彦左の正眼!

世の中、すっきり一刀両断!で始めたこのブログ・・・・、でも・・・ 世の中、やってられねぇときには、うまいものでも喰うしかねぇか〜! ってぇことは・・・このブログに永田町の記事が多いときにゃあ、政治が活きている、少ねぇときは逆に語るも下らねぇ状態だってことかい? なぁ、一心太助よ!! さみしい時代になったなぁ

January 2010

民主党の検察批判・メディア批判は、政権与党として非常識

 小沢一郎幹事長の政治資金疑惑に関して、三人の元秘書が逮捕された。その事件に対する検察庁の捜査のあり方に対し、政権与党、公党として異常とも思われる反応を民主党は示している。


 まず、石川知裕衆院議員と同期の民主党衆院議員による「石川知裕代議士の逮捕を考える会」(会長・福田昭夫衆院議員)が結成され、その初会合が18日開かれた。出席者は、政府内からの政務官4人と首相補佐官1人を含む13人であった。同会は法務省や検察庁から話を聞く意向を明らかにしている。


 また
同日の党内役員会において、弁護士資格を持つ議員による「捜査情報漏えい問題対策チーム」の設置を決めた。幹事役の小川敏夫参院議員は「検察からマスコミへ捜査情報が漏れているのは明らか。強大な捜査権限で収集した情報を流すことは捜査の在り方として許されない」と述べている(読売新聞)という。

 

一方で、16日の民主党の党大会後に、森裕子選対委員長代理(参議院議員)が「検察をトップとする官僚機構と国民の代表である民主党政権との全面的な戦争です。一致団結して最後まで戦う」と熱っぽく語ったのも印象的であった。同氏は、19日のTBSの「みのもんたの朝ズバッ!」でも、「水谷建設からのヤミ献金情報は検察のリーク情報で刑務所にいる元水谷建設幹部の証言だ。佐藤栄佐久元福島県知事の公判が示すように信用できない」などと、検察庁のリークする情報をあたかも真実のように断定的に報じるのはおかしいとメディアの報道のあり方にも言及した。彼女を見ていると、なんかオカルト教団の教祖様を必死で擁護する信者のように見えて、朝から不快な気分に襲われた。

 

かように、小沢一郎幹事長の政治資金関連団体の疑惑にかかわる民主党議員の検察庁への過剰反応は目に余る。またリーク情報に基づくメディア報道批判も、これまでの各種事件報道のあり方の延長戦上での報道であり、今回が特別に偏った報道であるとは見えない。この点も批判するのであれば、これまでとどう具体的に異なるのかを述べたうえで、批判すべきと考える。

 

本来、検察庁の捜査を信じるところから始まらねばならぬ政権与党が、先頭切って検察批判を繰り返し、ヒートアップする。これから起こる小沢氏以外の事件についても個別に民主党は検察庁のリーク等捜査のあり方に、偏っているとして口を挟んでゆくのか。どう考えても、常識的な大人のやることではないように思えて仕方がない。

 

私は小沢氏が潔白だと言っているのだから、早く検察の任意の事情聴取に応じ、国政の混乱を一刻も早く終息させるのがやるべき最初のことだし、そう進言するのが与党議員の責務だと考えるがいかがであろう。

 

鳩山首相の検察批判容認は指揮権発動への道筋

小沢政治献金疑惑、特捜の隠し球、金沢敬氏が詳細暴露


 16
日の民主党大会で小沢一郎幹事長は、石川知裕衆院議員ら一連の元秘書逮捕の検察の動きを受けて、「(検察が)意図してかどうか分からないが、わが党の大会の日に合わせたかのような逮捕が行われている。到底このようなやり方を容認できない。私は断固として、このようなやり方、あり方について、毅然として自らの信念を通し、そして、(不当な捜査を行なう検察と)戦っていく決意である」と、今後、検察当局と全面的に対決してゆく覚悟を披歴した。

 

