかアザミにはいろいろな虫が蜜を求めてひと時の憩いを愉しんでいる。

7・アザミの埋まる小さな昆虫

草むらの萱の葉にトノサマバッタだろうか、静かに羽を休めていた。

8・トノサマバッタかな?

最後に高原に早々と秋の訪れを告げる赤とんぼである。ワレモコウに停まる赤とんぼ。

9・ワレモコウと赤とんぼ

そして、花を落としたアザミに羽を止める赤とんぼ。

10・赤とんぼ

それから自然との触れあいということで、最後に家内に寄って来て、じっと手にとまった高原の蝶、なんだかホッとする時間でした。

11・手に停まる蝶

ヒンヤリとした風が吹き渡る八島湿原で繰り広げられる様々な生き物の営みは、高原に足早にやって来る秋そのものの景色であった・・・


12・八島ヶ池と八島湿原

 

2014年の八島湿原の植物・昆虫図鑑、これで終了となる。長い時間、お付き合いいただきありがとうございました。

2014年8月上旬、霧ヶ峰高原・八島ヶ原湿原の植物図鑑 --- その4

2014年8月上旬、霧ヶ峰高原・八島ヶ原湿原の植物図鑑--- その1
2014年8月上旬、霧ヶ峰高原・八島ヶ原湿原の植物図鑑--- その2
2014年8月上旬、霧ヶ峰高原・八島ヶ原湿原の植物図鑑 --- その3
2014年8月上旬、霧ヶ峰高原・八島ヶ原湿原の植物・昆虫図鑑 --- その5

霧ヶ峰高原を歩いているとこんな素敵な光景に何度も出くわします。爽快な気分になりますね。

1・ナデシコ、オミナエシ、ノアザミ、ヨツバヒヨドリ お花畑
旧御射山遺跡から八島湿原へいたる道端の光景

これから掲載する花々は皆さんよくご存じの馴染のある花が多くでてきます。すべて8月2日に八島湿原で写した写真です。


エゾカワラナデシコ(ナデシコ科)

2・エゾカワラナデシコ(ナデシコ科)
エゾカワラナデシコ
3・ナデシコを真上から
真上から撮りました

ホソバノキリンソウ(ベンケイソウ科)

4・ホソバノキリンソウ(ベンケイソウ科)
ホソバノキリンソウ、木橋の足元にひっそりと咲いていた

まだ残っていました、おなじみのニッコウキスゲ(ユリ科)です

5・ニッコウキスゲ(ユリ科)
遅咲きのニッコウキスゲが一輪

ノハナショウブ(アヤメ科)

6・ノハナショウブ(アヤメ科)
ノハラショウブがところどころに・・・

ノリウツギ(ユキノシタ科)

7・ノリウツギ(ユキノシタ科)
よく見かけるノリウツギ

ツリガネニンジン(キキョウ科)

8・ツリガネニンジン(キキョウ科)
小さな釣鐘ですね・・・ツリガネニンジン

オミナエシ(オミナエシ科)

9・オミナエシ(オミナエシ科)
おなじみのオミナエシ

キバナツリフネソウ(ツリフネソウ科)

10・キバナツリフネソウ(ツリフネソウ科)
見つけました、キバナツリフネソウ

コウゾリナ(キク科)

11・コウゾリナ(キク科)
シルクのような艶を見せるコウゾリナ

マルバダケブキ(キク科)

12・マルバダケブキ(キク科)
結構、目立っていました、マルバダケブキ

コウリンカ(キク科)

13・コウリンカ(キク科)
コウリンカ、これはちょっと珍しい

コオニユリ(ユリ科)

14・コオニユリ(ユリ科)
野原に一輪、凛と咲きます

秋の訪れを告げるワレモコウ(バラ科)。ワレモコウには蜻蛉がよく似合う。



15・ワレモコウと赤とんぼ

昆虫と植物の共生・・・癒される光景でした。
次に喋々など八島湿原に遊ぶ昆虫を少しご紹介します。

植物図鑑その5につづく


 



15・ワレモコウと赤とんぼ

昆虫と植物の共生・・・癒される光景でした。
次に喋々など八島湿原に遊ぶ昆虫を少しご紹介します。

植物図鑑その5につづく


 


15・ワレモコウと赤とんぼ

昆虫と植物の共生・・・癒される光景でした。
次に喋々など八島湿原に遊ぶ昆虫を少しご紹介します。

植物図鑑その5につづく


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2014年8月上旬、霧ヶ峰高原・八島ヶ原湿原の植物図鑑 --- その3

2014年8月上旬、霧ヶ峰高原・八島ヶ原湿原の植物図鑑--- その1
2014年8月上旬、霧ヶ峰高原・八島ヶ原湿原の植物図鑑--- その2
2014年8月上旬、霧ヶ峰高原・八島ヶ原湿原の植物図鑑 --- その4
2014年8月上旬、霧ヶ峰高原・八島ヶ原湿原の植物・昆虫図鑑 --- その5

8
月上旬の八島湿原、ウスゲヤナギランが見頃である。湿原を右回りに歩き始めて2、30分ほどすると一茎に紫色の花が群れ咲くヤナギランの群生が見えて来る。

ウスゲヤナギラン(アカバナ科)

