“ザ・ババリアン・ペーター・タテシナ”に春が来た〜!!=蓼科グルメ 31(2014.4.30)
ザ・ババリアン・ペーター タテシナ―――グルメ蓼科編?(2006.8.10)
すっかり蓼科名物と化した手造りソーセージのお店、“ババリアン・ペーター”が7月からビーナスラインを駆け上り、蓼科湖畔に新築移転した。むか〜し、平屋のスーパーがあった場所の隣地である。手造りソーセージやベーコンなどの味がこれまでと同じであることは言うまでもない・・・か。
芹が沢にあった以前の店は木造りのお伽噺に出て来るような小さなものであったが、今度の店は堂々たる二階建てのログハウスであり、駐車場も広い。
当然のことながら店内は広くなり、蓼科湖側にテラスも設けられている。ビーナスラインと湖畔の土手までがペーターの土地ということで、広い庭には豚やクマのオブジェやガーデン・テーブルがゆったりと置かれ、遠景には八ヶ岳連峰の峰々を見やることができる。
その広い庭で以前のようにランチが食べられれば言うことないのだが、オーナーの坂本さんは「食事サービスはやはり大変!」とのことで、湖畔の風が通り抜けるテラスでペーター特製のジェラートやコーヒーをいただき、蓼科の贅沢な時間を過ごすのも一興。
当日は駐車場の車が少なかったので、お客はあまり入っていないのかと店内に足を踏み入れたところ、ショーケースから奥まで人、人、人。「えっ!」と思ったところ、何のことはない、蓼科湖を観光に来たお客が、湖側からテラスへ上り、お店に入っているのである。
なるほど、商売は立地が第一というが、まさにその通りだと納得した次第。
おいしいババリアン・ペーターのベーコンやソーセージ、骨付きスモーク・チキン・・・、それにスモーク・ビーフジャーキ・・・、ザワークラフト、う〜ん、まだおいしいのがあったけど・・・、そんなこんなが広く知れ渡ることは、“ペーター”ファンとしてはまことに喜ばしい限りである。