そのような覚悟にある小沢氏に対する鳩山由紀夫首相は、「小沢氏を信じています。どうぞ戦ってください」と同幹事長の検察庁への宣戦布告を容認し、しかも全面的肩入れをするものであった。何せ、あなたを「信じている」から「戦ってください」なのだから。

 

それを耳にした時、多くの人はある種の戸惑いを本能的に覚えたのではなかろうか。だって、総理大臣は検察庁をその一機関として内包する行政府のトップにある人物なのだから。検察庁は必死に巨悪を暴こうと日夜戦っているのだと信じてやるのが、そもそも総理大臣のあるべき、正しい姿なのではないのか。

 

鳩山首相は行政府の最終責任者、もっと言えば、指揮権発動により捜査の中止を命じ得る法務大臣の首のすげ替えが可能な唯一の最高権力者なのである。その最高権力者が、検察批判を目の前で堂々と行なった人物に対し、熱いエールを送るなどもってのほかである。あまりに能天気、不穏当な発言であり、最高権力者としての自分の立ち位置がお分かりになっていない、総理大臣としては不適格だと、残念だが申し上げるしかないのである。

 

それほどに今回の発言、いや失言は重い。この発言は、取りようによっては権力を恣意的に行使する恐ろしさを剥き出しにしたものとも言える。そして、その怖さをどうもご当人が気づかずにいることが、こんな人物に国政を任せてしまった本当の怖さがあると、いまわたしは、胆汁を呑み込むような思いで悔いているのである。

ブラックノート、なぜ続くTBSの不適切な取材と報道

昨年125日、TBSは「報道特集NEXT」において「ブラックノート」という偽造紙幣詐欺事件のドキュメントを報道した。その取材の中で容疑者宛ての郵便物を無断開封したり、詐欺であることを突き止めた段階でも警察への通報を怠り、容疑者の国外逃亡を許した。その取材過程や報道姿勢について、TBS当局やBPO放送倫理・番組向上機構)へ視聴者からの批判が相次いでいるという。

 

TBSはこの3年ほどを見ても、報道機関として首を傾げざるを得ない問題をたびたび引き起こしている。以下にその主なものをいくつか列挙する。

 

  2007122日、328日の「みのもんたの朝ズバッ!」において、不二家の期限切れ原材料の使用問題につき、みのもんたが捏造とも思える情報を元に同社に対し「廃業発言」を迫るがごとき厳しい批判を行ない、その信用を著しく貶めた。

  200765日、関東アマチュア選手権ゴルフ大会に出場する石川遼氏の同伴競技者などに、「ピンポン!」関係者がプレー中の盗聴を依頼。

  20082月「みのもんたの朝ズバッ!」で放映された「幼児割り箸事故の医療裁判判決報道」における判決要旨の不正確な理解に基づく不適切なコメント。

  2008年9月に起きた千葉県東金市の児童殺害事件で、TBS女性記者が知的障害を持つ容疑者をカラオケ店に誘い、それを映像に納める。障害者が被疑者という状況のなかで、弁護団がTBSの不適切な取材や報道のあり方に対しクレームを呈したが、同局は当該映像を流し続けた。

  200810月、「サンデージャポン」において、大阪府門真市の保育園の畑が道路建設用地として行政代執行で強制収用される場面で、収容前日に現場に並ばせた園児らの映像をあたかも収容当日のことのようにして放送。

  2009411日、『情報7days ニュースキャスター』で、国と地方の「二重行政の現場」の具体例を演出するため、大阪府南部を通る国道26号と大阪府道の清掃作業において常識ではあり得ない清掃作業の手順を業者に依頼し、そのように行なわせ、その映像を流した。橋下徹大阪府知事は「行き過ぎた表現と(TBSは)言っているが、事実ではないわけだから虚偽だろう。私的流用がなければ裏金じゃないといっている行政の弁明と同じ」と厳しく糾弾した。

 

以上にあげた事例意外にも不適切な報道は多数あるが、前掲はその一部に過ぎないことは、正直、驚きを隠すことはできない。

 