1・群生するウスゲヤナギラン
湿原で咲き誇るウスゲヤナギラン
2・ウスゲヤナギラン(アカバナ科)
ウスゲヤナギラン

次に虎の尾に形が似ているというトラノオ。ただ、葉の形が異なっており種類(科)も異なる。


オカノトラノオ(サクラソウ科)

4・オカノトラノオ(サクラソウ科)
オカノトラノオ

イブキトラノオ(タデ科)

5・イブキトラノオ(タデ科)
イブキトラノオ

そして見つけたのが黄色の花をつけた次なる花である。

6・名無しのゴンベイ
名無しの権平

名前はわからぬ。一見するとトラノオの一種かと思うが、花はヤナギランに似ている。なんという花であろうか・・・


キバナノヤマオダマキ(キンポウゲ科)

7・キバナノヤマオダマキ(キンポウゲ科)
可愛らしいキバナノヤマオダマキ

クガイソウ(コマノハグサ科)

8・クガイソウ(コマノハグサ科)
クガイソウ

 

それからギボウシである。オオバとコバがあり葉の違いというが、いまひとつはっきりしない。


オオバギボウシ(ユリ科)

9・オオバギボウシ(ユリ科)
オオバギボウシ

コバギボウシ(ユリ科)

10・コバギボウシ(ユリ科)
コバギボウシ

 

アザミは歩く先々に咲いている。アザミには必ずと言ってよいほどにミツバチが停まっている、余程、蜜の味と相性がよいのだろうか。


ノハラアザミ(キク科)

11・ノハラアザミ(キク科)
ノハラアザミ

ノアザミ(キク科)

12・ノアザミ(キク科)
ノアザミ

 

それからシシウドに似たイブキボウフウ。

イブキボウフウ(セリ科)

13・イブキボウフウ(セリ科)
イブキボウフウ


目も鮮やかな黄色の花を咲かせるキンバイソウ。


キンバイソウ(キンポウゲ科)

14・キンバイソウ(キンポウゲ科)
鮮やかなキンバイソウ
15・キンバイソウ
高山植物には珍しく派手な花です

 

これも夏の定番、ホタルブクロ。

ヤマホタルブクロ(キキョウ科)

16・ヤマホタルブクロ(キキョウ科)
ヤマホタルブクロ

 

植物図鑑 その4につづく



2014年8月上旬、霧ヶ峰高原・八島ヶ原湿原の植物図鑑--- その2

2014年8月上旬、霧ヶ峰高原・八島ヶ原湿原の植物図鑑--- その1
2014年8月上旬、霧ヶ峰高原・八島ヶ原湿原の植物図鑑 --- その3
2014年8月上旬、霧ヶ峰高原・八島ヶ原湿原の植物図鑑 --- その4
2014年8月上旬、霧ヶ峰高原・八島ヶ原湿原の植物・昆虫図鑑 --- その5

八島湿原には250種類余とも400種類以上ともいわれる植物が存在するといわれているが、この8月上旬は色とりどりの可憐な花が湿原の中や縁辺に咲き誇り、われわれハイカーの目を楽しませてくれる。


これから、2014年8月2日に八島ヶ原湿原に咲いていた花々を出来うる限り掲載したい。写真は花の形、葉っぱの形や付き方さらに生えている状況ができるだけわかりやすいものを選んだつもりである。


花の名前を調べる際に花びらの色や形だけでなく葉の形やつき方が見分ける重要なポイントだということは理科を普通に学んだ人には常識なのだそうである。


また、なかには名前が分らぬものもあったが、あまりに美しいので写真のみを掲載した。もし、その花の名前をご存知の方がおられれば、コメントからで結構ですのでご教示いただけると幸甚です。もちろん、花の名前を勘違いまたは間違っている場合も遠慮なくご指摘くださると今後の勉強ともなりますので大歓迎です。


加えて湿原の中には花の蜜などをもとめて飛び交う昆虫も多く、都会では目にすることのない喋々や虫などを目にし久しぶりに童心に帰ったこともあり、適宜、掲載させていただいた。


まず夏の高山植物の代表選手であるフウロソウ科の可憐な花をご紹介する。


ハクサンフウロ(フウロソウ科)

1・ハクサンフウロ(フウロソウ科)
高原の夏の風物詩、ハクサンフウロ
2・ハクサンフウロ(フウロソウ科) (2)
ハクサンフウロ

タチフウロ(フウロソウ科)

3・タチフウロ(フウロソウ科)
タチフウロ

アサマフウロ(フウロソウ科)


4・そこここにアサマフウロ
そこここにアサマフウロが咲いている
5・アサマフウロ(フウロソウ科)
アサマフウロ

 

次に高原の花のこれも定番のアカバナシモツケソウ

アカバナシモツケソウ(バラ科)

6・アカバナシモツケソウの群生
群生するアカバナシモツケソウ
7・アカバナシモツケソウ(バラ科)
アカバナシモツケソウ

ニガナ(キク科)

