2009年8月15日、お盆、お墓参りです!
去年は蝉が鳴かないと異常気象の影響を感じた夏でした。今年もつい先日まで、蝉の鳴き声があまり聞こえず、やはり、今年も異常気象の影響でダメかと思っていましたが、立秋を過ぎたころから、暑さが本格的になるとともに一斉に蝉の大合唱が始まりました。
立秋ののちに暑さが本格的に、8月15日の太陽
庭のサルスベリも満開に
玄関に落ちた蝉の脱け殻
いま、庭からもたくさんの蝉の鳴き声が聞こえてきます。
今日は8月15日。終戦記念日であるとともに、旧盆の日です。
本堂とお花も少ない旧盆
お団子と
今日は家内とお墓参りに行ってきました。娘は昨日、家内と墓掃除に行って来たので、今日はパスと自宅で無聊をかこっていました。菩提寺は多摩霊園の横にありますが、東京は新盆が主流ですので、霊園への墓参客もお彼岸などと違って少なかったのが印象的でした。
多磨霊園内も旧盆は人影もまばら
菩提寺の方もお墓に活けられた花も少なく、やはり東京人は新盆なのだと思ったものです。照りつくような暑さを久々に味わいました。静かな境内で夫婦ふたりでお墓にお酒とジュースと家内手造りのお団子をあげて、手を合わせました。もう後、どれくらいしたらわたしたちもこの中に入るのだろうと、考えながら手を合わせていました・・・。頭上では境内の大きな木々が唸るように蝉の声を吐き出していました。
夏は暑い!!やはり自然は生きていると、ホッとした次第です。住職ご夫妻と2時間ちょっと世相を嘆き合うお話をして、帰宅しました。住職の奥様が「境内の蝉がものすごいですよ。朝方など境内に出ると、方々から猛スピードでぶつかって来て、危険なくらいです」と言っていた。自然が残るところには命は息づいている・・のですね。
大樹に止まる蝉・・探して下さい
松の樹に止まり、思いっきり鳴く蝉
鳴かぬ蝉もいました・・・
でも、今年は晴れ上がった、暑い、お盆らしいお盆を過ごしました。夜には久しぶりに息子が訪ねてきます。お墓でちょっと口をつけた日本酒で一杯、息子とヤロウと考えています・・・。