2010年の夏は全国、猛暑、猛暑で、こうして文字を書いていても汗が吹き出し暑くなる。それほどに、連日の暑さは尋常でない。この三日ほど猛暑の東京を脱け出し、蓼科でひと休みした。

 

 今年は先に書いたように、ニッコウキスゲがまったくダメで、その代わりと言ってはなんだが、われわれの目を楽しませてくれた高原の花や高原の夏をいくつかご紹介しよう。

 


カルピスと高原 

 

 目で「涼しさ」を楽しんでいただきたいと言いながら、実は、今年の蓼科は例年になく暑く、車山肩の温度は27度と、高原としてはずいぶんと暑い思いをしたのも事実である。それが、ニッコウキスゲなどの植生に影響を与えているのかもしれない。

 


高原の雲と空


 

 

 まぁ、そうした、ややこしい話はここではしばし置いておいて、さぁ、みなさまに高原の涼風をお送りしよう。

 


シロシモツケソウ


なでしこ


ニッコウキスゲ


蛍袋


シロオダマキ

ハクサンフウロウ