8・ニガナ(キク科)
ニガナ

ヤマニガナ(キク科)


9・ヤマニガナ(キク科)
ヤマニガナ

 

それから高原でやたら目にするのが次の花。 うん、うんという方も多いかと・・・

ヨツバヒヨドリ(キク科)

10・ヨツバヒヨドリ(キク科)
この白い花、よく見かけませんか

シシウド(セリ科)

11・遊歩道の脇にシシウド
遊歩道の脇に肩とならぶほどの高さにシシウドが咲く
12・シシウド(セリ科)
じっくり見ると小さな可愛らしい花がたくさん

チダケサシ(ユキノシタ科)

13・チダケサシ(ユキノシタ科)
チダケサシ

ハナチダケサシ(ユキノシタ科)


14・ハナチダケサシ(ユキノシタ科)
ハナチダケサシ

 

“植物図鑑 その3”につづく


2014年8月上旬、霧ヶ峰高原・八島ヶ原湿原の植物図鑑--- その1

ブログ・「彦左の正眼」内の写真・記事等一切の転用を禁じます。

2014年8月上旬、霧ヶ峰高原・八島ヶ原湿原の植物図鑑--- その2
2014年8月上旬、霧ヶ峰高原・八島ヶ原湿原の植物図鑑 --- その3
2014年8月上旬、霧ヶ峰高原・八島ヶ原湿原の植物図鑑 --- その4
2014年8月上旬、霧ヶ峰高原・八島ヶ原湿原の植物・昆虫図鑑 --- その5


8月2日、霧ヶ峰の天気は晴れのち曇り、雲の流れは速いが雲量の多い一日であった。

午前中も早めに少しでも空気の澄んだうちにとビーナスラインを疾駆する。

0・ビーナスライン

窓外には早起きの甲斐あって大パノラマが展開する。

夏霞がうっすらとかかる信州の空に八ヶ岳の稜線が見える。

0001・ビーナスラインから八ヶ岳を眺望

その長い山裾の右手に目を転じると、その奥に北岳を頂とした南アルプスの悠揚たる山並みが見える。

001・ビーナスラインから八ヶ岳裾野と南アルプス

そして霧ヶ峰の山腹を縫って走るビーナスラインの急カーブを曲がると視界が一挙に開けた。雲は多いが、円みを帯びた丘陵の先に今度は薄絹越しに見えるシルエットのように中央アルプスの山脈が浮かんで見えた。

01・ビーナスラインから中央アルプスを

霧ヶ峰付近を遠望する高原の景色はわれわれ夫婦が安らぎを覚える大好きな景色である。

1・八島湿原へビーナスラインを

霧ヶ峰自然保護センターを右手に曲がると八島ヶ原湿原はもうすぐ。

2・霧ヶ峰自然保護センターから八島湿原へ

そして八島湿原の駐車場へと到着。まずは八島ビジターセンターへ向かう。

3・八島ビジターセンター

そこでこの日、8月上旬に咲いている花々の“週間情報(100円)”を求める。

4・八島湿原8月の花
クリックして拡大してください

これは隔週で編集改定がなされているようだが、湿原に咲く花の名前をこの“花情報”を手にああでもないこうでもないと言い合いながら歩くのも一興である。

5・八島湿原入口はトンネルです
この小さなトンネルが八島湿原への入口。拡大するとネットが見える。

八島湿原へは小さなトンネルを通って入ってゆく。その入口には鹿害を防ぐためのネットが下ろされている。

霧ヶ峰一帯で鹿に花の芽を食い荒らされる被害が拡大し、この八島湿原にも遊歩道の途中に鹿の侵入を防ぐ柵が設置されている。

6・鹿の遮断扉
遊歩道に無粋な柵が・・・

植物図鑑にゆく前に、ここで八島湿原の概要を簡単に述べておく。

7・八島湿原入口
ここから八島湿原へと入ってゆきます

八島ヶ原湿原植物群落は標高1632mに位置する面積は34・7haの高層湿原である。日本の高層湿原の南限にあたり、昭和14年に国の天然記念物に指定され、昭和35年には国定公園内の特別保護地区になっている。

8・八島湿原説明板
入口脇に説明板

高層湿原は養分が少なく貧石灰、貧酸素で、水質は酸性、低温など制約の多い環境のためカヤソリグサ科などの矮小な植物が侵入繁茂して生成される。

9・八島湿原一望・八島ヶ池
八島ヶ原湿原一望、手前が八島ヶ池

即ち、これらの水生植物が枯れても、高緯度で標高が高く寒冷な気候のため腐敗・分解が進みにくくそのまま堆積し泥炭化してゆく。

10・八島ヶ池
八島ヶ池

そして新しい苗がその上に生長していく結果、湿原は付近の水面より高く盛り上がってゆく。

11・鎌ヶ池
鎌ヶ池

八島湿原では最高所は水面より7mも高く、泥炭層の厚さは8・5mにおよんでいる。

12・鬼ヶ泉水
鬼ヶ泉水

この現在の姿をわれわれがいま目にするのに1万2千年という気の遠くなるような時間を必要としたのだという事実に、わたしは人類の知識というものの限界、人智のおよぶ世界がいかに矮小かということを心底思い知らされた。


