彦左の正眼!

世の中、すっきり一刀両断!で始めたこのブログ・・・・、でも・・・ 世の中、やってられねぇときには、うまいものでも喰うしかねぇか〜! ってぇことは・・・このブログに永田町の記事が多いときにゃあ、政治が活きている、少ねぇときは逆に語るも下らねぇ状態だってことかい? なぁ、一心太助よ!! さみしい時代になったなぁ

November 2012

香嵐渓(こうらんけい)、4000本の紅葉、まだ見頃

11月21、22日に愛知県の中央部東北寄りにある足助(あすけ)町・香嵐渓(こうらんけい)を訪ねた。


飯盛山、巴川下流を

足助町はかつて、岡崎や名古屋から信州へ向かう中継地として栄えた。藍や魚、塩などを岡崎街道や巴川(矢作川)、伊奈街道(別名、中馬街道、飯田街道)を利用し信州へ運び込んだという。


そのため足助町には旅籠や置屋がたくさん軒を連ね、賑わいを見せていたが、時代の趨勢とともに衰退した。しかし、今日現在、足助のその古い街並みは汲々とした日常にくたびれた現代人の心をいやす場所として、巴川沿いの名勝、香嵐渓の紅葉を観賞する処として脚光を浴びている。


足助町の紹介は別稿に譲るとして、本稿においてはここ数日が見頃である香嵐渓4000本の紅葉について語ることにする。


21日の9時過ぎに車で東京を発ったわたしたちは、途中、駒ヶ岳SAで昼食をとり、鋭意、香嵐渓を目指したが、東海環状自動車道の藤岡ICを降り、国道153号線へ入ると大渋滞に巻き込まれ、当日の宿、待月橋(たいげつばし)袂の“香嵐亭”に辿り着いたのは陽のとっぷりと落ちた5時半過ぎであった。

国道135号線大渋滞
大変な渋滞でした

宿の女将の“食事を早々にとり、ゆっくりと紅葉のライトアップを愉しむべし”との適切なアドバイス通りに、午後7時過ぎには待月橋の雑踏のなかに入り込むことができた。

部屋からライトアップされた紅葉と待月橋
香嵐亭の部屋から待月(たいげつ)橋とライトアップされた黄葉を

飯盛山全山にライトアップがほどこされ、ライトの加減で黄色く見える夜の黄葉をそれこそ豪勢に堪能した。

巴川沿いにライトアップされた紅葉
巴川沿いにライトアップされた黄葉

途中、足助屋敷の辺りの飲食店では、多くの観光客、地元民が入り混じり、“花より団子”に興じていたのには、日本人の花好きも花が好きなのか、花の下での宴会が目的なのかと、微笑ましくも見えたものである。


紅葉よりも団子?

こちらは食事後ということで、香ばしい団子の匂いに微塵も動じることなく、ただ一心に黄葉の美しさに、目の保養をさせていた。

闇に浮かぶ黄葉
ライトアップされた楓が見事です

平日というのに家族連れや若いカップルで香嵐渓の散策道は人影をなくすことはなかった。

黄葉のなかに月
黄葉のなかに月と、洒落こんでみました・・・

そしてそこかしこで自慢の一眼レフやスマフォでパチパチと自称プロカメラマンやにわかカメラマンが活躍していた。

紅葉に構えるカメラマン
カメラマンは大忙し

その日はニ時間ほど夜の紅葉の競演を愉しみ、宿へ戻った。


翌朝は雲がうすく空を覆っていたが、天気である。


部屋からの待月橋や飯盛山の写真である。

香嵐亭の部屋から

香嵐渓は飯盛山の西側斜面に当るため、朝陽より西陽が美しいのだと家内が云った。なるほどそうである。朝陽の蔭に当るため、せっかくの紅葉に精気が見られぬようで、もったいない。


朝食後、すぐに、紅葉狩りへと出立した。 

待月橋より巴川上流を
待月橋から巴川上流を
有名な五色紅葉
待月橋を渡った先に有名な五色の紅葉があります

まずは観光客が繰り出さぬうちに、飯盛山の中腹にある香積寺へ向かった。江戸初期(1634年)、当寺の11世参栄禅師が楓や桜を香積寺参道沿いに植栽したのが、紅葉の名勝、香嵐渓の嚆矢とされる。