 こうした不正確、不適切な報道や取材のあり方については、BPOの放送倫理検証委員会や放送人権委員会から幾度も勧告や見解が出されている。そして、その都度、TBSは神妙な反省の弁と全社を挙げて再発防止に努める旨、言明して来たのは周知のことである。

 

 それにも拘らず、また、「ブラックノート」である。仏の顔も三度までという諺があるが、こうやって見ると、TBSの社内には仏様が無尽蔵にいらっしゃるとしか思えない。冗談はさておき、これだけ性懲りもなく反省もなくこうした報道を続けるTBSという企業は、その体質ならびに社員の意識そのものに問題の根があるとしか考えようがないのである。

 加えて致命的なことが、この繰り返される不適切な報道がジャーナリズムの根本精神に基づくものではなく、視聴率を稼ぐためのコマーシャリズムに毒されたものなのではないのかということである。

 

 放送法は第1章の2「放送番組の編集等に関する通則」の国内放送の放送番組の編集等」において第3条の2で次のように規程している。

 

放送事業者は、国内放送の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。

1.公安及び善良な風俗を害しないこと。

2.政治的に公平であること。

3.報道は事実をまげないですること。

4.意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。

 

この条文を素直に読んで、これまでの多くの番組におけるTBSの不祥事を一覧すれば、少なくともこの企業は、その各号を遵守する気などないのだと見られても仕方がないと言える。

 

 電波法は、その第二章「無線局の免許等」の第13条「免許の有効期間」において、「免許の有効期間は、免許の日から起算して五年を超えない範囲内において総務省令で定める。ただし、再免許を妨げない。」と規程している。これまでも放送事業者の免許更新は五年ごとになされているはずなのである。しかし、遵法精神のない、懲りない放送事業者であれば再免許を交付する必要はないのである。

 

 20081031日に直近の再免許の更新は行なわれた。その際、総務省は過去の更新時に行なってきた個別放送局に対する事情聴取という再免許ヒアリング手続きを踏むことなく、免許交付を行なった。デジタル化移行を直前に控える特別な時期であるとは言え、度重なるTBSの不適切、いや悪質とも言える取材・番組編集のあり方に対し、免許交付権限を有する総務省が最低限のチェックすらせず免許再交付を行なったことも、TBSのコンプライアンス意識の欠如を助長したと言えなくもないのである。

小沢一郎献金疑惑、特捜の隠し球、金沢敬氏が詳細暴露

小沢一郎にモノ申す!!=東京地検特捜部、陸山会等への一斉強制捜査

山岡国対委員長、政治と金の問題、国会議論は不要

鳩山・献金問題が贈与税納付で落着?おかしいだろう!!

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習近平副主席、天皇陛下との会見、あからさまな政治利用

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タイミングよすぎる小沢一郎秘書の逮捕?=郵政民営化疑惑(09.3,4)

鳩山首相の検察批判容認は指揮権発動への道筋(2010.1.17)


 小沢一郎幹事長の政治献金疑惑を巡る関係者は、政治献金の複雑な経路以上にややこしいので、まず、その人間関係をよく整理してから本題に入ることにしよう。

 

 一番目は石川知裕民主党衆院議員(36)である。

同氏は北海道11区を選挙区とし2005年総選挙に初出馬するも落選。2007327日、民主党衆院議員の荒井聰氏の北海道知事選出馬に伴なう議員辞職により、比例繰上げ初当選を果たし、現在、2期目を務める。同氏は早稲田大学在学中より小沢一郎氏の書生となり、以後、議員になるまで私設秘書を務める。その間、2000年から2004年まで陸山会の事務を担当し、陸山会の会計責任者であった大久保隆規氏を補佐した。その関係で、2009312日に東京地検から小沢氏の西松建設献金問題で任意の取調べを受けたが、容疑は否認した。その後12月に二回目そして2010313日に地検特捜部より三度目の事情聴取を受けている。

 