悠久の自然が事も無げに成し遂げた驚異の仕業なのである。


そんな八島湿原の夏の一日、高原に咲く可憐な花を求めてぐるりと一周したのである。

13・八島湿原遊歩道

板敷の遊歩道を杖をつきつつ写真撮影も貪欲にこなす道行き。時折の緑陰に癒されながらの90分の所要時間というコース。それをわたしはなんと5時間を超える時間を費やして踏破?したのである。

14・緑陰を歩くハイカー

壮挙と云ってよい。左半身に強い痺れと麻痺を残す身体。


日頃の運動不足、リハビリ不足を一挙に挽回すべく板敷の遊歩道を、足を踏み外さぬよう慎重にゆっくりと歩いた汗と日焼けという勲章をともなう涙ぐましい快挙であった。盛夏の八島湿原・・・

15・盛夏の八島湿原

その湿原を歩き通したリハビリ・ハイキングの成果が次稿から掲載する八島湿原の花々、湿原の生き物である。


八島湿原、こうやって見ると8月の上旬が高原植物の華やかな舞踏会の季節なのだとあらためて思ったものである。


料理上手の料理長がもてなす本格手打ちそば処・“旬泉(しゅんせん)”=蓼科グルメ35

茅野市北山字鹿山4026−2  ☎ 0266−60−3817


“旬泉(しゅんせん)”は蓼科東急リゾートのセンター地区にあるCP(コスパ)のよい蕎麦処である。

1・旬泉

店内にはゆったりとテーブルが配置されている。

2・開店直後の店内
お客がいないのではありません。開店と同時に入店してパチリだからです

混んで来てもこれだけスペースがあるので、隣が気にならないのもよい。

3・6時半頃にはこんな感じ
こんな感じでゆったり、ちゃんとお客さんもいっぱいですよ

小さな子供さんがいても大丈夫、大人数でワイワイやっても問題ない、それはそれは庶民的で避暑地のディナーなんて気張る必要のない肩の凝らぬお店である。


そして、ここのウリであるが、ずばり“味”である。そして“人”である。


気さくな料理長の黒田正幸氏の腕一本で、新鮮な蓼科の食材にさらなる磨きがかかる。


毎回訪ねる度に、ちょっと目先を変えたひと皿が供される。そのささやかな驚きが最近、当店を贔屓にしている理由のひとつである。


今回は、甘みの効いた味噌に山椒の辛味を絶妙に合わせた“山椒味噌”。

4・胡瓜と山椒味噌

採りたての胡瓜につけて食べると、これは暑い夏の冷酒のお伴にそりゃぁ合うこと、合うこと。

胡瓜がなくなって皿に残った山椒味噌を箸でこすりあげ舌へのせる。

ぴりっとしたところで、諏訪の地酒、純米吟醸の冷酒“よこぶえ”を口へ放り込む。

5・諏訪の地酒・純米吟醸生酒”よこぶえ”

これだけで、うだるような夏の、といっても蓼科の夜はかなり涼しいのだが、まぁ、そこは筆の勢いで“うだる夏”にはもってこいのアテである。


料理長にこれを瓶詰にして売ったらよいと奨めたが、販売するほどの量が作れないのだという。まことに残念である。今年のこの猛暑、のん兵衛には堪らぬ一品である。

東京で販売すれば、飛ぶように売れるはずなんだがなぁ・・・


こう書くと、ウリは山椒味噌だけみたいで他に旨いものがないように思われるとまずいので紹介するが、旬泉の天婦羅は家内がホクホク顔で口にする、これまた絶品である。

6・春の山菜天婦羅
春に食べた山菜の天婦羅(内容は下の絵を参照)