香積寺本堂
香積寺本堂

その香積寺の紅葉はその山門や本堂の甍と相和し、秋の風情を一幅の絵画のようにして思う存分楽しませてくれた。

境内から山門出口を
境内から山門を
参道から本堂への階段を
本堂へ階段をのぼる
本堂境内から山門を

また、寺の奥を登ったところに十六羅漢像や橙の住職の墓石が並ぶが、その高みからの景観は、さらに絶景であった。

香積寺の本堂上、十六羅漢石像から

そこに眠る参栄和尚もさぞかし鼻高々であろうなと思った。

香嵐渓の開祖、参栄禅師のお墓
第11世参栄禅師のお墓

寺を降り、足助屋敷前の広場に至ると猿回しの芸が披露されていたが、既に観光客の人垣でいっぱいである。


こうした演し物には日頃からどちらかというと冷淡であったのだが、隙間からちょっとだけ覗き見ようと思ったものが、“タケオ君(猿)”の表情や仕草がまことに愛らしく、結局、最後まで見てしまった。

紅葉と”タケオ君”の妙技
紅葉を背景に”タケオ君”、絶妙なバランス

大道芸、おそるべし!!である。


キャッキャッ云ってるわたしを横目で見て、家内は“花よりお猿さんなの”なんて冷やかしておりましたな。

紅葉と茅葺
紅葉と茅葺の家です

何を言ってる! 自分も結構、愉しんでいたくせに・・・。だから“とかく女は五月蠅いものだ”と言われるのだ!


そんなこんなで香嵐渓をとことん歩きつくし駐車場へと向かう際、地図と方向感覚にめっぽう強い家内が“巴橋を渡って行きましょう”と云う。


巴橋がどこやら知らぬ、既に疲労困憊のわたしは“うん”と頷き、抵抗の余力もなくトボトボと家内の背中をただ見つめながら歩いて行った。


気づくと橋の途中でオイデ!オイデ!をしているではないか。くたびれた左足を引き摺りながら欄干に手を置き、飯盛山を眺めると・・・

山も川も紅葉

あぁ〜!!


巴川河原と待月橋を望む

陽光を浴びた紅葉、黄葉が見事にわたしの目を射抜いた。

十二単を色鮮やかに纏う飯盛山

やはり自然の光があってこその紅葉と感じ入った次第である。


巴川に映る紅葉の揺らぐ色彩もまた見事であった。

紅葉に酔う観光客

まだ山中の楓は緑色である。香嵐亭の女将が云っておられたが、“表面の楓が落葉すれば中の楓が紅葉する”と。

五色紅葉
待月橋を渡ると五色の楓が・・・

4000本の香嵐渓の楓。その盛りは今週末くらいまでは続きそうである。ぜひ、足を運ばれ、紅葉狩りに興じてみられてはいかが。

2012年紅葉情報・榛名湖の紅葉の見頃は過ぎた〜(11月8日)

四万温泉から伊香保温泉へ向かう途中、榛名富士へ登り、榛名湖畔を巡った。

榛名富士
榛名富士

水面標高1084mの榛名湖の紅葉は既に盛りを過ぎていたが、ところどころにまだ紅葉の名残りを見ることができた。

一部にまだ遅ればせの黄葉が
遅ればせの紅葉は空の青さを味方につけ皆の注目を浴びる

カメラアングルによっては今を盛りの榛名湖畔の紅葉の写真が撮れた。 

紅葉も残りわずか

榛名富士の山腹はもう落葉して茶褐色の山肌を見ることになった。もう一、ニ週間早ければ、もみじ越しに湖畔から見る榛名富士の紅葉はさぞかし見事であったろうと思われた。

湖畔の黄葉は残っています

ただ、落葉した湖畔の木々のバックに端然とたたずむ榛名富士の容姿はそれはまたこれで、美しい。

終わっています

ロープーウェーで榛名富士の頂上へ登ったが、ここからは遠くに富士山が見える絶好の天気であったが、山の紅葉は終了していた。

榛名富士山頂より
榛名富士頂上より

湖畔を巡る人影も少なかったが、アマチュアカメラマンだけはわずかに残る紅葉を追いかけ、榛名湖や榛名富士を背景にのせ、シャッターを切るのに余念がない。

榛名富士の紅葉は終わりました

もちろん、かく言うわたしもその一人であった。

秋は紅葉のみにあらずと、ひっそりと主張する菊変化(へんげ)