二番目は金沢敬氏(41)である。

ここに来て東京地検特捜部の隠し球的存在として登場して来た感のある人物である。同氏はその小沢氏の元秘書であった石川知裕民主党衆院議員の元秘書であった。小沢氏から見れば孫秘書?の位置付けであったことになる。後述する今回の同氏の爆弾発言も、このような人的関係から、資料隠蔽等の小沢氏からの指示が直接、金沢氏に行われたのではなく、石川氏を通じた間接的な指示であることに、今後、その告白の信憑性の弱さが指摘される懸念が存在する。

 

 三番目が200933日に逮捕、24日に起訴された小沢事務所の元公設第一秘書の大久保隆規容疑者(48)である。

逮捕容疑は西松建設からの企業献金を隠すため、ダミー団体を通して受け取っていたとされる政治資金規正法違反の罪である。その初公判が昨年の1218日、東京地裁(登石郁朗裁判長)で始まった。同氏の経歴は1991年から99年まで釜石市の市議会議員をやり、その後市長選に立候補するものの落選。その直後、小沢氏の秘書となった。当初は私設秘書の地位にあったものの、次第に小沢氏の信任を得て、公設第一秘書として同議員の資金管理団体である陸山会の要となる会計責任者を任されるまでになった。

 

 さて、本日、金沢敬氏は自民党本部において同党からの意見聴取に応じた。その場で同氏は「昨年特捜部が陸山会の事務所を家宅捜索する際、石川氏に頼まれ証拠資料を隠すのを手伝った」と述べた。そして大久保公設第一秘書が逮捕された昨年の33日に石川氏から任地の札幌で電話を受け、東京の陸山会事務所へ急きょ赴き、証拠隠蔽工作を手伝ったと証言した。

 その際、石川氏の「隠せるものは隠したが、自分の衆院議員会館事務所も捜索が入るかもしれない」との指示で、翌4日に同氏事務所にあった鹿島や西松建設などゼネコン関係の名刺や資料を黒いナイロン製のボストンバッグに詰め込み、バッグは一度松木謙公民主党衆院議員の事務所に預けた
などと非常に具体的な説明を行った。  

 

 

そして、「今、私がこういうふうにすべてのことを公にしているのは、このようないきさつ(石川氏との確執)があったのもそうだが、『やはり』みたいな人間が議員バッジを付けてやっていることに非常に違和感を覚える。一つは金にだらしない。もうひとつは女にだらしない。こんな人間がやはり国民の税金で議員バッジを付けているというのは非常に違和感を覚えるということで、私は事実を話をしているという状況だ」と、永田町の暗部を示唆するような怒りの言葉も発している。同時に、18日召集の通常国会で参考人に呼ばれれば出席する考えを表明した。


今回の金沢敬氏の意見陳述は、これまでの永田町の世界では極めて異例であり、あまりの直截な告白に自民党議員もある種の戸惑いを覚えたようで、その陳述が個人的な恨みなどで事実を超えた部分があるのではとの懸念も隠しきれないでいる。

 

 だが、わたしはその話に、一部に感情が入り込んだ誇張や事実誤認がある可能性は否定できないものの、その供述があまりに具体的で詳細であり、日時の特定なども報道で知る限りは整合性が取られているように思われ、その信憑性は大きいと考える。

 

 そして、今日の発言が当然、東京地検でも供述された内容であることを考えると、これはとんでもない疑獄に発展することは確かである。そして、そのことは経世会を軸として築き上げられてきた日本の政治資金の吸収構造が、根っこから掘り起こされ、明るみに曝される大きな一歩につながる予感が膨らんできているのだと言えるのである。

 

 加えて、そうした戦後政治の暗部にかかわる部分であることから、金沢氏が早めに特捜に身柄の安全を求め、自民党本部で記者を入れた公開意見陳述を行ったことは賢明であったと言える。さらにこれから日本の政治構造の暗部を解明するということへ、この問題が発展してゆくことを考慮すると、小沢一郎議員ひとりに止まらず、民主党、自民党、さらにはその他の政党にも多かれ少なかれその火の粉が降りかかることも十分予想される。