東京の名のある天婦羅屋でも、こうはいかねぇってな“天婦羅”である。


なにせ、素材が違う。産地直送じゃなくて山地直結であるからして口に抛り込んだときの“香り”と“活き”がまったく違う。

7・エビと野菜の天婦羅
この8月のメニュー・エビと野菜の天婦羅

野菜や山菜が育つ肥沃な土質の栄養分がそのままのり移ったようなふくよかな味わいが口中にひろがるのである。


さらに、当然だが、天婦羅のコロモの揚げ方がほどよく、家内に言わせると本当に上手なのだそうだ。


プロだから当たり前ではあるが、天婦羅の美味しくない蕎麦屋が最近、結構、多くなってきているのも現実だからなぁ・・・


ほかにも、まだまだあるんでございますねぇ・・だし巻きたまごも、イケテますぜ。

8・だし巻きたまご

ワカサギの南蛮漬けも、諏訪湖を控えたこの地ならではで、大振りのワカサギが豪勢に盛られた美味のひと皿。

9・わかさぎの南蛮漬

牛すじの大根煮も必ず、最初にオーダーするアテでありますな。とろけるまで煮込んだスジ肉とそのだし汁がほどよく染み込んだ大根が旨すぎる。彦左の推奨する逸品である。

10・牛すじ大根煮

そして、最後に控えるのが、鴨南蛮、鴨汁、鴨おろし蕎麦である。

11・鴨南蛮のつけ汁
鴨南蛮のつけ汁です、葱の香ばしさと鴨の味が絶妙

ここの鴨はなんでこんなにおいしいのか、いつも、そう思う。

12・鴨おろし蕎麦
今回の新メニュー・鴨おろし蕎麦

鴨肉とつゆの味が香ばしくて、いつも「うまい!」と言葉が口唇から飛び出す。


それから当然のことだが、蓼科の清涼な水でしめた蕎麦は美味しいに決まっている。

13・腰のある蕎麦

次なる絵は山菜の天婦羅を注文しその種類を訊ねた際に”手書きの絵ですが”と、いただいたもの。

14・山菜の説明書き
クリックして拡大して見てください。丁寧で上手な絵ですよ。

女性スタッフの西尾さんの手造りである。彼女のテキパキとお客のオーダーをこなしながらこうした質問にも心のこもった対応がなされる。事前の御もてなしの心映えが何とも見事です。

本格手打ちそば処“旬泉(しゅんせん)”は、サービス精神旺盛な料理長の黒田さんをはじめスタッフの人たちの心温まる応対にほっと心が和む、旨くてコスパも最高な蕎麦屋である。


おいしい、楽しい、“蓼科高原チーズケーキ工房”=蓼科グルメ 34

茅野市米沢127-1・0266-82-8286


「蓼科チーズケーキ工房」は、長野県下伊那郡に本社高森町山吹1646-12をかまえる生菓子・半生菓子メーカーの(株)津具屋(持ち株会社)のショップ(形式上はグループ会社)として平成16年に開店、今年で満10年を迎える。

1・ビーナスライン沿いに看板
ビーナスライン沿いに大きな看板

同様の工房は、小淵沢ICを降りて清里高原方面へ1kmほどいった県道11号線沿いに「八ヶ岳チーズケー工房」(H14開店・北杜市小淵沢町2980)としてショップを出している。

2・八ヶ岳チーズケーキ工房

我が家は当初、中央道のICの降り口(小淵沢)の関係から八ヶ岳チーズケーキ工房で、ここのチーズケーキの美味しい味を知った。


その後、蓼科湖の聖光寺・桜まつりの際に出店が出ており、そこで、このチーズケーキを購入するのが常であった。

3・聖光寺桜まつりに出店の蓼科高原チーズケーキ工房
毎年、GWの聖光寺桜まつりに出店が立つ

その幟が「蓼科チーズケーキ工房」となっており、最初は八ヶ岳の工房よりこのテント張の出店の方を数多く愛用していた。


「蓼科チーズケーキ工房」は当初、工場然とした外観だったのだが、2013年5月にリニューアルされ、ずいぶん、お洒落なお店へと変貌を遂げていた。

4・蓼科高原チーズケーキ工房

まず南側の入口からアクセスすると、天井の高い大きな木造の建屋がある。

5・蓼科高原チーズケーキ工房南側入口

店内へ入るとたくさんのカラフルな商品がきれいにならべられている。それだけで何だかうれしくなるお店である。

6・工房のカラフルな店内
チーズケーキ工房の広い店内

ここにはチーズケーキをはじめおいしそうなケーキが数多くならぶ。

7・生チョコとロールケーキの並ぶショーケース

それ以外にワインやチーズ、ジュース、ジャムなどいろいろと目移りする飲食品がきれいに陳列されている。


一方、そこと別棟にお菓子の家のような可愛らしい造りの店舗がひとつある。

8・この突当りにケーキ屋さん

いわゆるケーキ屋さんといってよい。


脇に“たまごとケーキとりんごの樹”というCAFEも隣接しており、そこでケーキと喫茶が楽しめる場所も用意されている。


ケーキ屋さんに入るとショーケースにたくさんの変わったケーキがならんでいる。

9・ズコットチーズケーキが並ぶショーケース

そして、その奥にガラス張りの部屋がある。

10・ケーキ造りも見られます

ケーキ造りの現場である。白い服を着た職人さんがケーキ造りに勤しんでいる姿を常時見ることが出来る。小さな子供さんにも夢のある楽しい店づくりとなっている。


そんなケーキ屋さんで、われわれはカトリック教会の聖職者が被る半球形頭巾のような形をしている“ズコットチーズケーキ”をもとめた。


息子の嫁の誕生日祝い用のケーキである。シンプルなケーキであったが、“たてしな自由農園・原村店”で購入したイチゴと別途もとめた生クリームを家内がデコレーションし立派な誕生日ケーキとなった。

11・ズコットチーズケーキに苺と生クリームでデコレーション

わたしはと云えば、大きな工房の方で大好きな生チョコケーキを目ざとく見つけていたので、それもおいしくいただいた。

12・私の大好きな生チョコケーキ

とっても美味しいケーキ屋さん、と云うより、とてもおいしくて店内を廻るのもウキウキ楽し過ぎるケーキ工房である。

この8月も二人で立ち寄り、美味しいケーキを購入したが、写真を撮る前に胃袋へ入ってしまったと見えて、いまファイルを探したが見当たらずアップできぬ結果となった。

そしてここのシュークリームがまたとてもおいしいのだが、夕方の立ち寄りだったため、既に売り切れ。次回のお愉しみとなった。いずれ、その写真は掲載することにする。

お土産に良し、また、休憩に喫茶と甘いケーキを食べるのもよし、いくつもの楽しみ方のできる“蓼科高原チーズケーキ工房”である、ぜひ、一度、訪ねられることをお薦めする。



2014年、車山肩 “ころぼっくる”に信州の夏がきた〜!!