菊変化


ふと目にとまったお座敷の菊。色とりどりで美しい。


家内に問うたところ、うちの庭の菊だという。


こんなに色んな菊があるんだと云うと、この菊はもともと二つの菊から変化してきたものだという。


もともとは煉瓦色とピンク色の八重の菊を庭に植えたのが、煉瓦色→オレンジ色→黄色に、ピンク色の菊は白へと、年を経るにつれ色が薄まり褪せてゆき、花も八重が一重に変化(へんげ)していったのだそうだ。


家内はもちろん植物学者ではない。遠い記憶をたどってそう説明してくれたのである。


そして “多分、そもそもの野に咲く菊の原種に戻っていっているのかもしれない” と、菊変化(へんげ)から自然の力の底力のようなものを感じとったようなのである。


人は手塩にかけて絢爛で豪奢な色とりどりの八重の菊を作りだした。


しかし庭に植えられた瞬間から、豪奢な菊は人工の造作から解き放たれ、自らの遠い記憶をたどりながら本能的に本来の姿へと、自らが自然界で生き抜く力を有していた原始の姿へと、その回帰の道を歩みはじめたのだろう。


年ごとに一枚、一枚、人工的な衣を脱ぎ去り、八重が七重へ、六重、五重・・・そして一重へと、路傍の小さな花をつける野菊へと原点に戻っていっているのだろう。


ふと床の間に活けられた菊を見て、秋は何も紅葉だけじゃないよと教えられた気もしたし、それ以上に自然の摂理の深奥を垣間見たような気にすらなったのである。

2012年紅葉情報・四万温泉の紅葉はもう終盤、お早目に

奥四万湖の神秘的な青色
奥四万湖の神秘の青色

11月7日、当日の宿泊場所である四万温泉から車で10分ほどにある奥四万湖へと紅葉狩りへ向かった。


ネット情報でもう紅葉の盛りが過ぎようとしているとあったので、四万温泉の町並みを散策するのは後回しにして、一秒でも陽の高いうちにと気が急いたのである。

全山紅葉
盛りを過ぎつつある山の紅葉

四万川ダムにせき止められた奥四万湖へ到着したのは、午後150分頃。晩秋の陽は西の空へともう傾きかけていた。

紅葉と赤沢橋
まだ間に合いました・・・、この紅は最高でした

一周4kmの奥四万湖を巡り、ところどころで車を止めながらの紅葉狩りである。

ダムと紅葉
四万川ダムと紅葉

陽射しの向きや陽の陰りによって奥四万湖の紅葉は時に鮮やかに、時に晩秋の翳りを帯びて、わたしたちの目を愉しませてくれた。

展望台より赤沢橋を望む
展望台より赤沢橋を望む

この紅葉が落ちつくすと、四万温泉の町に足早に冬がやってくる。

奥四万湖と全山紅葉の息を呑むコントラスト
奥四万湖の青と紅葉の息をのむコントラスト

その厳しい冬の到来前に見せる刹那の自然の造形美がここ奥四万の湖にあった。

赤沢橋より紅葉と四万川ダム

磐梯高原の五色沼の神秘的な湖面(2010年、裏磐梯・五色沼の紅葉を愛でる)の色とも重なる水面のたとえようのない青色と全山を彩る紅葉の色調との競演は息を呑まずにはいられない。

四万川ダムと紅葉
四万川ダムと紅葉
秘境四万温泉のなお奥津方、ひっそりと光と色の饗宴が繰り広げる自然の様(さま)を心ゆくまで愉しんだ晩秋のひと時であった。

2012年紅葉情報・伊香保温泉の紅葉、今しばらくが見ごろ

伊香保温泉の紅葉観賞のメッカ、河鹿(かじか)橋の紅葉が、いま、最高の見頃です。

河鹿橋の紅葉
河鹿橋の紅葉(2012.11.9)

河鹿橋の周囲には次から次に観光客が訪れ、紅色、黄色、黄檗(おうばく)色、黄緑色と自然が織りなす彩りのグラデーションに“わぁ〜、きれい”、“あぁ〜、すてき”と歓声ともため息ともつかぬ声がそこここにあがっていました。