 

 であるからこそ、国民は今後、この問題の行方については小沢氏一人ではなく、与党民主党にフォーカスするでもなく、長年、甘い蜜を吸ってきた自民党にも、監視の目を十二分に光らせておく必要がある。政権交代がとんでもない政治革新を惹起するのかも知れない。その思いは、いま私の中で、小さな期待から大きな確信へと確実に変わろうとしている。

小沢一郎にモノ申す!!=東京地検特捜部、陸山会等への一斉強制捜査

小沢政治献金疑惑、特捜の隠し球、金沢敬氏が詳細暴露

12日の小沢一郎民主党幹事長の記者会見は、小沢議員の会見態度もさることながら、メディアの連中の不甲斐なさも、同様に腹が立った。

しかし、小沢幹事長の「捜査中につき何も今の段階で言えない」と何も言わないと言うために、前もって記者からの献金疑惑に対する一括質問を徴する行為には、正直、驚いた。土地購入資金の疑惑に関する説明を求めることが主たる目的の会見である。以前から一貫して、自らは法を犯す行為はしていないと言ってきた御仁の会見である。言語道断にもほどがある。国民を馬鹿にするにもほどがあるというものだ。

そして13日の名古屋での小沢一郎議員のコメントがまた冴え過ぎている。

「国民も理解してくれる」だって?

あんなふざけた記者会見を開いておいて、国民が理解してくれると、本当に思っているのだとしたら、小沢一郎という男は、とてつもない大バカ者と言うしかない。また、国民なんか本当のところ眼中にないと、思っているのであれば、それこそガリガリの権力亡者であるし、恐ろしく勘違いした独裁者である。

どちらにせよ、12日の会見と13日の小沢民主党幹事長の発言が、国民、メディアそして検察庁を本気で怒らせたことは確かである。

そして、このことによって、民主党が自浄作用を働かせる動きをとらない場合は、国民を敵に回すことになることを、民主党議員はよく知らねばならぬ。

東京地検特捜部による、陸山会、鹿島建設本社、石川知裕衆議院議員事務所等への一斉強制捜査が13日夕方に始まった。法の下に平等な国家であることを、トコトン、小沢一郎という傲慢な男に知らしめて欲しいと強く思うし、真相解明を徹底して行ってもらいたいと心から願う。

讃岐の餡餅雑煮

2010年正月
        明けましておめでとうございます!!

寅年
                 寅年です

2010年の年が明けました。先日、七草粥をアップしておいて何ですが、我が家の正月恒例のお雑煮を紹介いたします。

何せ、最初は誰しも「え〜っ!」と、声を張り上げ、恐る恐るお椀に箸をつける代物ですが、そのあと決まって「おいしい!!」と、評判のお雑煮なのです。

家内の実家のある四国は讃岐の正月名物、「讃岐白味噌仕立ての餡もち入りのお雑煮」です。この文字を見ただけで、のけぞる人も多いと思いますが、私もかつてのけぞるどころか、ひっくり返ってしまった人間のひとりです。

我が家では元旦は通常の関東風のおすましで鶏肉の入った、そして普通のお餅が入ったお雑煮をいただきます。

元旦の御雑煮
             元旦の関東風のお雑煮です

問題は二日目、そう、箱根駅伝の号砲とともに登場するのが、餡もち入りのお雑煮なのです。
白みそ仕立て
  讃岐白味噌仕立てのお雑煮です。この中に餡もちが入っています

餡餅が中に
  こんがりキツネ色のが丸餅で、その中に餡が見えています・・・。


しかし、この風変わりなお雑煮を一度、食した人は必ず、毎年、こちらのお雑煮を所望します。ただし、原則、正月の二日目以降ですが・・・。たまに掟破りで、元旦にこっそり家内に頼んで、造ってもらっているご仁もおりますが・・・。