7月31日、まだニッコウキスゲも少しは残っているだろうと家内が言う。

0・ニッコウキスゲ

天気も良し。早速、車山肩の“ころぼっくる”へと向かう。

1・ころぼっくる
車山肩にある”ころぼっくる・ひゅって”

昨年は久方ぶりのニッコウキスゲの満開だったが、今年はそこまではないとニュースで聴いていたので、時季もずれていることもあって期待せずにいつもの“ころぼっくる”のココアを楽しみに車山肩へとドライブ。


途中、富士見台に寄って、ニッコウキスゲを気持ち楽しむ。

2・ところどころにニッコウキスゲ
遅咲きのニッコウキスゲが鑑賞できた

やはり、時季も遅れたし、昨年までの花がつかなかったとのことで、まぁ、こんな程度と二人、納得。

3・富士見台のニッコウキスゲ
チラホラとニッコウキスゲ

でも、やはり霧ヶ峰のニッコウキスゲは高原の夏の到来を告げるにふさわしい鮮やかな花である。


今年は6月の佐渡へ渡り、大野亀のトビシマカンゾウの群生も鑑賞できた。ニッコウキスゲとトビシマカンゾウ、一日花という儚くも逞しい美しさに心躍らせた年でもあった。

大野亀のトビシマカンゾウ
日本海に落ち込むようにして咲くトビシマカンゾウ

この日、コロボックルのテラスは夏休みをたのしむ家族でいっぱいであった。

4・コロボックル・テラス
突端左手の指定席もいっぱい

そこで、われわれはまずは腹ごしらえと山小屋のなかのテーブルに陣取る。

5・ころぼっくる小屋の内
寒くなると、ここでココアを飲みます

名物の厚切りトーストとココアをいただく。トーストにわたしはハチミツ、家内はシナモンとお好みのオプションである。

6・ココアと厚切りトースト
トーストは三枚切りくらいでしょうか、なにしろ分厚い

お腹がいっぱいになったころ、ちょうどわたしの指定席があいた。

7・ころぼっくる指定席
この突端が堪らない

早速、そちらへ席を移動する。何ものも遮るもののない目の前に広がる車山湿原。

8・車山湿原

生命力をみなぎらせた青々とした夏草が一面に繁茂する湿原、そして、草原がなんとも心地よい。


このテラスの突端のテーブルに坐って、ゆっくりと草原に目を這わせる。


ゆっくりと瞼を閉じる。


すると、草原からわたって来るそよ風が私の胸へ跳びこんで、肺を浄めては背中へとすっと抜けてゆく。

閉じていた目を開け、上方に視線を投げやる。


そこにはなだらかな喋々深山の稜線が心を和ませてくれる。まるくておだやかなわたしの大好きな稜線である。

9・喋々深山

上空に雲が流れる。当日は雲量が多く、すかっと青空と云う訳にはいかなかったが、この開放感はたまらない。


鶯の啼き声が静謐の高原に響き渡る・・・・・


高原に光が満ちる。雲間から真夏の太陽が顔を出したのだ。

夏空の青が深みを増した。その群青に真っ白な夏雲が映えてきた。

10・ころぼっくるの夏

今年も“ころぼっくる”の夏がやって来たのだ。高原の涼しさを運ぶそよ風を胸いっぱいに吸い込み、大きく背伸びをした。


2014年の信州の夏、まさにいまが旬である。




猛暑の2014年、蓼科の夏はやはり爽快!!

蓼科に今年も盛夏がやってきた。


テラスに立つと、高々と伸びた樹々の葉叢の隙間から夏空が虫喰いのように覗いて見える。

1・涼感

天空に降り注ぐ真夏の光線は緑葉という濾過器を脱けて“涼”という光の粒へと拡散、変身する。


高原の天気は移ろいやすい。八ヶ岳の稜線がくっきり見えるのは大気に早朝の冷気が残る午前中に限る。

2・8月の八ヶ岳

八ヶ岳の頭上に広がる青空、そこに浮かぶ夏雲・・・爽やかである。雄大な八ヶ岳の姿を眺めて、高原の夏を満喫しようとビーナスラインをドライブした。

3・真夏のビーナスライン

ビーナスラインを走る窓外の景色はいつものことながら心安らぐ景観である。窓を開けて眼下に白樺湖を置き去り、車を駆るのも痛快である。頬をたたく高原の風が涼やかである。