河鹿橋に雪崩れる紅葉
河鹿橋に雪崩れる紅葉

そして、もう装備はプロと云ってよいでしょう、カメラマンが三脚を据えて、雲間から覗く陽射しに合わせシャッターを切っていました。

河鹿橋で紅葉を愉しむ観光客
河鹿橋の上で紅葉を楽しむ観光客

河鹿橋近くまで車でゆくのも可能ではありますが、この時期はいつも駐車場が満車で、当日も多くの人が紅葉を見ずして無念のUターンをしていました。


車の場合は伊香保名物の階段下にある市営駐車場(狭い)かそのすぐ近くの徳富蘆花記念文学館駐車場(広い・2時間無料)に止めて、歩いてゆくのが結局、一番の近道のような気がします。


階段下から河鹿橋まで直行するとすれば、急いで20分弱、足の悪いわたしでも30分強で到着できます。


もちろんわたしどもは、途中で射的のお店を覗いたり“湯乃花饅頭”を買い求めたり、薬師堂や伊香保神社でしっかりとお参りしたり、それから立ち止ってはパチリと写真撮影をしながらのゆったりとした階段散策を楽しみながらの登攀(とうはん)でしたので、午前10時半に階段を昇り出して、河鹿橋の見事な紅葉を目にしたのは1120分となりました。

秋空に映える紅葉
秋空に紅葉が映えます

いま、最高の見頃です。

河鹿橋上空
河鹿橋上空です・・・

ぜひ、秋の陽射しとモミジが織りなす色彩の饗宴を、伊香保温泉の河鹿橋で愉しまれてはいかがでしょうか。


お時間がない方は、わたしの拙い写真で、少しはその雰囲気を愉しんでもらえたらと思います。

先斗町、納涼床“LUNGAMO(ルンガモ)”でランチを愉しむ

中京区 先斗町通四条上ル鍋屋町232-10

075-212-1555

定休日:火曜日



LUNGAMO(ルンガモ)
先斗町のイタリアンレストラン ”ルンガモ”

納涼床(のうりょうゆか)といえば、京都の夏の風物詩となっている。夏の暑い時分に京都を訪れる機会がないこともあり、これまで納涼床なるものを試したことがなかった。


納涼床のよしず屋根が連なる

川床といえば、遠い昔に貴船の川床(かわどこ)を愉しんだことはあったが、鴨川はどこか俗っぽくってこれまで敬遠していたというのが、正直なところである。


そんなわたしがどうしてということだが、この日に帰京することからゆっくりランチをとり、そのままの足で京都駅へ向かいたかった。そして“割烹まつおか”、“割烹やました”と連夜の和風料理だったため、ランチくらいは洋風でいいかなと思った。


そこで少しお洒落にゆったりできるお店はと探したところ、ミシュランガイドでイタリアンで京都初の星を獲得したという“cucina italiana LUNGAMO(クチーナ・イタリアーナ ルンガモ)”を見つけた(旧店名:リスタ・ジョルジオ・ピンキオーリ)。ちょっとまぁミーハー的関心もあったりしたのだが・・・

店先には先斗町の紋章”千鳥入り”提燈が
先斗町の紋章、千鳥の提灯が下がっています

その“LUNGAMO(ルンガモ)”がたまたま納涼床をやっていた、まぁ、出合い頭にエイッ!“納涼床”ってな調子で、こうした次第と相成ったわけである。


そもそも鴨川の納涼床は例年、5/1-9/30までの営業だが、5月と9月の2ヶ月だけはお昼も床を開いてよい取り

決めとなっているそうで、シーズン限定という甘い言葉に何だかラッキー!と軽い乗りで予約を入れたというのもあったかもしれないなぁ・・・。

レストラン内より納涼床を
店内から納涼床を見る

まぁそんなこんなで9月下旬という時期外れに初の鴨川納涼床の体験となったというわけである。


さて“LUNGAMO(ルンガモ)”のランチだが12時から15時まででゆったり過ごせる。


ルンガモの対面はお茶屋”楠本”でした

場所は四条通りから先斗町通りへ入ってわずか8軒目であるが、むか〜しお世話になったお茶屋“楠本”の対面にありました。

テーブルから南座を眺めて
席から南座と四条大橋が見えます

入店前に先斗町の通りをぶらぶらしてみたが、昼明かりのなかでのこうした場所はいささか気の抜けたビールのようなもので、いささか無粋であったが、ずいぶんマルチ・ナショナルな通りになっていたのには驚いた。

