山梨県北杜市明野町浅尾5259-950(会場最寄り住所)



かねて、真夏の向日葵の群生を見たいと願っていた。

真っ青な空に、ギンギンの太陽、その下に咲く誇る大輪の向日葵・・・

向日葵

まぁ、真夏の定番料理のような光景であるが、一度はそうした定食も経験すべきと、山梨県は北斗市明野のひまわり畑をようやく、この夏、訪ねることが出来た。

明野ひまわりフェスティバル

お盆も過ぎた時期だったので、明野サンフラワーフェス2013”の会場も、見ごろはメイン会場のほぼ一か所といった状態であったが、かろうじて向日葵の群生を満喫することが出来た。

見ごろのサイトは数少なくなっていました

会場にはまだ多くの観光客がおり、向日葵畑に足を踏み入れ、夏の一日を愉しんでいた。

ひまわり畑で遊ぶ人

回れ右!

全員、まわれ右!!

シンボルマークのハートのひまわり畑が見られたのも、うれしかった。

ハートのマーク

上から見たのではわからなかったが、ひまわり畑に分け行ってみると、ブラドレッドシェードという品種のえんじ色の向日葵が、ハートの正体であった。

ハートの形はブラドレッドシェードというひまわりで出来ています

黄色のいわゆるわたしが向日葵と思っている品種は、ハブリットサンフラワーという何だかハイテク技術のような名前が冠されていた。

大輪のひまわり・ハイブリットサンフラワー

惜しむらくは天候であったが、真っ青な夏空とはいかず、そこここに厚い雲も見え、そのすき間にもうっすらと雲がかかっていた。

山並みを背景にひまわりの群落

しかし、真夏の太陽が雲間から顔をのぞかせると、目の前のひまわり畑は一斉に生気を取り戻し、向日葵の顔が面をあげたようで、畑一面が極彩色の黄色の世界へと一変する。

一面のひまわり

真夏の光と向日葵が織りなす色と光の競演は見事である。

もっと青空だったら・・・

その一瞬を狙い、イメージに近い、定番ショットの写真を撮ってみた。

ひまわりと夏空

色々と試みるが、やはり基本は自然環境。いいショットには手間と時間がかかることを知らされた一日でもあった。

来年は、真っ盛りの時期にやって来て、複数のゾーンの向日葵を訪ね歩きたいと思った。