4・白樺湖

高原の道をひたすら登ってゆくと、カーブの先に車山の山容が見えてきた。間近に見る姿は堂々としているが、その緑色の装いとも併せ、いとも優しげである。

5・盛夏の車山

そして、ここら辺りからがわたしが一番、大好きなビーナスラインの景観である。

6・ビーナスラインの夏雲

山肌には大きな立木が見えない。そのベルベットのような触感を持ったなだらかな高原の景色がつづくのである。


都会の喧騒に疲れた目に優しい緑の絹衣をまとう真夏の高原・・・


霧ヶ峰を遠望する。遮るものが何一つない天空の景色である。

7・2014年ビーナスライン・霧ヶ峰

この素晴らしい景色を見ると、いつも思う。


自然の造形は美しい。


だが、今の時代、この造形美の陰で必死にそれを守り通そうと努力している多くの人たちがいることを決して忘れてはいけないと・・・


 

 

 

 

やっぱりおいしかった“PIZZERIA・ぴざ屋”=蓼科グルメ 33

最近、息子たちと一緒に蓼科へ行くことも少なくなり、加えて、降り口のインターを昔の諏訪ICから一つ手前の諏訪南ICへ変えてからは、茅野市街に近いビーナスライン沿いの美味しいお店へ立ち寄る機会が大きく減った。


そのひとつがピザの専門店、PIZZERIA・ぴざ屋”である。平成元年創業の当店。四半世紀の時をこの地で刻んできたことになる。

ビーナスライン沿いに看板
ビーナスライン沿いに看板があります

開店時に小学生低学年であった長男も今は結婚し、子供も今年生まれた。われわれ家族のうえにも当り前だが同様の歳月が流れている。

雰囲気はリゾート
ログハウスの”ぴざ屋”
このGW、蓼科で息子家族と3日ほど過ごしたが、息子が久しぶりに“ぴざ屋”のピザが食べたいというので、老夫婦のわれわれも久方ぶりにビーナスラインを下って、“PIZZERIA・ぴざ屋”を訪れた。
入口案内
入口案内

ブログをチェックしたところ、息子が結婚した6年前に、なんと息子夫婦を伴ないここへやって来ていた。このお蔭で、息子が無類のピザ好きということが分った。

今回は孫も同伴である。バギーで店内に入ることも許していただき、総勢6名での入店である。


奥にイタリアンの窯のある厨房
テーブル席からイタリア製の窯を備える厨房を見る

注文は、まずはサラダを二品。

トマトとアンチョビサラダ ホウレン草サラダ

それからメインのピザがいろいろと協議のうえ、4枚。

何故かバジルなしのマルゲリータとイタリアンサラミ。

バジルなしのマルゲリータ イタリアンサラミ
左:マルゲリータ 右:イタリアンサラミ

シーチキンとマッシュルームと、私が推奨の当店人気メニュー“ボンバー”。

シーチキンとマッシュルーム 
シーチキンとマッシュルーム
ボンバー

オリーブオイルをかけて食べるとおいしい”ボンバー”、手早くつぶされそうです・・・

”ぴざ屋”のピザ生地は今風に極薄で、その分なのかチーズの味が濃厚。そしてイタリア製の窯でパリッと焼かれたピザはやっぱりわたしたちの期待を裏切らなかった。


ピザカッターで等分に切り分けられたピザはあっという間に皿の上から各々の口元へ放り込まれる。誰だったか(家内である)、「これって、足りないんじゃな〜い」と、もう一品の追加注文となったのが、オーソドックスに次のミックスピザ。

ミックス

これも、あっという間にみんなの胃袋へ収納された。

デザートをどうしようかとなったところで、家内が昨日の蓼科高原チーズケーキ工房で求めたケーキがまだたくさん残っているので、家にもどってからゆっくりしようとの提案。


午後7時前、さすがに薄暗くなったビーナスラインを、美味しいピザを一口も口にできなかった生後4か月になったばかりの孫とともにワイワイガヤガヤ登って行った。


“俊樹蕎麦・しもさか”で、こだわりの石臼挽十割蕎麦を愉しむ=蓼科グルメ 32

蓼科グルメ、久しぶりの蕎麦処の登場である。

ビーナスライン沿いの”しもさか”看板

“しもさか”はビーナスライン沿い、プール平から1kmほど登った右手にある。

お店が数十メートルほど道路より入り込んでいるので、道路沿いの“石臼そば”の看板を目印にしてゆくのがよい。

ビーナスラインから入り込む
突当りの建物が”俊樹蕎麦しもさか”

“石臼そば”の上に“しもさか”との表示があるが、目に飛び込んでくるのは“石臼”である。

というのも、ここの蕎麦屋の名前が、“しもさか”であるということを知ったのは、今回、初めて当店を訪ねてみてのことなのである。


かなり昔からここに石臼で挽いたにちがいない蕎麦屋があることは、ビーナスラインを登ってゆく際に、必ずと言ってよいほどに白板に“石臼”と墨書された看板が目に飛び込んでくるのでわかっていた。