  
イタリア国旗が掲げられる先斗町  こちらはいかにも先斗町といった風情の景色

先斗町にもjazz Barの看板

韓国酒店

自分が先斗町のイタリアンレストランにいこうとしているのにそんな感慨に耽るのもいかがなものかと思ったが、逆に先斗町だからこそ時代の流れをうまく己の懐に抱き込んでいるのかも知れぬと考えなおしたものである。


つまり先斗(ポント)町という奇妙な町名の由来のひとつに、ポルトガル語のポント(先端)、ポンスト(橋)から来たという説があるそうで、時代の最先端とか未来への懸け橋なんて・・・いかにも京都の革新性を象徴しているような気がしないでもないと思ったのである。


さて9月下旬の昼下がり、テラスいや納涼床でランチをとるのには恰好の天気である。日本晴れで、しかも秋というより晩夏を想わせる陽射しが川風に冷める肌に快い。 

南座と四条大橋
京都!青空の下、南座が見えます・・・

納涼床を被う“よしず”が、季節は秋であるのにこの日の陽射しにはよく似合っていた。


よしず越しに青空が・・・

繁忙期にはもう少し席数は増えるのだろうが、納涼床にはゆったりと5つのテーブルが置かれていた。わたしたちは南座と四条大橋がよく見える席へと案内された。

納涼床にテーブル席
ルンガモの納涼床、テーブル席です

上空には青い空、眼下には水底の見える鴨川、斜め正面に南座を眺めながらの落ち着いた雰囲気でのランチ。

納涼床 ビールと南座
納涼床 ビールと南座と青空と

これは納涼床に抱いていた喧騒なイメージとはまったく異なる予想外の出来事であった。


その静謐な空気を揺るがさぬようにスタッフはアダージョな旋律で料理を運んでくる。


まず前菜3品がスマートなお皿に盛られてサーブされた。ひとつひとつ丁寧に説明がなされ、これはもう本格的なイタリアンである。納涼床だからさぁなんてレベルでないことは確かである。


パルミジャーノのビアンコマンジャーレとキノコのズッパ、要はスープである。

ホタテ、モルタデッラのスプーマとビーツ、要は、・・・写真を見てください。

カツオのアフミカートのプッタネスカ風バベッティーニ、要は平たくて長いパスタである。

料理のお皿から鴨川へと視線を転じると、清澄な鴨川に一羽の白鷺が遊んでいる。そのゆったりとした動きにこちらも知らず知らずに憂き世の憂さを忘れてゆく・・・

白鷺が鴨川に游ぶ

そしてメイン料理はわたしが魚、家内がお肉を注文し、それぞれを仲良くシェアした。


お魚がイトヨリのポワレで、かなりイケてましたね。

イトヨリのポワレ フィノッキオのソテーと
イトヨリのポアレ

お肉はホロホロ鳥のアッローストで、これも淡白な味でリンゴのソースとよく合って美味でした。

ホロホロ鳥のアッロースト リンゴソース
ホロホロ鳥のアッロースト

一品、一品をお客の様子に合わせて供してくれるので、贅沢な時間をゆっくり堪能できた。


さっきの白鷺は視界から消えて、今度、目に映じたのは、なんと風流な・・・、投網する人である。じっと目を凝らし、その瞬間をパチリ。

鴨川で投網する人、何だか風流・・・

この納涼床のゆったりとした時の流れを愉しみながらデザートを待った。


そして運ばれてきたデザートの色合いになぜか徐々に深まりゆく秋の季節の移ろいを感じた。

それを引き立てる小道具もお洒落でした。

  

そして愛嬌満点のコーヒーが可愛らしく挨拶をしてくれたのにはこちらもニッコリして、“アリガト〜!”と応えたものでした。

京都、楽しかったですか・・・
京都は楽しかったですか?だって

ルンガモも忘れないでねぇ〜

三日間にわたる京都の旅をこのようにリラクゼーションした雰囲気で終われたことは望外の喜びであった。


LUNGAMO(ルンガモ)”はミシュランで選ばれたから素晴らしいのではない。料理の味はもちろん、それを引き立てるシンプルだがスマートな器、スタッフの心のこもったサーブに加え、鴨川や南座を借景とする京都を象徴する景観、それらすべてがミックスされて、お客の気持ちを満たしてくれるから素晴らしいのだと、考えて見れば当たり前のことが妙に納得されたところである。

納涼床からレストラン内を
納涼床から店内を

そして“LUNGAMO(ルンガモ)”は、今度は夜も訪ねて見たいと思わせる大人のレストランである。

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