餡もちは年末の28日にもちっ子で造っています。私は食べるの専門ですが、家内と娘で頑張って造っています。

皆様もこの風変わりな餡もち入りのお雑煮を機会があったら試してみてください。その絶妙な味のバランスに必ずハマってしまうこと、請け合いです。

山岡国対委員長、政治と金の問題、国会議論は不要

山岡賢次国会対策委員長は9日、鳥取市内で行われた講演のなかで、政治活動をめぐるカネの問題で自民党が小沢幹事長や鳩山首相の母親らを参考人招致しようとする動きに対し、「一切応じないつもりだ。政治とカネの問題をいくら議論しても、国民生活は一向によくならない。先に国民生活を救済すべきだ」と、発言した。

  

 現下の情勢で景気対策が焦眉の急であることは、わたしにも異論はない。

 

しかし、与党No1とNo2が政治献金疑惑にまみれている真っ只中で、政治とカネの問題を国会で議論する必要がないと言い切る、この厚顔無恥ぶりには開いた口が塞がらない。

 

あれだけ野党のときには自民党の政治管理団体による事務所経費の架空計上疑惑に対し、やるべき法案審議も拒否し、証人喚問、参考人招致と騒いでいた民主党ではなかったか。そして山岡衆議院議員はいま与党の国会対策委員長として、国会の健全で透明性ある運営を進める責任者の地位にあるのではないのか。そうした立場にある人間の発言である。看過するわけにはいかないのである。

 

民主党政策集INDEX2009の項目「政治改革」のなかで「政治資金の透明化」について以下のように、はっきりと謳っている。

 

「政治に対する国民の信頼を回復するため、政治資金の実態をガラス張りにして国民の監視のもとにおきます」と。

 

「国民の監視のもと」とは、国会でトコトン議論し、政治とカネの疑惑があれば、国民の前で堂々と明らかにして見せることを云うのではないのか。

 

山岡賢次議員も過去において、政治とカネの問題で胡散臭い話が幾つか取り沙汰されている人物である。そんな人物が今回のような発言をすれば、「国民を馬鹿にし、甘く見るんじゃね〜ぜ」と、馴れない啖呵を切っても見たくなる。


 そして、序でに、「子ども手当だけやっちまえば、マニフェストを守ったことになるなどと、ゆめゆめ思うんじゃね〜ぜ!!!」ってな。

七草粥5

セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ、・・・スズナ・・・スズシロ!!、やっと言えた・・・。

 

昨日は七草粥であった。忘年会、大晦日、正月と健康のうえからはこの年末年始という季節は、とんでもなく不健康な生活を強いられる?期間である。

 

その不摂生な生活で傷んだ胃袋に冬季の野菜不足の解消をも狙った、この七草粥という習慣は、まことに古人の智恵と言うしかない。たった一合の米をお粥にすると、三人ではとても食べ切れないほどの量に膨れ上がる。

 

そして見た目のボリューム感に加え、食後の実際の満腹感も満更でもない。しかも胃に優しいため、正月のおせち料理で止めを刺された感のあるメタボ腹も、正直ホッとしたのではないかと自分の胃袋のことながら、「ご同慶の至り」と、労いの声を掛けてあげた。


土鍋の七草粥
一合の米で茶碗三膳分装ったあとで、この量です
 


 今年の七草粥はいつもと異なり、色が茶色くなっていた。不審に思い家内に訊くと、ベースが茶粥で、それに七草を加えたのだそうで、うちでは本邦初公開とのこと。奈良興福寺の「塔の茶屋」の煎茶の茶粥ということで、平城遷都1300年を記念する年の初めに相応しい七草粥であると、奇妙に納得し、ありがたく戴いたものである。

七草粥一膳
一膳の七草粥


 お味の方はというと、これから巡航速度の生活にもどす契機となる、少々風変わりだが、あっさりとして気持ちが温かくなる七草粥であった。

 これから一年間、健康で過ごせますようにと心から祈りながら、晩酌もせず!!、精進一筋、七草粥に舌鼓を打った初春の夕餉であった。


 
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