しかし、車窓からの通りすがりの視界ではその店構えを確認することが出来ずに、これまで気にはかかっていたが、なんとなく行きそびれていたというのが実際のところである。

お店の前を流れる蓼科の清流
店の前には蓼科の清流が流れる

今回は、5月3日から合流した息子夫婦が蕎麦が食べたいというので、ちょっと冒険ではあったが、気になる一見のお店を訪ねたという次第である。

俊樹蕎麦しもさか

どこか山荘を思わせる店の佇まいはお洒落であり、高原リゾート地にはお似合いの店構えである。


GW
真っ只中ということもあって、お店の前で順番待ちの人々が二、三組いたが、まぁ、列んでいるくらいだから、美味しいに違いないと当方もそれに続いた。

テラス席もあります

一〇分ほどで店内へ案内された。テラスにも席が設けられており、蕎麦屋というより、まさに高原の別荘で戴くような風情である。

蕎麦打ちも見られます 和室もあります

店内は小さいながらも、3つのテーブル席に小さな和室(二卓の座卓)があって、小ぎれいなお店である。
そして、メニューを見て、またビックリ。

お品書き

いやぁ〜、シンプルなのである。唸り声を上げるほどに蕎麦一筋の品書きである。

“茨城県水府村の常陸秋蕎麦を脱穀し、その実を石臼でゆっくり挽いて、粉をつくり、つなぎを一切使わず、その蕎麦粉を水だけで打っております・・・”と、お店の案内にあるように、まさにこだわり120%の蕎麦屋である。

石臼挽きの俊樹蕎麦

息子以外は“せいろ”を、息子は“大盛り”、それに “そばがき”と、いたって簡潔明瞭な注文である。

コシがしっかり、しっとり感もあります

蕎麦は腰がしっかりとしており、十割蕎麦にありがちの喉の引っ掛かりがない。

逆に蕎麦はしっとりとして喉越しが極めて良い。

麺の太さもほどよい加減で、わたし好みであった。

薬味に七味はありません

薬味は生山葵に刻み葱におろし大根である。七味は用意されていない。その点についてはわたしは別の意見があるが、それもここの“こだわり”のひとつなのだろう。

海苔付のそばがき

“そばがき”は香りも良く、柔ら過ぎず、初めてだという息子夫婦も気に入りの様子であった。それと、海苔に巻いて食べるのも変わっていて香ばしくて面白い試みだと感心した。


ということで、“俊樹蕎麦・しもさか”を息子夫婦に紹介した親爺のささやかな威厳も何とか保たれたのであった。

惜しむらくは、値段がもう少し安ければいうことなしなのだが・・・


それと、日本酒をこよなく愛する日本男児として、お品書きにある酒を呑むのに、やはり、“あて”に焼味噌ぐらい一品欲しいものだと思うのは我が儘というものなのだろうか・・・

最後に、この”しもさか”は蓼科のエリア的にいうと、蓼科ヴィレッジ別荘地の一画に入っているので、このお店の常連には当然にヴィレッジの皆さんが多くおられることと思う。向学のために後日、ご意見をお聞かせ願えればと考えている。




蓼科の2014年ゴールデンウィーク

2014年のGW後半を蓼科で過ごした。混雑を避け、5月2日に蓼科へ向かった。

中央道の諏訪南ICを降り、八ヶ岳エコーラインを走る。

八ヶ岳エコーライン
八ヶ岳エコーライン

車窓にはいつもの八ヶ岳山麓ののびやかな風景が流れてゆく。

そしてこの日も蓼科山がいつものように嫋(たお)やかな山容を見せていた。

エコーラインから蓼科山

標高1600mにある別荘へ到着。ここらの樹林には萌え立つような新緑の色合いは訪れていない。遠くに見える八ヶ岳の峰々にはまだ冠雪が残る。

別荘地より八ヶ岳を
別荘地より八ヶ岳連峰を望む

五月というのに、まだ、大気に春のぬくもりは微塵も感じられない。麓の市街地と季節の味わいは大きく異なる。

つい10日ほど前に訪れた際、春爛漫の諏訪湖畔でうららかな一日を過ごしたのが嘘のようである。

春爛漫の諏訪湖
4月24日、春爛漫の諏訪湖

夕刻、遠くに八ヶ岳の峰々を遠くに見ながら家の周辺を散策。

別荘地の夕暮れ

近くに蓼科山のまん丸な頂きが見える。

芽吹きと蓼科山

鳥の鳴き声が時折、聴こえるものの、生き物がその気配を消し去る“仮死の季節”に、闖入者のようにして足音を忍ばせ、彷徨する。

夕暮れの散策

傾斜地に建つ別荘にもどり、ベランダから庭を見下ろす。

庭の木々、まだ春の訪れは遠い

まだ、わが家の庭にも春は訪れていない。

朝もやの庭

5月6日、朝早くといっても8時に別荘を後にする。この日は靄がかかり、見通しが悪かったが、アプローチの径の頭上にかかる枝をふと見上げると、そこに、春の訪れを告げる小さな芽吹きが見えた。

朝靄のなか、芽吹き

標高1600mの蓼科の春はとても遅いが、だが、確実に近づいてきているのだと知った。

Uターンラッシュが懸念されたGW最終日の5月6日、午後11時前には国立府中ICを降りることができた。途中、小仏トンネルを先頭に10kmの渋滞があったのみで、きわめてスムースなドライブであった。








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